「シュナの旅」宮崎駿☆苦しい時に読み返す本

櫻田の趣味の一つは読書です。
小さい頃から本が大好きです。

そんな櫻田の書評コーナーです。
しばらくは「度重なる引っ越しを経て生き残った櫻田的名作」
を一冊ずつご紹介させて頂きたいと思います。



トップバッターは本ではなくマンガです。

マンガも好きで、最近では、ハチクロや、よつばとなど好きです。
中高生の時に風の谷のナウシカの原作にハマりました。
でもきっとその頃は、内容の1/10も理解していなかったでしょうが・・

その宮崎駿つながりで、櫻田が苦しい時に読み返す本NO.1です。
信じ続けること、諦めないこと、自分にできることをやり続けること。
大切なことを教えてくれる物語です。

■ あらすじ

風の谷のナウシカ的な時代設定の冒険ものです。

谷あいの貧しい小国の後継者である主人公シュナが、
自国の貧困を救うため、幻の「金色の種」を求め旅に出る。
どこにあるかも、存在するかも分からない「豊穣の地」を目指して。

道中「人買い」からある姉妹を救い、追われる身となるが、
さらに彼女達と分かれて必死の思いでその地にたどり着く。
そこでシュナが見たものは・・・

後半、助けられた姉妹の姉であるテアが、シュナを助ける事となるのですが、
そこがね、この本の読みどころだと思います。

あらすじ解説になっていませんが、物語なので、ねぇ。
ま、1,2時間あれば読めます。読んでみてーー!

■ なぜ櫻田はこのマンガが好きなのか

読むとただただ勇気が湧いて来るからです。

特に、何か試練にぶつかって、前に進めなくて、苦しい時に読み返します。
軽く100回は読んでいると思いますが、テアが初めて泣くシーンは、
何度読んでも胸アツで涙が出ます。うぅ。。

マンガでさっと読めるのでつい手にとってしまい、
本棚整理をいつも全力で阻止して来る悪いヤツです。
#ついこのマンガを開いて作業が中断し、泣いてすっきり、よし終わり。
#心はデトックスできるが、本棚は全くデトックスされないで終わる。

なぜ勇気が湧いて来るのか。

・ 出来るあてもないことも、信念を持って達成するシュナすげー

櫻田が達成したいと思っていることなんて、大抵ノウハウがあって、
努力すればある程度どうにかなることなのに、それすらできない自分。
シュナは達成した人などいない目標に向かって、
信念に基づいた行動を重ねて行く先に、それを手に入れる。

シュナの環境や目標設定に比べたら、自分の今の状況なんて・・・

とりあえずドーナツを3個一気食いするのはやめよう、
明日はちゃんと早く起きよう、無駄な買い物はやめよう、ブログ書こう!
#レベル低すぎ

目標が大きすぎて、困難が大きすぎて、くじけそうな時でも、
頑張ろうって、勇気が湧きます。

・ 先が見えなくても信じ続け、今自分にできることを重ねるテアすげー

宮崎アニメに出て来るヒロインは、素晴らしく芯が強くカッコいい。
さらにそこはかとなく上品で気高く、謙虚で、賢く、そして強い。
ナウシカも、シータも、そしてこの物語のヒロイン、テアも。

多くは語られない彼女。
王家の者ではないと言うけれど、その髪飾りと賢さと気高さは、
やはりどこかナウシカのような境遇を想像させます。

彼女は、シュナと分かれた後、決死の旅に出た彼をあてもなく待ち続けます。
自分を奴隷取引から命がけで救ってくれた彼の身を案じながら。

シュナはどうしたのだろう
テアはかしこい娘だったので
じっと待つしかないことを知っていた


でも、悲嘆に暮れて泣きながらぼーっと待つのではなく、
しかし、あてもなく探して彷徨うとか言う愚行に出るのでもない。
自分の境遇を嘆かず、出来る事を精一杯やりまっすぐに清く生きる。
その生き様がね、心打つ訳ですよ。

旅から廃人となって帰って来たシュナを見つけるシーンは、
若干無理あるわー偶然すぎーと最初は思ったけれど、
分かれる時に「北へ北へと向かって下さい」と伝えて、
そのあてもない可能性を信じて待ち続けた、
テアの賢さと信じ続ける強さが実現させた、ことであって。

強く信じ続けて小さくとも正しい行いを重ねることは、何かを引き寄せる。
先の見えない不安にどう立ち向かうべきか教えてくれるのです。

とにかく毎晩のストレッチは欠かさずやろう、ヒップアップ体操もやろう。
ブログもちゃんと更新しよう・・今できる小さなことをやろうと思うのです。
#レベル低すぎ

そんなシュナとテアが、厳しい自然の中で癒されて行く後半がまた秀逸。



登場人物の言葉も少ないし、描写も少ないけれど、
豊かにその人物像や心境を想像させ、感情移入を誘う技量は、
ほんとにほんとに、すごいなーと思います。

あと、家畜と人間の信頼関係描写も大好き。
ナウシカがトルメキア軍と一緒に戦った時の、クイの忠心に似た。

上下関係じゃなくて、信頼関係が限界を超えた力を引き出す、
下手な上司論を展開するビジネス書よりも学ぶところがあります。

人間の欲望の愚かさや、自然の美しさ、厳しさ、生と死。
宮崎駿の世界観の原型がここにあります。

■ 「シュナの旅」オススメポイント

信じ続けること、諦めないこと、自分にできることをやり続けること。
そのことの偉大な力を教えてくれます。

毛穴もきっと小さくなる!アラフォーだけど今さら美人になれる!
信じ続けて、しつこく諦めず、やれることをやって行くべし。

「シュナの旅」宮崎駿☆苦しい時に読み返す本」への2件のフィードバック

  1. ささ
    以前毛穴ブログへの投稿で、毛穴先輩と呼ばせて頂いた者です。

    櫻田さん凄い方だなー、でもめっちゃ面白い方だなーと思い(すみません)
    何気なく櫻田さんの色んなブログを読んでいたら、
    こちらで「シュナの旅」を一番に挙げていらっしゃってビックリしました!

    ナウシカの漫画を愛読していたのも、時期も同じくらいですし、
    「シュナの旅」も10代~20代前半にかけてまでは繰り返し読んでいましたし、
    毛穴以外にも共通項があったことに驚いたとともに、
    勘ですが、櫻田さんと近しいものを勝手に感じました…♡
    櫻田さんカッコいいな、凄いな、とあこがれていたので、
    嬉しく思いました。

    ここに書くのはルール違反かもしれませんが…
    「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部に
    “(スタンド能力によって作った)幸せを呼ぶ美しい顔は、
    30分ごとにこの口紅を塗らないと維持されない”というミッションが
    与えられる話があります。
    私はこの話を読んで、「つまり、美しい女性ってそういうことなのかな」と思った覚えがあります。
    “30分ごとに口紅を塗るのを忘れない” ということは、
    自分の見た目に常に気を配る、油断せず品を保つことを象徴しているのだな、と。
    美しい女性ってそういうことだよ、と、作者は言いたいのかな、と
    少年漫画を読んで思いました(笑)
    (ジョジョは愛と正義のもと、悪をやっつける話です。笑)

    櫻田さんの口紅についての記事を読んで、
    「ああ、私も全然できてない・・・」と思うとともに、ジョジョの話を思い出しました。

    長々とすみませんでした。
    今後もお誕生日ステイ関係等の記事のアップを楽しみにしております。
    1. kozue 投稿作成者
      さささんへ、
      コメントありがとうございます★

      「面白い」は、櫻田にとって最高の褒め言葉です!だからとっても嬉しいです♪
      ナウシカの漫画も、シュナの旅も、すばらしい物語ですよね・・・あぁ、もっともっと続きが読みたい!
      シュナが故郷の国に帰って王となるまでも、読みたい!

      さて、ジョジョは櫻田の周りにファンは多いのですが、そのあまりの長さに恐れをなし、手をつけられておりません(笑)
      いったいいつから、そしていつまで続くのか・・・・。
      少年漫画に学ぶ女性の美しさ、っていうのも面白いですね♪

      これからも、幅広ーく櫻田の頭の中をさらして参りますので、
      何か共通点を見つけられたら、みーっけた!って、コメントして下さいね。
      おまちしております♪

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