Kindle本をiPhoneが読み上げてくれる機能に驚愕〜時間がなくても耳読書で多読が可能に〜

スポンサーリンク
記事には広告が含まれています

半信半疑でKindleをiPhoneで読み上げてくれる機能を使ってみたら、あまりにも性能がよくてびっくりしている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

早速Kindleで本をいろいろ買っていて、Kindle Unlimited(対象Kindle本読み放題)にも手を出しそうな勢いです。

これで本を持ち歩かない生活が始まるかも?→バッグ軽量化→バッグ小型化!



KindleをiPhoneに読んでもらって耳から読書しよう!

Kindleって何?読み上げ機能って何?

「Kindle」とはamazonが提供する電子ブックサービスで、無料アプリを使えば、スマホやタブレット、PCでも電子ブックが読めます。

amazon:Kindle無料アプリダウンロード

「iPhone(iOS)の読み上げ機能」とは、iPhoneに表示された文字を、音声で読み上げてくれる機能です。

(バックの文字がKindleの電子ブックの文字でで、中央がiPhoneの読み上げ機能のコントローラー)

KindleをiPhoneの読み上げ機能でオーディオブックで耳読書する時の、サクッと良いところ悪いところまとめ

もうとにかく、Kindleにさえなっていれば、お手軽に耳読書できちゃうところがいい所なんですが・・・使ってみると、

◯ 読み方が”思ったより”自然

人が読み上げるのではなく、プログラムに読ませるので、初期のカーナビのように、おかしな日本語、つぎはぎの発音、違和感ありまくりの抑揚・・・を想像していましたが、かなり自然に近い読み上げをしてくれて、感動するレベルでした。

後述しますが、強い違和感もありますし、機能的に問題点もあり、内容に向き不向きがあるように思いますが、櫻田には十分に聞くに耐えてます。

いや、情報収集なら十分でしょ。

◎ 速度調整が自由自在

これ、すごい重要な機能なんですが、1アクションで自在に調整できるんです、素晴らしい!

すっごいシンプルで素晴らしい。

◯ バックグラウンドでも読み上げてくれる

iPhoneで、メールや乗り換えアプリを使いながら、読み上げ機能を継続させることができます。

また、他のアプリを使っていても、読み上げ中は「小さい」コントロールボタンが画面に表示されていて、すぐKindle読み上げ画面に戻れるのもありがたい。

◎ もちろん英語本も読み上げてくれる

英語ももちろん読み上げてくれます。

音声の種類(男性とか女性とか含めて、いろいろな声色を選べます)も選べて、これもわりと自然なんですよ!

#日本語も男性にできますよ

確かにちょっと発音が機械的だったりしますが、むしろネイティブ的な強い抑揚や省略発音がなく単語を読んでくれるので、英語学習者には聴き取りやすいかもしれません。

自分と本の内容レベルに合わせて速度も自在に調整できますし、いやもうすごい!

致命的に×:iPhoneだと自動ページめくりに難あり

・Kindleを画面に表示していないと、自動ページめくりが止まる
=他のアプリを使っていると、読み上げは続けてくれるが、次のページ前で止まる
=iPhoneをスリープすると止まるので付けっ放しでバッテリーを消費する

・しばしば自動ページめくり機能が停止する

解決法あるなし含めて、後述させていただきます。

まずは無料で体験してみることをおススメ〜設定方法〜

設定がこれまたすごく簡単なんです。

IPhone7での設定ですが・・・

1)Kindleアプリをインストール(無料)

amazon:Kindle無料アプリダウンロード

2)iPhoneの「画面の読み上げ」機能をオンにする

設定→一般→アクセシビリティ→スピーチをオン

3)Kindle本をダウンロード(サンプルなど無料もあるのでとりあえず試せる)

amazon:Kindle本トップページ

もう、Kindle Unlimitedがめちゃめちゃ気になるっていうか、多分入るな。

4)Kindle画面を上から2本指でスワイプするだけで読み上げが始まる

スワイプした瞬間に、読み上げ初めてくれます。

いやもう、素晴らしい!

それも面倒な方は、こちらをどうぞ

KindleをiPhoneで読み上げることで実現・解決できること

・時間がなくても、移動中、家事中に読書ができる

読書の時間を捻出するのって、忙しい毎日、わりと大変ですよね。

スキマ時間に読むのも限界があるから・・・移動中、家事中、スキンケア中、メイク中に読書できます!

・本を持ち歩く必要がなくなる!

櫻田にとって何より嬉しいのはこのメリット。

・オーディオブックになっていない本でもKindleになっていれば耳読書できる

Audibleなどのオーディオブックが、耳読書には一番良いのですが、

・ナレーターさんが読んでいるので単価が高い
・オーディオブックとして商品化されている本が少ない

というハードルがあります。

月間会員になれば割安ですが、読み進めると、読みたい本がなくなってくるという話も・・・。

Kindleも、全ての本がKinlde化されていませんが、オーディオブックに比べたらその冊数は圧倒的にKinldeの方が多いのです。

・音声もテキストもどちらも手に入る

昔オーディブルの会員だった頃は、テキストも合わせて買ったりしていましたが、こちらはKindleを買って、それを読み上げてくれる機能を使っているので、どちらも一気に手に入るということなんです。

しかも、大抵紙の本より安く設定されています。

スポンサーリンク

Kindle本のiPhone読み上げの致命的な欠点/解決法とどうしようもないこと

1)図表が来ると読み上げが止まる

えぇ、章の前に写真とか入ってると、いちいち止まるし、データの多い本だと、図表が来るたびに止まり、画面を操作する必要が出てきます。

1ページに1枚という画像配置になりがちなんですよね、Kindleだと。

解決法1:Kinle専用端末を使う

Kindle Fireには自動読み上げ機能が付いており、こちらは図表が来ても止まらないそうです。

解決法2:iOSの読み上げ機能が改善されるまで待つ

以前はできなかった、バックグラウンドで動く機能は最近改善されたようで、不満はどんどん吸い上げられ、改善されていくのが良いところ。

本件、各所で皆さんがクレームしているようなので、そのうち改善されるのではないでしょうか。

ひとまず、自宅用に一台買ってもいいんじゃないかと思っています、5,980円なら!

2)ページの区切りで読み上げが不自然に途切れる

ページを送ってから読み始めるので、単語を跨いでいると、単語として読み上げず、文字として読み、さらに間が空きますので、あらら?となります。

解決策1:解決できないんですが・・・1ページの表示量を増やすことで、その不自然な途切れを最小限に抑えることができます!

ここをタップして、

ここまでみっちり表示させると、途切れる回数が減るし、ページ送りも減ります。

ちなみに、Kinldeとして自分で読む時には、+をタップして戻します。MAXこんなふうになります。

3)イヤホンを使っていると家事に差し障る

特に料理って「音の情報」も重要じゃないですか。安全にも関わる問題かなと感じます。

でも、家族もいるし、機械的な読み上げ音が家中に響き渡るのも・・・環境音をシャットアウトせずに自分だけ聞きたいんだけどな・・・

解決策:ネックスピーカーを買う

これはタイムセールで3,000円くらいでポチったので、また改めてレポしますね。

自転車に乗ってる時も、イヤフォンをしているのは問題になりますが、ネックスピーカーの口コミで自転車でもOKと書いてあったので。

で、こっからは解決策のない不満です。

4)漢字の読み間違いもわりと頻繁にある

わりとって、すごく個人的な感想なのですが、時折、理解するのに時間がかかったりします。

「あの時代、私はすごくからかったのですが・・・」

あぁ、つらかった(辛かった)をからかったって読んじゃったのね、

「我々は支配したにあった」

あぁ、支配か(支配下)ね、みたいな読み間違いです。

これも、個人的感想ですが、思ったより少ないし、今の所ストレスになるより楽しめてますし、これからもAIとやらで劇的に解決されて行くのでは?←よくわからないけど言ってみたかった

5)日本語の途中の英語(googleとか)が、突然ネイティブの発音に切り替わったりする

突然切り替わって(それもちょっとライムラグがある)グーゴォ、とかネイティブが発音してくるので、びっくりします、慣れますが。

kmとか、そんなの日本語読みでええって、という所で、ネイティブが割って入って来ます。

また、記号「〜」なども違和感ありますし、そこは人が実際に読んでいるオーディブルには追い付けない差ですね。

6)何の理由もなくページの終わりで止まる

特に、聞き始めは発生確率が高いです。

そのページを読み上げた後、次に進まず止まったり、もう一度同じページを読んで止まったりします←これが多い

Kindleを再起動することで進むようになりますが、これが地味に面倒ですねぇ。

何かしらの不具合だと思うので、近いうちにiOSのバージョンアップで修正されることを期待しています。

耳読書だと「右から左」で残らない?〜聞いてから読めるKindle読み上げのメリット〜

ちゃんと自分で文字を読まないと、文字通り「右から左」になってしまって、頭に残らないのでは・・・という心配、自分自身ちょっとありました。

が、目で読んでいても、集中力が切れて読み飛ばしていたり、心ここにあらずだったりすることってありますよね。

耳読書も、集中していれば入ってくるし記憶に残りますが、聞いてなければ「右から左」です(笑)

また、耳読書が向いている人と向いていない人、というのはあると思いますので、そこは個人差、好き嫌い、向き不向きになるかもしれません。

櫻田は受験時代から耳勉好きだったので、向いてるみたいです。

脳に定着させ行動に移すために

自己啓発やハウツー系の本を聞く時は、難しい時は2回聞き、その後Kindleでざーっと見て、読書メモを作って記憶を定着して、行動に写すためのステップにしています(まだ1冊しかここまで実行していないけど:汗)

読書メモ携帯のススメ

あっという間に聞けて、かつ、その後読める、のが、Kindleを読み上げてもらって聞くシステムの良いところだと思います。

しっかり心に落とし込みたい本は、マスターしたいハウツーは、えぇ、紙で読んでください。

精読ではなく、沢山の本を多読するのに向いている、なんて言うまでもないですが。

KindleのiPhone読み上げに向く本、向かない本がある

向いている:情報収拾、ハウツー、自己啓発系

本としても「さらっと読める情報系」が適していると思います。

向いている:英語学習のための英語の本

きちんとテキストが備わっていて、さらにスピードも調整できるので、非常におすすめです。

いい時代になりましたね。

向いていない:物語、小説系

特に、カギカッコのセリフ系を、無機質な読み上げされると、読書中に自分の中にできる物語の豊かなイメージづくりに水を差されます・・・これは即ギブアップ。

今のところ向いていない:哲学、思想系

これは、櫻田の頭の頭が追い付かないだけですが・・・消化不良感が残ります。

頭が耳読書に適応されていくと、そういった本でも読めるようになるかもしれません。

そう考えると、耳読書で自分がバージョンアップされるかも?なんていう期待もなきにしもあらず。

また、専門用語が増え、漢字の読み間違いが多い上に、読み間違えられると全く理解できないというシチュエーションが増えるのも難点です。

哲学的に「生」と書いてあるのを「なま」と繰り返し読まれると、非常にテンション下がります(笑)

今のところiPhoneの読み上げには向いていない:挿絵や図表、イラストが豊富な本

現在のiOSの読み上げ機能では、非常に適していない本として挙げられます。

いちいち画面にタッチしなきゃいけないので、読んでいて非常にストレスです。

自宅での読書のためだけに、Kinlde Fireを買ってもいいかな、と思わせるレベル。

ただ、図表は内容の一部であり、理解を助けるものなので、止まったら随時図表を見てこそ、理解も進むような気もしますが、移動中などはやっぱり余計なお世話なんですよね・・・うーん。

これからも環境をバージョンアップさせていく予定です

ということで、まだまだKindleのiOS読み上げ一年生ですが、これからどんどん使って、アップデートしたいと思います。

ちなみに、勝間さんはKindle読み上げデータをMP3で落として聞いてらっしゃるそうです。

勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ:AudioBook自炊記事一覧

2019/2/20の記事:Kindleの読み上げをMP3化したファイルを、Google Play Musicのクラウドに置いたら、Google Homeで扱えるようになって、むちゃむちゃ便利でした

うーん、マニアック!っていうか、もはや日本語に聞こえない。

タイトルとURLをコピーしました