年金受取額の少なさに改めて驚愕している櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
いや、櫻田は転職が激しいし、プー太郎みたいな期間がちょいちょいあるし、厚生年金短いし、低いんですよ・・・ごめんねバッハ君。その代わり80歳まで働くわっ。
まずはねんきん定期便で受取金額を確認!
とりあえず受け取れば見ていたけど、そこに掲載されている数字が何を意味するか全然理解していませんでした。
国民年金と厚生年金を、その時々の就労形態に合わせて納めているので、特に確認することもないし、受取金額って言われても、なんかピンと来ないし。
しかし、塚崎先生の著書を読んで、これはきちんと把握しねば!と、この2つを実行してみました。
老後破産しないためのお金の教科書★長生き&インフレリスクを学ぶ
の、最後に設定したアクションアイテムの一つめ。
・夫婦の「ねんきん定期便」で想定受取額を確認。曖昧なので。
(夫婦合計22万円あれば、まずは安心らしい)
結果は秘密ですが、2人で老後のお金を考えようという時間を持てたことが、何しろ良かったです。
ということで、今回はこちら、二つめについて、レポしてみたいと思います。
・年金受取時期を先送りした時の受取金額の増加を「ねんきんネット」で確認して実感してみる。
ねんきんネットに登録すると受取額のシュミレーションができる!
ねんきんネットの登録方法等については、サイトやねんきん定期便に掲載されています。
郵送がからむので、少し時間がかかりますが。
保険を支払い続けることによる控除もあるだろうし、夫との関係、仕事による収入の多寡、社会情勢の変化、その他諸々、いろーーーんな要素があると思うので、シュミレーションに過ぎないのですが、まずはこんな3つの設定で。
1)60歳まで支払い、65歳から受け取る。
何もしなければ、1975年生まれの櫻田の世代はこのパターン。
2)受取を70歳まで繰り上げる。
塚崎先生のご提案の通り、年金の受取を65歳ではなくて70歳からにしてみる。
3)65歳まで年金を納めた上で、受取を70歳まで繰り上げる。
現在よりチョイ増しで切りの良い、16,500円×12ヶ月×5年で、TTL約100万円プラスで支払ったと考える。参考:日本年金機構:国民年金保険料の変遷 支払いもっと高くなると思うけど。
年金ネットの「詳細な条件で試算」でいろいろ設定できます。
#そして、あくまでシュミレーションだから!って何度も言われます。
出て来た結果を1)のパターンの時にもらえる年金額を「1」として、その何割増しになるのかを表にしました。
#あくまで櫻田の場合で、皆さまとは違うのでっ!
80歳まで | 90歳まで | 95歳まで | |
1)60歳支払、65歳受取 | 1 | 1 | 1 |
2)60歳支払、70歳受取 | ちょい減 | 1.5割増 | 2割増 |
3)65歳支払、70歳受取(支払100万増) | ちょい増 | 2.5割増 | 3割増し |
シュミレーションして思ったこと
・人生80年と考えると、1)普通に支払って普通に受け取るのがいい。
・人生90年と考えると、追加納付100万円を考えても、3)がベスト。
生涯もらえる年金の単位は、何千万単位なので、1割増しでもかなり増しだし、3割増しとかだと、95歳まで受取という試算なので、その差は1千万とかいうレベルになって来ます。
もちろん、これから受け取れる年金の金額はマクロ経済スライドで減るのは避けられないのだろうと思っています。
それに、塚崎先生の「情報を発信する人の意図やメリット」を考えると、年金機構としては、受取を遅らせてより多く積み立て、そして早めに・・・と言う人が増えると最高だと思うので、とりあえず2)や3)のパターンを多目に見積もるようにしてそそのかしている、なんてこともあるのかしらん。
そもそも70歳受取がデフォになるかもしれませんが・・。
なので、そのまま信じることはせず、まずは目安として。
「長生きリスク」は強く意識して行きたい・・そして長く働こう
櫻田は子供がいないので、長生きした場合のリスクを非常に気にしています。親戚に迷惑をかけたくない・・・例え早く死んで損をすることになっても、長生きした時のリスクに備えるべきだと思っています。
だから、なるべく長く働いて、60歳以降も年金を払い、受取額を増やしたいと思っています。
塚崎先生の「なるべく長く働いて、なるべく受取を遅らせる。」という老後破産しないポイントが、少し分かって来たような気がするし、そのように努力したいと思います。
不安になるのって、良く分からないから、なんですよねぇ。まぁ、まだ全然良く分からないんですが、年金シュミレーション、考えたり勉強するきっかけとしてもオススメです。
後は、苦手意識の強い「インフレリスク」だな・・・投資とかやってる方、本当に尊敬します・・・。
いろいろと勉強したり、自分で実際に試算してみた後は、最終的にファイナンシャルプランナーの方に、認識ミスや思わぬ落とし穴がないかどうか、一度みて頂こうと思っています。
保険勧誘を生業としていない系の、その分コンサルタント料の高いFPの方を探して・・・って、それが大変そう。