北根室ランチウェイ、通称「KIRAWAY」を歩き通すことを、一生のやる事リストに入れていたけれど、閉鎖のご報告を頂いて落ち込んだ櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
2016年のポート:北海道東にある71.4kmの歩道を歩きたい!←無人宿にヒヨッて半分で折り返したの(笑)
ひとりの男性の熱い志によって開通・維持され、そして沢山の方に支えられていましたが、完全閉鎖をされたとのこと。
2017年にクラウドファンディングでその「KIRAWAY」を守ろう!というクラウドファンディングがあり、わずかながらご協力させて頂いたのですが・・・。
KIRAWAYを応援する会★グッズ到着にランチウェイの記憶が蘇る
そのクラウドファンディングを企画された方より、記念冊子が送られてきて知りました、ありがとうございます。
コロナによる閉鎖の後、閉鎖という苦渋の決断をされ、決定時点で残っていたクラウドファンディングの残金で作成してくださったそうです。
ランチウェイの創始者、佐伯さんの想いが沢山詰まっていて、胸が詰まりました・・・
佐伯さんは、本当にカッコイイ、生き様も、考え方も、シャキッとしたお姿も、全てカッコイイ方だった。
なんかこう「お疲れ様でした!」と言いたくない、言うのは失礼なような気がする。
そう、2015年のNHK番組「にっぽん紀行」を見て、そして行ってみたくなったんだっけ。
「決断」・・・私なんかが想像できない、ただ、とてつもない重みをもって響いて来る。
佐伯牧場敷地内。
佐伯さん、デザインセンスもカッコイイんだよな~。
北根室ランチウェイを歩いた写真
懐かしくて、歩いた当時の写真を何枚か並べたくなりました。
道には基本、自分しかいなくて、大声で叫んでも誰にも聞こえないだろう、という場所ばかりの、孤独な道。
突然怖くなってダッシュしたり(笑)、蜂に襲われてダッシュしたり(笑)、もう大変だったな~(笑)
至る所に熊除けのベルがあり、ゆえに恐怖感が募ります。
長く、一部過酷な道なので、一日歩いていると、軽い瞑想状態でしたね、何も考えられない。
すれ違った人は、数人でした。
あ、でも、牧場をマジで突っ切るので、牛とはたくさんすれ違いました(笑)
そんな中で、佐伯さんの牧場での宿泊、おしゃべりは、ひとときの安らぎでした。
頂いたお野菜と卵。
宿泊施設で自炊しました。
敷地内にパン屋さんがあってね。美味しいのなんの。
民宿「地平線」のご夫妻にも、とーーーっても良くして頂いて・・・銭湯連れていってもらったり、あったかかったなぁ。
ひとりで歩きに行ったから、自分の写真がなくて、唯一の自撮り写真が、これでした。
なんかもう、あんた大丈夫?って感じですね。
ノーメークで、眉毛も描いてるけど消えたのか、そもそもカマキリ眉を描いていたのか分からないけど(笑)
北海道北根室の広大な大地が、北根室ランチウェイが、この憂い顔の櫻田を、包み込むでもなく、突き放すでもなく、受け入れてくれたこと、忘れないです。
本当に、ありがとうございました。
あぁ、鼻水出て来たのでこの辺で。
北根室ランチウェイを女一人で歩く
1★北海道東にある71.4kmの歩道を歩きたい!
2★民宿地平線は親戚の家のようなあたたかさで
3★民宿地平線〜開陽台の先
4★佐伯農場到着!
5★ずっといたかった佐伯農場
6★佐伯農場〜養老牛温泉
7★養老牛温泉〜モアン山
8★モアン山〜中標津交通センター
いつの日か、次世代の子供たちにより、この道が復活することを・・・