分子栄養学が、必要な人に伝わって欲しいなぁと思う櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
分子栄養学をキャッチーに言えば:
「プロテイン・ビタミン・ミネラルで全細胞をフルパワー化!自分史上最高に健康になる栄養学」
バランスの良い食事をしても、プロテインと鉄が足りてなくて、心身の不調を来している女子、沢山いると思うのです。
体にも効くけど、心の健康にも!
なぜ「うつ病」等に分子栄養学が効くのか?
人間の感情を司る神経伝達物質、主な原料はタンパク質です。
ドーパミン:喜びや快楽
セロトニン:神経の安定
タンパク質が不足すれば、これらの神経伝達物質は正常に働くことができません。
また、神経伝達物質が作られる過程には、鉄が必要になります。
ですから、鉄分が不足していれば、やはり、神経伝達物質は正常に働くことができません。
ドーパミンやセロトニンが上手く伝わらなければ・・・どんなに瞑想しても、カウンセリングを受けても、鬱々とした気分になりやすくなります。
インナーチャイルドを癒すとか、思い込みをリセットするといったことも大切だけれど、神経伝達に絡む細胞たちが、MAX機能できる環境を整備しておくことも、同じように大切だと思います。
★
私自身、鉄不足を知るための貯蔵鉄の指標「フェリチン値」は、ちょっと前こんなに低かった。
#藤川先生は100を目指せとおっしゃってますが、一般的には50位で良いとされているようです。
・ 「むずむず脚症候群」通院2回目★ドーパミンの活動を上げた成果は?フェリチン値は?
今ではむずむず脚症候群も治り、過食嘔吐も止まっています。
それは、分子栄養学に基づき、プロテインと鉄、そしてメガビタミンの摂取を始めたことが大きく大きく影響していると思います。
分子栄養学の入門書「分子栄養学のすすめ」
分子栄養学を知ったきっかけは、ちょっとセンセーショナルな(健康本でありがち)タイトルの本でしたが、
・ 分子栄養学は毛穴に効く?「すべての不調は自分で治せる」藤川理論★毛穴の不調も自分で治せる?
藤川先生のおっしゃることを実行したおかげもあり、2020年の過食嘔吐はゼロです、毛穴には効きませんでしたが(笑)
・ 過食嘔吐にプロテインは効くのかもしれない★分子栄養学の藤川理論実践2ヶ月目の結果
で、この本の著者の藤川先生が師と仰いでらっしゃる、日本における分子栄養学の第一人者、三石巌先生の本を今回読みました。
三石先生は、名だたる大学の教授を歴任された物理学者であり、生涯著書は300冊以上。
60歳で分子生物学の研究を開始され、「分子栄養学による健康自主管理」を提唱し、啓蒙活動を続けられました。
健康は「病気ではない」状態と考えるのが今の医療だと思いますが、三石先生は、
✖ 健康=病気ではない
〇 健康=身体のコンディションが良い
大会前のスポーツ選手のように、ただ健康なだけではなく、MAXベストの結果が出せる状態にあること。
身体を形成する、約60兆個と言われる細胞一つ一つが、最大限の力を発揮できる状態にすることが、その状態を実現する方法だと。
それは、自分で整えることができますよ、ということで、「分子栄養学的考え方の基本的な枠組み」が書かれています、これ重要!
分子栄養学的考え方の基本的な枠組み
分子栄養学の「3つの柱」
・パーフェクトコーディング理論
「細胞がパーフェクトに働く」ってことが何か理解する・ちょっとムズいけど読んで
・ビタミンカスケード
シャンパンタワーの上からシャンパンを注いでいるようなもの・後述
・ビタミン・ミネラルの位置づけ
ビタミン・ミネラルを全身の細胞が要求してて、一つも不足させちゃダメって話
で、「限界健康レベル」~栄養条件によって得られる、その人にとって極限の健康レベル~まで持って行きましょうね、と。
一般的な栄養学とは異なりますし、厚生労働省の栄養摂取基準とは大幅に異なるので、ここら辺、医者等から批判されますし、実際注意すべき点もあると思います。
ビタミンカスケード=シャンパンタワー(櫻田説)
櫻田は勝手に、ビタミンカスケードを「シャンパンタワー」って思ってます。
グラス一つ一つが機能を持った細胞で、約60兆個積み重なって、人間になる(笑)
シャンパングラス=体の土台を作るたんぱく質
が欠けたり漏れたりすることなくきちんと維持されており、
一番上から、一番下の角まで、十分行き渡るだけの
シャンパン=ビタミン・ミネラル
を十分注ぐことで、それぞれのシャンパングラスが特定の機能を果たしていく。
★
例えば「ビタミンC」は沢山の機能を持ち、身体のあらゆる細胞で必要とされていますから、内臓から末端のお肌まで届くように、ジャンジャン流してかないといけません。
また、スマートなシャンパンタワーの人もいれば、遺伝的にいびつで、漏れの起きやすいシャンパンタワーの人もいる。
注いでも50%漏れてしまうなら、100必要なところ、200のシャンパンを注げば、100のシャンパンが流れるからオッケー☆って話。
本当はもっと複雑なんですけどね、ま。
ということで、目次。
分子栄養学の本いろいろ
ということで、是非知って欲しい分子栄養学!
やさしく書かれたものより、第一人者の古典をきちんと理解したい人向けかも。
続編もあります。
分子栄養学が初めてなら、藤川先生は、ちょっと極端で異端児っぽさがありますが、理解しやすく、とっつきやすいです。ただ、精神科医なので、心の不調の話メイン。
恐らくですけど、編集者さんのタイトル・サブタイトルの付け方も問題あると思います・・amazon書評の、現代医療関係者の攻撃も興味深いです。
11月発売の最新刊は、これまでより、ちょいと体寄り、コロナ寄りかも。
病気、生活習慣病などへのアプローチなどは、この分野で有名な溝口先生の著書など。
・オーソモレキュラー栄養医学研究所(一般向けの分かりやすい紹介もありますよ)
藤川先生よりビジネスなかほりが(個人的感想)いたしますが。