11泊12日のヴィパッサナー瞑想合宿では、いろんな事件があったなぁ・・・と懐かしく思い出す櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
まずは「毎日の生活環境」を書いておりますが、「ヴィパッサナー瞑想」そのものについても、同時並行で書いております・・・が、深淵過ぎていつ完成するかわかりません。
今朝もしっかり一時間、瞑想してスッキリです。
#写真は最終日に、コースマネージャーの許可を得て撮影しました。
「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法のひとつです。この瞑想法は、2500年以上前に、インドで、すべての人に共通する病を癒す普遍的な治療法、「生きる技」として指導されました。ヴィパッサナーは10日間の合宿コースで指導されます。オフィシャルサイト:ヴィパッサナー瞑想
・新しい生徒:初参加
・古い生徒:2回目以降
なお、合宿中10日目の朝までは一切の会話・コミュニケーション(ジェスチャー含む)が禁止されています。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース事件簿!
ベッド転落事件〜本当にごめんなさいーっ〜
櫻田は寝相が相当悪いので、ベッドは苦手、日頃床に布団敷いて寝ていますが、宿舎はベッド・・・イヤな予感。
それは2日目の夜のことでした。
夜中にちょっと目を覚ました時に「あれ?ここはどこ?」みたいな状態になって、辺りを見回したら・・・・ベッドから落ちました。
半起き状態だったのでしっかり受け身を取れたのでよかったのですが、夜中2時とか3時だったと思います、隣のベッドに思いっきり手をついてしまった!
しかし、もちろん喋っちゃいけないし(挨拶や謝ったりとかも一切ダメ、ジェスチャーすら禁止)、起こしちゃったどうかも分からないし・・・ごめんなさいぃ・・・。
隣のベッドの方に手を合わせて深々と謝罪し、再び寝ました。
10日目の午前中におしゃべり解禁となり、その時にまず謝りましたが、「気づかなかった!そんなことがあったの?大丈夫だった?」と、お優しい対応をして頂きました。
他の方も騒音で起こしちゃったかもしれません、ほんとごめんなさい!
一番辛かった事件:シャワー室に巨大**出現!
シャワー室やトイレが、わりとワイルドな掘っ建て小屋なんですよ。
#写真はトイレ側ですが
シャワー室はもちろん、網戸とか貼ってあるんですけど、やっぱり隙間から「いきもの万歳」
3日目だったかな・・・壁に直径5cmくらいの、ちょっと人生に疲れた感じのクモがいて、それだけでももう泣き出しそうだったんですが、あまり動かないし、ビクビク監視しながらシャワーを浴びていました。
そしたら、直径10cmくらいの、わりと人生エンジョイしてる感じのクモが登場したんですよ、もう、いきなり目の前の壁にっ!!!そして、動く動く!
ギャーーーーーーーー(と、心の中で泣き叫ぶ)
もう、怖くて怖くて怖くて、体に泡とか残ってたしビショビショだったけど、とにかくここから一刻も早く出ないともう人生終わりだ!
と、パンツもはかず、ブラもつけず、ズボンとTシャツだけ着て、顔面蒼白、半泣き、悲痛な表情で、命からがらシャワー室を出ました。
ちょうどシャワー室前の椅子に座ってる人(↓写真一番奥)がいて・・・この人大丈夫?みたいな顔で心配というか、びっくりさせてしまいました。
いや、まったく大丈夫じゃありません!
でも、絶対喋っちゃいけない!
ツライ!
★
この後数時間「クモが怖いので下山します」って、コースマネージャーに言おうか本気で悩みました、瞑想時間中も←コラ
もし次の日も巨大なクモがいたら、頭は流しで洗わせてもらうよう交渉して、ウォシュレットもあるし、体は濡れタオルで拭いて乗り切ればいい・・・そう考えたら少しラクになって、5cmクラスのクモは何度かお目にかかりましたが、どうにか最終日まで乗り切ることができました。
トイレに入ったら・・・!?!?
ある日から、こんな張り紙が、トイレとシャワー室に貼られるようになりました。
「小動物」ってなんだろう・・・でも、誰にも聞けない。
いやほんと、森に囲まれているので、いろんな「小動物」がいて、危険らしいんです。
ムカデは何度か見たり、上から降って来たりしました。
で、おしゃべり解禁日に盛り上がっていたんですが、なんと、夜トイレに入ったらヘビがいたそう!
#ヘビのつもり
こういう時、話せないのが本当につらい・・・。
コースマネージャーに報告したそうですが、その場で周りに言えないのは本当につらい・・・。
ちなみに、トイレでも手のひらサイズの巨大クモがいたり、頭すれすれでクモの巣が張ってたりしました。
宿舎にGが!
寝る前に、Gが、GOKIが宿舎の中に入ってしまい、エアコンの裏に入って出てこなくなってしまったことがありました。
いや、宿舎は本当に綺麗なんですけど、なにせ大自然のど真ん中にあって、夜は明るいので、いろいろな生き物がどうしても入ってきてしまう。
エアコン直下にベッドがある子が必死で捕獲を試みるも、なかなか捕獲できない。
喋れないながらも状況を把握し、近隣勇者数名が、無言で、必死で追い出し、捕獲を試みます。
虫が苦手&遠かった櫻田は、手に汗握って見守るだけでしたが・・。
で、コースマネージャーが様子を見に来て一言、
「大丈夫、それは噛まないから。」
えーーー!?と思ったけれども、本当のサバイバル生活、何が大切ってそこですよね。
なんて冷静なこと、Gが潜伏していたエアコンから遠いベッドにいたからこそ、思えたんですけどね。
最後はしっかり捕獲され、ささやかな拍手が起き、皆安心して眠りにつきましたとさ。
おしゃべり解禁と同時に、捕獲した方、皆さんから感謝されてました(笑)
★
主に「虫」にまつわる事件が多かったですが・・・虫が相当苦手な櫻田でもどうにか乗り切れましたから、苦手なあなたもどうにかなるとは思います!←なんかフォローになってない
次回は1日の流れを詳しくレポートしますね。