横浜山下公園を眼前に、昭和2年から歴史を刻むクラシックホテル、ホテルニューグランドに、お誕生日から2泊、ひとりで滞在して参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
見てよこの佇まい!あー痺れる。
何と言っても、この手前のタイルの「本物の古さ」がいい。
本日は、櫻田的ホテルニューグランド の良さを、その写真と共に語って参りたいと思います。
クラシックな佇まいラブ★外観からして痺れる編
ちょうどバラ祭り的なものをやっていた、山下公園の中から望む、ホテルニューグランド 。
左の低い建物が、昭和2年から続く本館で、右が新しいタワー館です。
なんか、シカゴのこれまた公園の眼下に望む、コングレスホテルを思い出したよ。
赤い庇がリズミカルで、植栽とのコントラストもまた美しい。
夜の雰囲気も、これまた素敵なんです。
ということで、中に入るんですが、夜景写真にある山下公園側の入り口は、人がいなかったりするし、チェックインロビーまで長くて迷うので(迷ったというか、右往左往した←迷ってんじゃん)、ロビーのあるタワー館側から入るのがオススメです。
車寄せなので入りにくいんですけど、ホテルの方がちゃんとガイドしてくれます。とても親切な方でした。
#いや、ダメってことないし、ダメ側の入り口のほうが、歩行者は入りやすいし、絵になるんですが。
クラシックな佇まいラブ★パブリックスペース編
で「こちらから入る」から入ると、すぐにドーンとチェックインのロビーがあります。
いいですねぇ、このイギリスっぽい生け込み。深い緑のグリーンといい、芍薬の色といい、基本に忠実なドームといい、クラシカルです。
ロビーの奥には、「ザ・テラス」というラウンジがあります。
・ホテルニューグランド★イギリスの邸宅にいるようなアフタヌーンティー@ラ・テラス
クラシックでいいです。いやもちろん、家具や内装は新しいんですが、作られたクラシック感がないんです、本当にクラシックです。
で、ラウンジから本館エリアです。
ラウンジから見える中庭、パティオがまた美しい。
もちろんパティオに出てのんびりくつろぐこともできます。
いやほんと、海外のホテルみたいです。
そして白い廊下を歩いて行くと、本館側のロビー(2階)の下の1階へ。
その階段から2階を見上げたこの感じがまた、グッときます。
シンデレラ気分でガラスの靴を残したい感じです。
「ダメ」側のエントランスから入ると、すぐこの階段です。でも、登ってもチェックインカウンターはありません。
土日やイベントがあると混雑しているようですが、平日の昼間・夜は人影も少なく、ぼーっとするには最適のスペースです。
どこぞの令嬢気分、いや、当方43歳なので、伯爵夫人気分、ということにしておきます。
【美人ブログ】ホテルニューグランドのカーテンタッセルからの配色計画
ニューグランド の歴史を物語る資料も展示されています。
マッカーサーが駐在時の宿にした、というのでも有名。
オフィシャルサイト:ホテルについて「ヒストリー」
そして、本館3階のお部屋へ、エレベーターで向かいます。内装はもちろんクラシカル。
いやーホテルの客室の廊下って、なんとも言えず好きなんですよねぇ・・・絨毯敷きで、人気がなく静かで、果てしなく長くて。
クラシックな佇まいラブーお部屋編
で、到着!
櫻田が泊まったお部屋は、「天狗の間」というお部屋。
明治30年横浜に生まれた作家、大佛次郎が創作の場とした歴史あるお部屋だそう。
だから「天狗の間」です。
「…仕事をするにもハマでないと気分がのらず、ホテルニューグランドの一室に閉じ籠って多いに遊んだのもそのころだ。 318号室-それがぼくの部屋だった。ホテルの3階にあって、港が真正面に見えて、展望は良くきくし、実に住み心地のよい場所だった。」(著書「横浜今昔」より)
そんな逸話を聞いちゃったりすると、こんなクラシックで素敵な部屋が、一層美しく見えます。
ちなみに、確かに海は見えるのですが、イチョウが邪魔してあまり視界は広くないです(笑)
このハイバックなベッドがまたクラシカルで好き。痺れる。
表に出ているとクラシック気分台無し!な備品はすべてこの中に。
右端はティーセットと、パジャマなどの備品が入った引き出し。
真ん中はテレビと冷蔵庫。
左端はクローゼットです。
家具ひとつひとつが、ほんと素敵。
バスルームもクラシカルでした。
水回りは少々、古さが感じられました。
ロケーションの素晴らしさ
嬉しいのは、元町・中華街駅から、徒歩2分くらいの利便性、そして、何と言っても山下公園を眼下に望む、そのロケーションの素晴らしさでしょう。
ベンチでぼーっとしてると、時間がゆっくりと流れて行きます。
氷川丸も美しい。
ちなみに、隣のホテルの一階は、いまだに行列ができる、パンケーキ屋さんがあります。
・ 山下公園前のEggs ‘n Things(エッグスンシングス)で生クリームとパンケーキを食べた
平日の朝一はガラガラでした。
部屋選びに迷ったら
古い本館にするか、新しいタワー館にするか、宿泊の際迷われたら、以下を基準にお選び下さい。
本館:クラシックな雰囲気重視
タワー館:眺望と設備の新しさ重視
本館の客室の水回りなどは、もちろん新しいものに変えてありますし、清掃も行き届いていて清潔感も問題ありませんが、漂う「古さ」に、価値を感じない方には「古臭さ」に感じられてしまうかもしれません。
また、本館は最上階の5階はレストランで、レストランからの眺望はこんな感じ。タワー館のベイビューは、この景色がついてると思うと、ちょっといいですね。
本館の客室は3,4階と、眺望はそれなりです。
また、シングルに泊まるなら、本館のパティオ(中庭)に面したシングルがかなり安くお買い得。
ダブル〜ツインは、タワー館のベイビュー以外が最も安いです。
オフィシャルサイト:宿泊料金
本館ダブル2泊1名の支払い総額
定価46,332円/1泊
なんですが、一休のお買い得プラン+タイミングよく割引クーポンもあって、2泊で25,752円でした♪
櫻田は何より「ホテルの醸し出す雰囲気」重視なので、このお値段は最高のコスパです。
支払総額:25,752円/2泊
(プラン料金 : 29,000円)
(即時利用ポイント : -675pt)
(利用ポイント : -573pt)
(割引クーポン : -2,000円
30日前、60日前、90日前の割引プランがあるので、早め早めの行動が吉ですね。
また、一休の限定プランがあったり、突然キャンペーンやってたり、クーポンが配られたりするので、登録だけでもしておくといいですよ。
クラシックホテルは、その美しい佇まいでありながら、比較的お値段は手頃なのも嬉しい。
お誕生日ステイで、この9つのクラシックホテルを制覇したいな。