初めての寄席で落語ワールドを満喫〜まずは寄席に行ってみたい方のためのガイド〜

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落語は面白い!という話を聞きつつも、寄席っていつどこでやってるんだろう、チケットどうするのかなぁ、高いのかなぁ、座れるのかなぁ、予習が必要かなぁ、4時間なんてツラくないかなぁ・・・と、不安な気持ちが先立って先送りにしていたけれど、いざ行ってみたら全て杞憂であることが分かった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

都内各所で毎日やってるし、2,800円と安いし、余裕で座れたし、予習しなかったけど笑いっぱなしで、ビール飲んでお稲荷さん食べてアイス食べて、あっという間の4時間でした!

そして、ただ面白いだけでなく、なんだか豊かな気持ちになって帰って参りました。

落語未体験の方、難しいこと考えずに「たまには落語でも」

って垂れ幕に書いてあった↓

上野で毎日落語を聞ける「鈴本演芸場」に行ってきました。後ほどたっぷりレポしますね。




まずは寄席に行ってみたい方のためのガイド

寄席とは、たくさんの噺家さんの落語と、漫才・曲芸・紙切り・奇術・ものまね・曲独楽・歌謡漫談・俗曲・・などのエンターテイメントを代わる代わる楽しめる、興行小屋です。


場内撮影禁止なので、上野鈴本さんのサイトからお借りしました。

初めての方はまずこれを読む!

落語芸術協会:寄席に行こう〜落語はじめの一歩〜

短いガイドですが、それくらい、落語には堅苦しいこと、面倒なことはない、ということです!

“オチ”しかありません←うまいこと言ったと思っている

落語が聴ける場所を調べる〜寄席&日本全国落語会開催中〜

「落語定席」として狭義の「寄席」と呼ばれ、毎日寄席を開いているのは以下の4つ。

その他にもありますが、Wikipedia「寄席:主な寄席」がまとまっています。

各寄席の雰囲気が掴めます
・冷静と情熱のあいだ:寄席で落語を聞こう!東京都内にある4つの定席寄席をすべてレポート!

また「噺家としての楽しみは、地方公演で美味しいものを食べ歩きできること。」と話されていましたが、全国津々浦々で落語会や講演会などが開催されてます。

興行が協会別に検索できます
・落語芸術協会:落語会スケジュール一覧
・落語協会:落語会情報

カフェや公民館、あらゆるところで開催されているので、こういった小さな場所からスタートするのも良さそうですね♪

ちなみに・・・

落語には「落語芸術協会」と「落語協会」の二つがあって、それぞれ会場を運営し、噺家さんが所属しているよう・・・情報が一元化されていないので面倒ですが、「古典の協会、新作の芸協」と言われる特色があったり、ややこしい歴史もあり・・・しょうがないようです。

趣味時間:『落語協会』と『落語芸術協会』の違いを徹底解剖。意外と知らない吉本興業との関係

10日毎に変わる番組をチェックする

各寄席では、ひと月を上、中、下に十日ごとに分け、「番組」が決まっているようです。

まずは、テレビに出ていたりして「知ってる人」が出る方が楽しいかもしれません。

・落語芸術協会:公演スケジュール
・落語協会:定席番組

しかし正直、誰がどうスゴイとか分からないので、ひとまずサイコロ振って決めていいのでは。(噺家・ランキングなどで検索するのもアリかもしれません)

ちなみに、番組は決まっていますが、日によっては代役の時もあるので、最新情報を個別のサイトでチェックするのを忘れずに!

櫻田は「プロフェッショナル仕事の流儀」で拝見した春風亭一之輔さん(NHK2017年4月)を期待して行ったのですが、その日だけ代役の方で・・・ショックでした。

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チケットは基本当日券のみで3,000円くらい

2019年2月現在の、各寄席のチケット通常料金を調べました。

鈴本演芸場(上野)一般:2,800円(昼夜完全入替制)

浅草演芸ホール(浅草)一般:2,800円(入替なし)

新宿末廣亭(新宿)一般:3,000円(入替なし)

池袋演芸場(池袋)一般:2,000円〜2,500円(入替あったりなかったり)

特別興行や年末年始など、いろいろとあるようですし、入れ替えあるなしで時間単価は大きく変わりますが、基本的な値段は以上の通りでした。

ちなみに、4時間半でお尻が痛くなったので(笑)、入れ替えなしでもずっと長くいるのは辛いかもしれません!

土日なら開場時間くらいに行けばOKという感触@鈴本

4つの定席では、団体客や特別興行時は予約もできるようですが、基本的には全席自由席の早い者勝ち。

噺家さん皆さんが毎回ネタにするほど、平日は全く席に困らなそうですが(笑)、土日は立ち見が出ることもあるそう。

2019年2月の三連休最終日@上野鈴本演芸場は、団体客の予約も多かったですが、開演30分前の開場時間に行き、席は十分確保できる感じでした。

ただ、開演する頃には立ち見が出てましたが・・・。

ちなみにここの席でした。

予習はいらないぞ!

予習しなくても、日本語が分かれば笑えます!

ぼーっと身一つで行けばOKです。

歌舞伎は内容をあらかじめ内容を把握しておいた方が楽しめると思いましたが、落語は全く不要と感じました。

初めての歌舞伎座@東銀座〜なんだ歌舞伎って面白いじゃん!編〜

まずは寄席に足を運び、内容に興味が湧いてきたら、DVDや本などで楽しく勉強して、そして寄席にまた行けば、より楽しめるのではないでしょうか?

 

都内平日の午後、時間がぽっかり空いたら、

最近デートがマンネリだなと思ったら、

話のネタが欲しくなったら、

ストレスが溜まって笑いが必要になったら、

暇だったら、

あまり深く考えず、たまには落語でも!

是非寄席に足を運ばれてみてください!

長くなってしまったので、次回、櫻田が2019年2月に上野鈴本演芸場へ初めて落語を聴きにいった時のレポを、延々とお届けしたいと思います。

初めての寄席で落語ワールドを満喫@上野鈴本演芸場〜グルメ情報や混雑状況もレポ〜

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