櫻田式GTD★5. お誕生日の年イチレビューその2

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ということで、お誕生日ステイ当日がやって参りました♪

7つの習慣&GTDの人生管理術★4. お誕生日の年イチレビューその1
#事前にやること、持物、お誕生日ノートの内容をご紹介しました。

1泊2日で意識することは2つ。

★ 頭に浮かんだこと、心がズキっとしたこと、思わず目を背けたくなったこと、
すべて「正直に」紙に書くこと。
心に淀んでいたことも、書き出すことで客観視でき、解決できる課題になります。

★ 自分を、日常、常識、役割、当たり前から、まずは解放すること。
メールや電話はもちろん断ちますし、いつもいる場所から自分を遠ざけたり。
長く時間が取れないなら、何回かに分けたり、自分に合った方法で。

1)一年を振り返る
2)ふわっと未来の自分に思いを馳せると、本当に望むものが見えて来る
3)具体的に未来をイメージし、マイルストーンを置く
4)今年取り組むべきプロジェクトを具体化する
5)今年の優先順位をつける
6)年間スケジュールに落とし込む

1)一年を振り返る

まずは去年のお誕生日ノートの振り返り。

・去年のお誕生日ノートを読み、結果を色ペンで書き込む。
・来年の私へ、に答える。

書き込んだり答えたりしていく中で、どんどん気持ちがあふれて来ます。
あぁ、あれできたな♪、あれはダメだったな、あれは楽しかったな・・で、同時に、

・お誕生日ノートの項目毎に、紙に書き散らす。
(今年の ◎と○と△と×だったこと総括、と、来年のわたしへは除く)

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お誕生日ノートの項目はこちら
7つの習慣&GTDの人生管理術★4. お誕生日の年イチレビュー

スケジュール帳、マンスリーノート、iPhoneの写真等、
日々の出来事や感情を思い出すきっかけになるようなものを眺めながらやってみたり。

もう一つのオススメは、立場を変えてみること。
母親目線で、パートナーの立場から、上司の、友人の立場から自分を見つめると、
また違ったことを発見したりします。

 

 

感謝する人は毎年だいたい変わりませんが、心を込めて感謝します。
その大切な5人に感謝していると、心が落ち着いて、そしてとても幸せな気持ちになります。
結局、自分のために感謝してるんですよ。でも、それでいい。
(団体でも、動物でも、故人でも、会った事のない有名人でも、物でも、何でもいいです)

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#これは愛の告白であって感謝ではないのでは・・・

人に心から感謝すると幸せになれます!ほんとに!だから、という訳ではないけれど、
恨んでいる両親にも、不満だらけのパートナーにも、感謝の気持ちを書いてみる。
本人に言えとか、具体的に行動に移さなくていいんです。でも、何かが変わります。
感謝しても何も失うものはありません。自分を肯定でき、幸せになるだけです。

ついでに、意地張って謝れなかったことも、ここでこっそり謝っておきます(笑)
こちらも、本当に謝らなくたってかまいませんので、素直になっておきましょう。

 

 

で、出し切った爽快感が出て来たところで、お誕生日ノートにまとめて行きます。
箇条書きでリストしていく感じです。

◎、◯、△、X、は、最後の総評、かな。
さらに、来年の私への問いかけを書いて終ります。

この問いかけが結構効きます。
過去の自分から未来の自分へのメッセージ!それも挑戦的な!←そうするかどうかはお任せ
半年後に読み返しても、ドッキリします。

今背筋が伸びてますか?とか、
貯金は◯円貯まりましたか?とかでもいいし(笑)

書く事に飽きたら、楽しい本を眺めたり読んだり、お散歩したりしてリラックス。
苦行ではありません。苦しいと思ったら、心が閉じちゃいます。

 

2)ふわっと未来の自分に思いを馳せると、本当に望むものが見えて来る

これが一番好きーーーーっ!

遮るものは何もありません、年齢も、お金も、外見も、健康も、家での役割も!
すべてを解放して書きます「死ぬまでにやりたい100のこと」何でも書いてやれっ!

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#ホテルのロゴ入り用紙に書くと良い思い出に。これは去年のパークハイアット。
#えぇ、毛穴はなくなりませんけど。

バカバカしいことでも、絶対叶わないだろうと思うことでも、
本当に何でもかんでも書きます。
#以下、今思いついた例で、櫻田のやりたいことではありません

・AERAの表紙を飾る
・アカデミー賞に招待されてレッドカーペットを歩く
・世界一周
・憧れのアイドルとデートする
・貯金1億
・農村で自給自足の暮らしをする
・結婚する
・自分のブランドを立ち上げる
・小説を書く
・ボクシングをやる

でもね、意外と20個くらいで止まっちゃうの。でも、ひねり出すの、100個。
ネットを使うとついついメール見て現実引き戻されちゃうから、我慢。

・買って来た本をぱらぱらめくってみる
・小さい頃の夢を思い出す
・手帳を眺める
・自分の憧れの人、好きな人を思い浮かべる
・ホテルのロビーで人間観察をする
・3億円当たったら何をするか考える

後は、今の役割を取っ払ってみたり「もし◯◯だったら?」と考えてみたり。

・男だったら?
・結婚してなければ?/ 結婚していたら?
・子供がいれば?/ いなければ?
・英語がペラペラだったら?
・すごい美人だったら?

で、せめて50個くらいできたら、そこからじっくり考えるんです。
自分は「本当は何が欲しいのか」を。
ひとつずつ、なぜ?を繰り返すと、見えて来るものがあるんです。

ときどき「手段」が「求めているもの」のように見えることもある。
夢をかなえる一番よい方法」リチャード・ブロディで本気になる

お金は手段で、本当に求めているものは違う何か、みたいな。

友達が100人欲しい←なぜ?←寂しがり屋だから←なぜ?←ひとりぼっちはイヤ←なぜ?Facebookのお友達が多い人はうらやましい・・・←なぜ?自分は少ないから周りからさみしい人って思われている気がする・・・

本当は寂しがり屋じゃなくて、見栄っ張りだからじゃね?とか。
でも、いいんです、見栄っ張りなんだから、見栄を張れるだけ素直に張れば良い!
いや、そうか、自分は大切な友達が1人いればそれでいいんだ・・・と気づいても良い!
そういう心の過程もちょいちょい書き込んでおくと面白い。

そうすると、人生でやりたいことは、いくつかにカテゴライズできることに気づきます。
それがその人が大切にしている価値観なんですよね。
タイトル付けて個数をランキングしたら、自分が見えてくるでしょう。←やってません(汗)
家族との繋がり、経済的な成功・物欲、向上心・・・何が一番偏って多いのか。
それを満たすような人生に舵取りすればいいんじゃないかと思います。

間違いとか正解とかはないし、誰かに見せるものでもないので、
ギラつく程の成功が欲しければ、素直にそれを認めた方がいいです。
それが本当に欲しいものではなかったら、来年のリストからきっと落ちるし。
そう、どうせ来年も書くのだから、気楽に気楽に。それで人生が決まる訳でもないし。

正しさや美しさを求めて心を閉ざさないで。

 

3)具体的に未来をイメージし、マイルストーンを置く

理想の80歳を描いて、それから、60歳・5年後・来年(ご自身の年齢に合わせて適宜)
2の作業が出来ていれば、意外とするっと出て来ます。
下書きを一度書きなぐってからお誕生日ノートに清書。
特に来年は、できるだけ具体的に書きます。

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2014年の櫻田の理想の80歳の文章は、こんな書き出しです。
シンプルに自分に似合うドレスを着る、シャキっとした美しいおばあちゃん。仕事は・・・家族は・・・休日は・・・趣味は・・・何を大切にしているのか。
横に「(島田)順子さんのようなおもてなし上手」なんてメモも。

自分のお葬式を想像するという、いろんな本に書かれていることもやってみたんですが、
なんとなく暗くなりがちなので、やめました。80歳の破天荒ばーちゃんを妄想する方が楽しい。

そして、マイルストーンを置くように、60歳、5年後、来年と書いて行きます。
マイルストーンとは、中間目標のようなもの。
80歳で国際的なおばあちゃんになっている(笑) というイメージだったら、
60歳で◯カ国は旅行しているとか、世界中に50人の友達を持っているとか、英語ペラペラとか、
5年後までに◯カ国は旅行してて、Facebookに世界のお友達が50人いて、TOEICは800点で、
来年はアメリカかタイに行って、TOEICは750点を取っているとか。

 

4)今年取り組むべきプロジェクトを具体化する

「プロジェクト」はGTD用語で、いくつもやることがある、大きな取り組みのこと。
「牛乳を買う」は、シンプルなやること、To do ですが、
「誕生日会を開く」は、日程調整、招待客、予算、案内出す、予約・・・
やる事がいっぱい詰まってます。これがプロジェクトです。

まずはさっき書いた来年のイメージを読んで、そこに含まれているプロジェクトを書き出します。
TOEIC750点を取るというプロジェクトとか、アメリカ行く!プロジェクトとか。

また、そういった壮大な人生の流れとは外れて、小さなやりたいこともありますよね。
それは、100リストなんかを眺めながら、定期的に運動する習慣を付ける、とか、
投資を始める、とか入れたり。今回書き散らした下書き用紙なんかをおさらいしながら。

そんなプロジェクトを沢山見つけたら、来年やりたいというものを、
プライベートと仕事とに分けて書きます。
去年は仕事:9個、プライベート:4個でした。

 

5)今年の優先順位をつける

ここで、7つの習慣の「重要事項を優先する」が出て来ます。
ちょっとお花畑状態の脳みそを現実に引き戻してみます。
時間は有限であり、体力には限界があり、さらに「役割」がある。
妻として、母親として、部下として、上司として、娘として、妹として、親友として・・・。

その「他者との関係」視点の優先順位を、順位が付けられないなら円グラフでも、
いつもないがしろにしがちな「役割」を敢えて1位にランキングしてみたりします。

そして「ミッションステートメント」を見直します。
missionstatement
「7つの習慣」12 総まとめ:7つの習慣とは?
https://sakuradakozue.com/7-habits-of-highly-effective-people-12/

まっさらな状態から作るのは通常一日がかりですが、
このお誕生日ステイプログラムをやっていれば、2,3時間でできるんじゃないかと!

さらに、さっき書いたプロジェクト、どれが突出して大切?
時間は有限なので、ここで少し調整します。
どれもやりたいけど、詰め込み過ぎるとどれも中途半端になるし、
頑張り過ぎると荒(すさ)みます。

絶対実現したいプロジェクトに○を付けたり、横に番号を書いたり。
最初からランキングで書いてもいいんですけど、
そうするとなかなか書き終わらないんで。

 

6)年間スケジュールに落とし込む

横に月を取って、プロジェクトを毎月達成すべきことに落とし込んでみます。
優先順位を意識して、頑張り過ぎないように、甘やかし過ぎないように。

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そして、来年はそこに実際できたか出来ないか書き込む訳です。怖い・・・。
あまり実現不可能なスーパースケジュールを入れると後悔します。

後は、なんか図解とか入れちゃったりとか、
好きなようにアレンジして、出来上がり♪
イラストが好きな方は絵をふんだんに使ってもいいですし。

お疲れ様でした!!!!
こんなに頑張った自分を褒めまくります♪

余談ですが、櫻田のこの方法はいわゆる左脳的な「KJ法」的やり方なんですが、

右脳的な「マインドマップ」的なやり方も同じようにできると思います。

100のやりたいことリストは、よく聞く「夢コラージュ」なんかでも良いと思います。
要は自分と向き合って、何が大切なのか分かればよいので。

 

 

自分を一つの会社と考えるっていう感じかなと思います。
年度はじめの社長の演説みたいな。

まずは去年の実績を振り返って反省したり自慢したりする。
そして、壮大なビジョンを語る!
(ベンチャーだとビジョンは合宿して皆でとことん話し合ったりしますよね)
そのための長期計画があって、中期計画があって、来年の計画があって。
来年こういう取り組みをするから、今後こうなって、長期計画で描いた通りになり、
いずれはビジョンが達成されるんです、みたいな。

きちんと会社のビジョンを作って、それを達成するための仕組みを持ち、実行すること。
もちろん、毎月の進捗確認も(営業会議みたいな)して行きます。

これって簡単に実行できることではないけれど、
簡単に実行できることには、人生を動かすパワーは生まれない。
ぐっと自分と向き合って、自分の本当の望みを意識化したら、
それを本気で達成する仕組を作って、どんどん実現してしまおう〜♪ 的な。

これをベースに、毎週・毎月、これの縮小版みたいなのをやってる訳です。

・毎年ーお誕生日に2日間
・毎月ー月末に3時間
・毎週ー週末に2時間

なんかかったるいし、そんな時間なんてない!って思われるかもしれないんですが、
これが、やり始めるとすごい効果を上げてくれるので、毎週末が楽しみになるくらいなのです。

それでは、次はマンスリー版の説明まいります☆

櫻田式GTD★4. お誕生日の年イチレビューその1
櫻田式GTD★5. お誕生日の年イチレビューその2
櫻田式GTD★6. お誕生日の年イチレビュー仕上げ

全体像はこちら

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