レッスンが始まる前に、先生の超お高いチェロで何か弾いてもらうのが毎回楽しみな、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!だって、目の前で自分のためだけに弾いてもらえて、それも振動が伝わるような距離で、好きなだけって、もう、幸せじゃないですか。
だがしかし、今回は櫻田のチェロで弾いてもらいました。
チェロは沢山弾くことで良い音が出るようになる
バッハ君から「そろそろチェロを人間ドック的なものに出した方がいいんじゃない?」と言われて、先生に相談。で、調子を見てみましょうと何曲か櫻田のチェロで弾いてもらいました。
先生:櫻田さん、なかなかちゃんと弾き込んでますね。
きゃーなんかとっても嬉しいーっ♪
ということで、3巻のほとんど全曲を弾いて頂きました(笑) レッスンより聴く方が好きだったりします。さらにチェロが成長したことでしょう(他力本願)
ちなみに、楽器弾いている人って、ほんと、カッコ良くてセクシーでヤバイです。この前のチェロアンサンブルコンサートでも女性のチェリストに恋しちゃいましたし。先生カッコいい。うっとり。
で、今年の夏は越えられますね、冬になったら考えましょうとのこと。真剣にチェロドック的なものを受けると3万円くらいするらしいので、良かった・・・。
ちなみにネットで調べると、「弦楽器は弾き込むことで音が良くなる」説にはいろんな意見があるようです。しかし、沢山弾けば楽器も成長するって信じることが、練習量の増加に寄与し、また、楽器への愛着も増してそれもプラスだし、これはもう信じた者勝ちと思います、はい。
櫻田さん、何か良いことありましたか? え?あ、はい、41歳になりましたけど。
実は、いつも一週おきにレッスンしていたのですが、今回はお誕生日があったので一回お休み。3週間ぶりのレッスンでしたが、まるまる1週間練習しなかっただけなので、練習量はいつも通り。むしろ間が空いちゃったので、大丈夫かな・・・ま、いっか、とレッスンに望みました。
音階やって、テルツェンやった所で、「おかしいな」的表情をする先生。
櫻田:あのぉ・・何かヘンなとこありますか?ま、いつも通り音外してますけど・・・
先生:いや、なんか、いい感じなんですよ、音が安定してて・・・
櫻田:え?じゃーもっといい顔して下さいよっ(笑)
「音の震え」がここんとこの課題だったんですが、それが綺麗になくなっているとのこと。自分ではそんな気がしてない(いや、意識するのを忘れてただけ)ので、びっくり。
先生:櫻田さん、何か良いことありましたか?
櫻田:え?別に・・・あ、はい、41歳になりましたけど。
いやいや、そんなんで変わるんですか(笑) 必死でボーイングの練習をしたワケでも、意識したワケでもないですし・・・。
先生:ヘンに意識しなくなったのが、かえって良かったのかもしれません。
練習の成果って、すぐに出るものじゃないのかなーって思いました。ずーっと地道に練習していたものが、凸凹に成果として音に出て来る。ある時は全然成長を見せず、でも落ち込まずに練習していれば、ある時は突然上手に弾けるようになったり←今日
それは偶然とか41歳になったからとかじゃなくて(笑)
★
ということで、楽器も上手に音を出してくれるようになったし、便乗して櫻田も上手に弾けるようになったようです。チェロも櫻田も上手になりました☆
何度も不思議そうに、今日の櫻田さんはいいですねぇ〜と言われて、なんだか複雑だけれど嬉しいレッスンでした。壁にぶつかっても、ドツボにはまっても、こうしてぐっと上手くなる時が絶対来るから、これからもがんばろっ!
チェリストの皆さま(チェロを少しでも弾いていれば誰でもチェリストさ!)、お互い練習がんばりましょうね〜♪
あぁ〜ん、チェロってなんでこんないい音出すんでしょう・・・うぅ・・・。