はじめての確定拠出年金投資by大江英樹★分かりやす過ぎる

スポンサーリンク
記事には広告が含まれています

最近お金のことばっかり考えている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

さて、ウワサの個人型確定拠出年金について勉強しようと思った時に、まずは検索したのが大江先生の本。

「経済とおかねの超基本1年生」大江英樹★うまい話はない、だから損をしない知識を身につけよう。

〜経済やおかねのことが、分かる!読める!難しくないのに、基本も押さえられてちゃんと役に立つ〜

と、非常に印象が良かったので。そして、あったあった!

さらに大江先生、2001年にスタートしたこの制度の専門家。2003年から8年間大手証券グループの確定拠出年金部長、2015年からは企業年金連合会の「確定拠出年金継続今日行く実践ハンドブック検討会」座長を勤めるという、確定拠出年金の超スーパー専門家!

この制度を知らない沢山の人に説明し、対応して来られただけあって、解説が超クリア!我々が何につまずいて理解できないのか、さらには本心「ぶっちゃけ何買えばいいのかだけ教えて。」まで先回りしてフォローしてくれています。

大江先生が水を得た魚のようにイキイキと解説されている、そんな感じがしました。

確定拠出年金には企業型もあるのですが、この本や櫻田が関係するのも個人型です。

で、個人型確定拠出年金って何よ?

「個人で積み立てて運用する年金」です。具体的には、自分で選んだ投資信託等の金融商品を毎月一定金額分積み立てて行きます。

一発で分かる:個人型確定拠出年金「iDeCo」って?(iDeCoナビ)

法改正で主婦や年金のあるサラリーマンも利用できるようになり、俄然注目を浴びています。

「国も企業も老後の面倒みられないから、自分で積立てて運用してよ、その代わり税金優遇するからさ」っていう制度と理解しています。

何せその税優遇がスゴ過ぎます。課税所得400万のサラリーマンで年84,000円の節税になる試算って、ヤバ過ぎません?

先ほどもリンクしたiDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)では 税控除額の試算ができるし、このサイトの利用法もちょっとこの本に書いてありますよ。

でも、何がイヤって「投資先を自分で選ばなきゃイケナイ」こと・・・だって良く分かんないんだもん・・・。


櫻田さん、メモしながら必死に読んでます。

さて本書の内容はこんな流れ

・確定拠出年金の説明「メリット・デメリット」
・老後のお金の考え方(公的年金・企業年金・自分年金)
・どうやって始めるのか(加入出来る人や上限金額・申込ガイド)
・どうやって選ぶのか(投資先は自分で選ぶ、選び方超リアルガイド)←一番スゴイ
・その後「運用」って何をするの?←二番スゴイ
・どうやって受け取るのか(一括か年金スタイルは何が違うのか)

どうやって選ぶのか?についてよくある本では、

・スポンサー企業の商品をプッシュする系
・読んで満足したものの、具体的なヒントがなく実際どう選んだらいいか分からない系

が多いと思うのですが、これはかなり具体的なところに切り込んで提案してくれています。一部企業名も出していましたし。実際、加入!となったとき、本当に役立つ情報だと思いました。詳しくは・・・ネタバレになっちゃうので読んで下さい!

また、櫻田が一番今ハードルを感じている「運用」って良く分からないし面倒くさそう・・・というところが、かなり具体的に説明されていて「投資」に対するハードルが一段下がりました。

櫻田の感想とメモ

税金おトク3兄弟
・運用益が非課税!(NISAっぽい)
・課税所得から全額控除!(上限あり、個人年金保険っぽい)
・受け取る時も控除あり!

・確定拠出年金は「年金」ってあるけど、投資の色が濃い。(本のタイトル通り)
・他の金融商品と比べて信託報酬が安いものが多い。(だから銀行が宣伝しないので目立たないらしい)

・確定拠出年金内だけでなく、自分の資産全体として、分散投資しましょう。
・その場合、確定拠出年金枠にはハイリスクハイリターンのものがオススメ。

実は、二人で初めて銀行にお金の相談に行った時「個人年金保険」をすすめられたのだけれど、そのまま入らなくて良かったと思いました。(本を読めばその理由も分かります)

知らないって本当に怖い・・・。

夫婦で銀行に相談に行って来た

いやでも今回勉強して、バッハ君と櫻田にとって「確定拠出年金」は正解ではないかもしれないとも思いました。とりあえずあと1,2冊本を読んで勉強しつつ、競合金融商品と比較して、何を選択すべきか考えたいと思います。

だんだん、少しずつ、お金のことが分かって来た気がします。FP3級で良く分からないけれど覚えたことも、ここに来て「あぁ、そうなの、あれね。」とガッテンがあって、面白い。

ちょっとFP2級(段違いに難しい)も受けてみたくなりました。

タイトルとURLをコピーしました