相変わらず保険で悩み続けている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
「終身医療保険+先進医療特約」を目指した櫻田の、ここ数日の研究の結果を。
あ、超読みやすい分かりやすい「保険なんていらん!」記事を発見しました。
サバイブ:保険を見直すより、解約しよう!今すぐ生命保険をやめたくなる3つの理由
全労済やコープ共済には櫻田が望む保険がない
入院の日数上限が180日の全労済、共済系を狙っていたのですが・・・
・先進医療特約+終身医療保険にすると、先進特約が100万円(普通2,000万円)までな上に余計なものがたくさんついて割高(月額5,000円〜)
・シンプルな終身医療はBPR値も高くお得だけど、先進医療特約がつけられない。
全労済(こくみん共済) の 一生涯続く医療保障:終身医療5000
・先進医療がしっかりついたものは、終身がない・・医療安心タイプ
コープ共済なども当たってみましたが、断念。
一般の医療保険だけを比べることになりました。
4社の終身医療保険+先進医療特約比較
2018年12月時点の、43歳女性の簡易的な試算、さらに、コピペミスとか勘違いとかありそうなので、自分の検討用です、参考まで。
アフラック | オリックス | アクサ | ひまわり | ||
EVER:60日 | EVER:120日 | 終身医療 | 終身医療 | 新健康守り | |
月額 | 1,994 | 2,105 | 2,166 | 1,890 | 1,852 |
88歳45年 | 1,076,760 | 1,136,700 | 1,169,640 | 1,020,600 | 1,000,080 |
60歳払終 | 1,082,016 | 1,240,116 | 983,484 | 947,172 | 909,432 |
入院1日 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 |
入院日数 | 60日 | 120日 | 60日 (120日) | 60日 | 60日 |
180日ルール | 厳しい | 厳しい | 普通 | 普通 | 普通 |
手術 | 2.5〜20万 | 2.5〜20万 | 2.5万〜10万 | 2.5万〜5万 | 5〜40万 |
先進医療 | 2千万 | 2千万 | 2千万 | 2千万 | 2千万 |
更新/値上 | 10年/あり | 10年/あり | 値上げなし | 値上げなし | 値上げなし |
白内障 | OK | OK | OK | 2年以内NG | OK |
BPR | 28% | 53% | 26% | 29% | 30% |
・アクサは先進医療特約は値上げありと書いてあるサイトもありましたが、直接問い合わせたところ値上げなしとのことでした。
ということで、前回の「終身医療保険+先進医療特約の4つの比較基準を整理した」に従って、比較してみます。
1)BPR=保険のコスパを比較する
BPR「入院給付最大」/「総支払保険料」×100
参考:NIKKEI STYLE100年人生の医療保険 180日ルールとコスパを確認
MAXまで入院した時、払った金額のうちいくら取り戻せるの?って指標です。
総支払い保険料は「88歳までの払込総額」としました。
(厚生労働省の平成29年簡易生命表の概況で、43歳女性の余命から割り出し)
・アフラックの120日タイプのコスパが高いのは、入院日数が長いから
・オリックスのコスパが低いのは、「七大生活習慣病による入院は、1入院の支払限度日数が拡大。さらに、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による入院は、支払日数無制限!」だけれど、とりあえずデフォの60日で計算しているからです。
結論:入院日数60日なら、保険料が安い「ひまわり」だな。
2)入院限度日数は120日以上基準
今は短期入院60日プランが主流、ネットではカスタマイズに限界ありかも。
各社、ネットでオーダーできるものと、対面じゃないと販売できない、カスタマイズできないものと、戦略的に使い分けているようです。
そりゃそうですよね、保険の手数料で食べている方がゴマンといるのだから。。。
入院120日の設定にすると、他のいらない特約がついてきてしまったり、180日なんて共済以外でそもそも見かけなかったり・・・。
やっぱり保険って、ほんっと難しくややこしくすることが大切なんだろうな、売る側としては、と思いました・・・。
結論:うーん・・・(汗) 短期の入院なんて、そんな「家計を揺るがすような」支出じゃないんだしな・・・医療保険自体になんだか・・。
3)180日ルールの厳格度を確認する
知っててよかったこのこと!
アフラックのEVERは「同一の病気」じゃなくても、180日ルールが適用されてしまう「なるべく保険料を支払わないようこっそりルールを厳格にしている商品」でした。
やっぱりCM代が嵩むので、工夫しているのでしょうか?
それ以外は問題なしでした。
結論:アフラックEVERはなし
4)先進医療特約を確認
先進医療特約、そんなに大切?って思うようになってしまった・・・この制度に対する商品は、過渡期なのかもしれません。
アクサダイレクトは、つい先日2018年12月1日から、白内障の適用は「保険に入ってから2年間はダメ」ってことになりました。
後述の先進医療特化型の商品も白内障を対象外にしており、今後改変(改悪?)が進みそうです。
保険は入った時の規約が適用されるので、改変される前に入っておけば大丈夫。
先進医療系商品はこれから激変して、今入っておけばすごくおトクになるかもしれないし、一方、10年後には全く不要な特約になるかもしれないし、先がかなり不透明だと感じました。
「先進医療」という制度そのものが形骸化する可能性だってゼロではないのでは?
終身医療特約なら100円前後の特約だからどうでもいいっちゃいいけど、これがあるかないかで保険を選ぶのは、合理的なのか非常に疑問になって来ました。
医療保険に入るのならついでに付加していいと思いますが、わざわざ先進医療特約目当てで入ったり、乗り換えるのは慎重に検討すべきです。
The Goal:保険会社が教えたくない医療保険の選び方まとめ!社員が激白
結論:うーん・・・
先進医療に特化した保険商品もある!
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険(ひどい名前だな・・)の「リンククロス コインズ」という商品は、先進医療と、臓器移植に特化した、単品で買える商品です。
ひまわり | ||
コインズ | 新健康守り | |
月額 | 500 | 1,852 |
88歳45年 | 270,000 | 1,000,080 |
60歳払終 | – | 909,432 |
入院1日 | – | 5,000 |
入院日数 | – | 60日 |
180日ルール | – | 普通 |
手術 | – | 5〜40万 |
先進医療 | 2千万 | 2千万 |
更新/値上 | 1年値上あり | 値上げなし |
白内障 | NG | OK |
さらに、臓器移植も含まれている、正に、
「頻度は高くないが、いざ発生した時に家計を揺るがす経済損失」から家計を守るための商品 銀行・保険会社では教えてくれない 一生役立つお金の知識 塚原哲〜
だと思います。
なんかもう、これ一つでいいんじゃない?一年更新だから(その分値上がりのリスクがあるけど)、見直しも気軽にできるし。
という気もしてきました・・・というのも、調べるうちに、医療保険、特に終身医療保険に疑問を感じ初めてしまったからです。
基本に立ち返って結論を出せば・・・
自分でこう結論して「終身医療保険+先進医療特約」を決めたんだよね。
・収入も蓄えも減り、頼る子供もおらず、長期の入院が発生しやすい後期高齢(75歳)期をカバーできる終身医療保険は持っておきたい
・ものすごく可能性は低いけど、家計を揺るがす「先進医療」特約を付けたい
終身医療保険+先進医療特約の4つの比較基準を整理した
そう考えたら、コスパの良い、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の「新・健康のお守り」でいいではないか!
医療保険は必ず←とも言えないが・・陳腐化する
沢山のサイトを読んで心に残ったことは、医療保険は陳腐化する日が来るから、見直し必須ということ。
インフレになれば、日額5,000円の価値が下がるという指摘もさることながら、先進医療特約のことを考えても、10年後は医療保険はかなり変化していて、最適な商品も変わってくるだろう。
終身医療も「60歳までに払い終える」タイプでなければ、貯蓄型でもないし解約すればいいのだけれど、定期型より終身型の方が、高齢者の医療費を負担するため割高なのだ、特に若いうちは。
だから、定期でいいんじゃないの?保険料も下がるよ?
だけど、60歳、70歳、歳を取れば取るほど、入れない保険も増えて来るし、いつ病気になってどの保険にも入れなくなるという日が来ないとも限らないし・・・
と、また、悩み始める・・・を繰り返しています。
ほんと、買い物ができない女です。
参考:医療保険の教科書「【医療保障】定期型と終身型との違いを徹底比較。あなたに合っているのはどっち? 」
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次回は(まだ続くんかいっ!)ひまわりって会社として大丈夫なの?とか・・・・そして結論を出したいと本人は思っています。