「夢をかなえる一番よい方法」リチャード・ブロディで本気になる

記事には広告が含まれています

こんなハウツーを全面に出したタイトルの本を買うのって、
なんだか気恥ずかしくて勇気いりますよね・・・。
原題、確かに訳しにくい。

Getting past OK. Take your life into the “WOW” zone!
→ 過去のことはよしとして、人生最高にワクワクさせようぜ!的な。

あぁ、さらにこんなタイトルの本手に取りたくなくなりますね・・・すみません。
と、こんな怪しいタイトルの本ですが、内容は非常に理路整然とした幅広い人生訓で、
しかも根性論ではなく、戦略的に人生の質を高めて行く方法が書かれています。

アメリカの自己啓発本を読んだことのある方なら、どこかで読んだことのある内容ですが、
改めて整理し、再構築し、そのパワーを再認識するのに良い一冊だと思います。
また、章毎にまとめがあり、ワークもあるので、頭に入り易く実践しやすい。
さすが「世界で一番売れているワープロソフトWordの開発者が教える」です。
(マーケティング上手いなコラ、って感じのコピーですよね・・)

でもきっと、この本を読んでワークまでやる人って、1%未満だと思います。
今の所櫻田もまだ・・・・・←ブログ書いてないでやれ

■ この本を櫻田的にサクッとまとめると

人生を素晴らしくするためには・・・
・自分が何を人生に望んでいるのか明確にする、これ絶対!
・言い訳を止め、自分を信頼し、望むものに正直に突き進め。
・世間一般や自分の信念に振り回されるな。それらは正しいとは限らない。

もちろんそれだけではないのですが、櫻田的にはこの3つに集約されるかと。
えぇ、どれもどこかで読んだことがあること。
でも、何度も読むから染み込む染み込む、なのです。

 

そんな本書から、学びのあった言葉をいくつかご紹介させて下さい。

 


アドバイスは自分が好きな生き方をしている人から

オシャレも、仕事のやり方も、生き方も。
自分が好きなオシャレ、自分の好きな仕事のやり方、
生き方をしている人から学ぶべき、と。

誰かのアドバイスを受けてそれに従うと、その人に似ることになる・・・ぎゃー。
誰のどんな意見でも学ぶところがある、というのも真実ですが、これもまた真実。

 


人生ではどんな時でもつねに選択肢はある

「仕事に行かなきゃいけない」とというのも、
本当に「絶対にしなきゃいけないのか」と問われれば、決してそうとは言えない。
行かないことによるデメリットと比較して、数ある選択肢の中から、
自ら行くことを選択しているんですよね。何事も、しょうがない、仕方がない、とは言えない。

選択は力だ。より多くの選択肢があることに気がつくことは、力を得ることだ。

さらに、人は無意識で選択していること、
その無意識は自分の信念や社会にコントロールされていること、
その信念は自分にとって本当に正しいものなのか怪しい・・・ドキっとする内容です。

 


 

自己評価が高まれば、人間関係も気に入るようになる

全てがそうだとは言えないけれど、
人間関係で大きなストレスを抱えている時、
両親や、パートナーに不満が募る時、上司や同僚が許せない時、
自己評価が低いのかもしれない。根本的な原因は自分に?

自己評価を高めるには、あるがままの自分を受け入れることが大切。
そのためには、夢に専心することだと言っていて、なるほど思い当たる節が。

ダメンズウォーカーと自嘲気味に、半分自慢げに言っていた自分が恥ずかしい。
問題は相手にではなく、自分にあったのだ。

人間関係を決意すれば、人間関係の質は向上する

人間関係の質が向上して来たら決断する、のではなくて、その逆だと。

7つの習慣のコヴィー先生の、「愛は動詞」という小話を思い出す。
冷えきった夫婦は、もう愛はなくなったと言うが、
コヴィー先生は「じゃあ愛しなさい」と繰り返す。
愛は状態を表すものではなく、動詞なのだと。

なぜ、人のせい、会社のせい、人間関係のせいにして、文句ばかり言い、
自分の問題として捉え改善しようという決意ができず、逃げ道を用意したまま、
誰かが、楽しく充実して愛に溢れた人生を運んで来ているのを待ってしまうんだろう・・・。

自分が最も望むものに専心する「決意」をせずに、仕方がないさと自分を誤摩化し、
人を心から愛する「決意」をせずに、運命の人がどこかにいるはず!と対象のせいにし。

人間関係だけでなく、「決意」すれば、そこにエネルギーを貯めることができる
というのもとても心に響いた言葉です。

人生において、被害者意識は役に立たない。
責任を引き受けた時、あなたの人生のパワーは最大になる。

そう、美人になる決意が足りないのよね。
何か、裏口を開けたままにしている(と本書で表現されている)、
逃げ道を残して、ジタバタしてるだけで。だから、エネルギーがそこに貯まらない。

 


 

後半のメインテーマは、人生の目的を見つけるための、考え方のヒントやワークです。
質問に真剣に答えれば、時間は半日はかかるかもしれないけれど、
それで人生が良い方向へ向かうならば、まあなんと短い時間!
と、なかなか思えないのですが・・・

ときどき「手段」が「求めているもの」のように見えることもある。

例えば、お金が沢山欲しい!と思ったら、お金を求めているように見えるけれど、
実は、お金を沢山持つ事で解決できると信じている何か・・・
が、本当に求めていることで、お金はその手段でしかない。

今年のお誕生日ステイでは、自分の死ぬまでにやりたいことリストや、
80歳の自分を表現した文章の中の、手段と本当の目的を明確に分けて、
さらに、その根底にある、自分が大切にしている、
価値観をあぶり出せたらいいなと思っています。

そんな楽しい目標が出来ただけでも、この本を読んだ甲斐があったわ〜。読み易いし。
もう二回読んでるのだけれど、もう一回読んで、さらにワークも全部やります!
と、ブログに書いてやる気を出す方法

最後にもう一つだけ引用させてっ!

「人からしてもらいたいことを、人になすべきだ」という黄金律を私は、「善人」の条件としか思っていなかった。これは一種の道徳律であって・・・中略。
しかし、黄金律はそれ以上のものだった。それは本当に「求めているもの」を満たすための、シンプルで最も効果的な戦略なのだ。

激しく、激しく同意!
こういう「リアルさ」「本音」「Tシャツみたいな感じ」が、いいです、この本。
7つの習慣は重過ぎるし、聖人にはなれんし、長いし・・と思う方にもっ★

タイトルとURLをコピーしました