久しぶりに耳鼻科に行って参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
ここ一週間耳が痛痒くて、タイミング悪いと眠れないこともあり。
原因は「かぶれ」でした、ホッ。
ステロイド系の塗り薬で、対処療法しつつ、イヤフォンつけっぱなしとか良くないみたいで、気を付けます!
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実は、耳鼻科に行きたかった理由は他にもあって。
Bスポット療法(慢性上咽頭炎を治す治療)
むずむず脚症候群にも効くかもしれない!ガタッ
(「むずむず脚症候群」通院2回目★ドーパミンの活動を上げた成果は?フェリチン値は?)
と、胡散臭さ満点の本でおススメされたり、高城剛さんもおススメされてて気になっていました。
詳しい解説:慢性上咽頭炎 | 日本病巣疾患研究会
↓これさ、誰でも1つは当てはまるよね・・・
上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む) | 咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など |
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自律神経系の乱れを介した症状 | 全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など |
病巣炎症として免疫を介した二次疾患 | IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など |
堀田修 「道なき道の先を診る」2015年. 医薬経済社
風邪が吹けば桶屋が儲かる的で、非常に怪しいと思ったんですが、薬を塗り付けるだけで、大したコストもかからない治療らしい。
ただ、そもそも「上咽頭が炎症」してなければ始まらないので、マイクロスコープで鼻の奥を診て頂いたところ、上咽頭は腫れておらず「Bスポット療法の必要なし」という診断でした。
がっかり(笑)
#Bスポット治療対応医療機関一覧:書籍『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』特設サイト
しかし、意外で重大な発見がありました!
鼻から十分に空気を吸えない構造
櫻田の鼻は、アレルギー性鼻炎の人ように「下鼻甲介」が炎症して腫れ、さらに、鼻の壁部分(鼻の中央で左右を分けてる部分)がせり出しており、空気が通る道が狭い らしい。
↓イラストは超適当なので、特に、鼻の外観と構造物の位置は全然違います!
口呼吸しているのが悩みだったんですが、こんな原因があったとは!
この状態では鼻呼吸はしづらいですから、当たり前ですね。
鼻から十分に息が取り込めないから、口で呼吸せざるを得なかったのか!
ひとまず、アレルギー性鼻炎のように腫れている鼻甲介の腫れを、アレルギー性鼻炎のお薬で抑えられるか、一週間実験してみることになりました。
↓鼻の穴に突っ込んで、噴霧するタイプのお薬!
アレルギーはテストしてるんだけど、ハウスダストとか花粉とか、全然ひっかからなかったんだけど・・・何が炎症の原因なんだろう。
薬による治療は長く続けたくないな~。
口呼吸するには理由がある
「悪い習慣」は、頑張ればいつか直せる!直せないのは怠慢だ!と思っていました。
だから、口呼吸な自分を、とても恥ずかしく、情けなく思い、直そうと努力しました。
毛穴ブログ【2014.11.29】鼻呼吸なら薬はいらない?口呼吸をやめて鼻呼吸にするぞ!
でも、口の構造上、唇を閉じるのが難しいことが分かって・・・。
これは歯科矯正で改善しましたが、根本的なあごの構造を手術したワケではないので、解決したとは言えない。
・42歳からの歯科矯正レポ【開咬・抜歯・写真検証】記事まとめ
そしてさらに今回、そもそも鼻で呼吸するのが難しい構造をしていることが判明。
そりゃぁ、寝てるときなんか特に、鼻から十分に酸素取れなけりゃ、口開けるよね。
寝ていると口が開いてしまうこと、ずっと恥ずかしいなぁって思っていました。
櫻田にとって、鼻呼吸がどれだけ難しいのか、意志の力ではどうしようもないのか、それが分かったことは、なんかこう、「あなたが悪いんじゃないのよ」と言ってもらったようで、不思議とホッとしました。
診察料は3500円位と高かったですが(マイクロスコープ代が特に)、それ以上の価値がある発見でした。
「正常」や「健康」を目指すこと
それは悪いことじゃないし、絶対必要なこともある。
でも、起きていることには理由があって、それがその人にとって自然なことなのだとすれば、「正常」や「健康」を押し付けることは不自然で、無理ゲーを強いたり、時に生命力を奪ってしまうのかもしれない。
体の病気的なものから、左利きとか、ジェンダーの問題とかもそうだし、盗み癖とか、遅刻クセとか、迷惑系のものまで。
少なくとも「なぜそうなっているのか」に目を向けたい。
そんなことを思いつつ「下鼻甲介」が炎症していない「正常な状態」を目指せるならば、治療を受けてみようかと思う櫻田でした。
病院での治療と薬のおかげか、早速鼻の通りが良くて、不思議な感じ。
バッハ:空気の薄い高山の子が、地上に降りて走ったら世界記録!みたいに、突然体力2倍になるかもよ(笑)
鼻の通りが良くなって、突然絶世の美人にならないかしら(笑)