ここ数年、心の健康が一大テーマでしたが、心も含む「からだ」全体としての健康に取り組もうとしております櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
お休みしたいけど休めない!
そんな忙しい女性のための、「気力・体力がアップする習慣」を教えます!
という「女性専門の疲労外来ドクター」!の著書を読んでみました。
疲れない大百科
神経伝達物質と自律神経
可愛い表紙につられて、パラっとめくった前書きに、
・「セロトニン」を増やして、脱・疲労体質!
・自律神経を整えれば、心も体もラクになる
と書いてあり、ちょうと最近、櫻田の心身の健康は、神経伝達物質(セロトニンやドーパミン)と、自律神経にアプローチすることが必要ではないのか?と思っていて。
帯にありがちな「チェック項目」ですが、いかがですか?
まあ、年齢を重ねた現代人なら、どれか一つくらい当てはまるがなw
見開き1テーマ、難しいこと抜きで読みやすい!
難しいこと抜き!
なので、ふわっとした表現が多く、説明不足感はあるのも事実。
何しろ、見開き1テーマで、ページ数の半分はこれ↓で、
↑ちなみにこれ、実践するリスト入りしてます。読ませるのが上手な先生です。
もう1ページで解説するといった感じ。
情報量としては、本の厚みの半分くらいに考えておいた方が良いかも。
でも、何か一つでも悪い習慣を改め、良い習慣を続けることができれば、それだけで買った甲斐があるというもの。
難しい本を読んでさらに疲れてしまっては、本末転倒(笑)
分かりやすく納得でき、気軽に、抵抗感なく、すぐに実践できるものばかりです!
5つの分野・70個の習慣
5つの分野に渡る、70個の「気力・体力がアップする習慣」が書いてあります。
1、疲れない眠り方
2、疲れない食べ方
3、疲れない生活習慣
4、疲れない働き方
5、疲れない生活習慣
#合間に、ストレスチェックとか、マッサージ法、食事法などのコラムがあるのも楽しいです。
その中で、櫻田がすっごい納得した、3つの習慣をご紹介してみます。
1.家全体を同じ室温にする
一番、一番キタのはこれ!
居間と寝室で室温差があると、自律神経に負担がかかるため、すべての部屋を同じ室温にしておくのが理想的。
確かにっ!
それ、気づいてなかったけど、すっごい確かに!
室温が急激に変われば、自律神経は慌てふためいて調整しなければならない。
他に頑張って欲しいことは沢山あるのに、こんなくだらないことで、自律神経を疲弊させてたまるか!
って思いました(笑)
自律神経が上手く働かないことは、あらゆる不調を招きますので。
2.疲れたら、今すぐ口角を上げる!
これ!効きます!
口角を上げて笑顔を作ると、脳が「楽しい」と勘違いして癒しホルモンのセロトニンや多幸感をもたらすエンドルフィンが分泌されます。
本当にツラい時に実行するのは難しいかもしれないけれど、試してみる価値はあるし、その「口角を上げてみようか」と、少しでも考えることが、不安や苦しみに囚われた自分を、俯瞰することにつながると思います。
ちなみに「チョコレート2000個分で得られる幸福感に匹敵する」そうですよ。
3、良い姿勢と腹式呼吸を保つ
内臓や神経系に負担のない態勢を保つことって、心身の健康にとても大切だなと実感。
姿勢をよくして抗重力筋を刺激することで、脳内にたくさんのセロトニンが分泌され、ストレスを感じにくい状態を作ることができるのです。
ポジティブな人って、良い姿勢の人が多くない?
ネガティブな人って、猫背でうつ向きがちですよね・・・
気分が落ち込んで猫背になるってのもあるけれど、「猫背が落ち込んだ気分を招きやすい」というのもまた事実なんだな、と。
さらに、最近非常に意識しているのが、腹式呼吸。
腹式呼吸でゆっくり深く呼吸をすると、自律神経が密集している横隔膜が刺激され、副交感神経が優位になる。
ストレスを少しでも感じた時、どこで呼吸していますか? 一日確認する日をつくってみると面白いですよ。
焦ってる時、イライラする時、何かが許せない時・・・だいたい胸で呼吸(交感神経が優位になる)していて、身体の重心が上の方に、浮ついた感じになっていました。
それをふっと、おへそ辺りに重心を落として腹式呼吸すると、ほんと、切羽詰まった気分が解放されて行きます。
考え方や認識を変える、とかではなく、身体の仕組みに直接働きかけることなので、効く!って思います。
最後に
もうこれ、ごもっともだよね・・・特に年齢を重ねてくると。
無理してがんばりすぎると、免疫力が落ちて行く!
でも、疲れていても、無理してがんばるしかない・・・ならせめて、「気力・体力がアップする習慣」を増やして、少しでも心身をラクにしませんか~♪
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