カテゴリー別アーカイブ: 大人のチェロレッスン

ちょっとチェロが嫌になっていたけれど

ボッケリーニのメヌエットを聞くだけで、見るだけで、鼻歌で思わず出ちゃうだけで、なんだかブルーな気持ちになっていた、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

いやぁ、もう、前回のレッスンで、自分のヘタッピさが嫌になってしまって、引きこもっていました(=チェロ記事の更新ができないでいました:笑)
練習すればするほど下手になって行く気がする時★大人のチェロレッスン多分52回目

ちょうど旅行やら先生の都合やらあって、あれ以来まだレッスンを受けていなくて、次のレッスンもまだ来週なんですが、辛うじて週に1回は自主練習には通っています。

そろそろ2年経とうとするところで、基礎練デー

前回の自主練では、曲はほとんど弾かず、基礎練ばかりしていました。先生に注意された点に注意して、音階やテルツェンをただひたすら繰り返す、もう何も考えないで。

・腕で、肩で、脇で弾くということの意味
ひたすら開放弦でボーイングして、一つ一つの動作を確かめました。
肘の開くことで弓を引っ張る部分と、脇から肩・腕から弓を引く感じ。

・「アップの移弦」
テルツェンの時、アップの移弦を手首でやってしまって音が乱れるので、特に注意して繰り返しました。
先生:テルツェンでできないことが、曲の中で出来るわけがない。

・手首で操作しない ただ、情報を伝えるだけに徹する
そう、手首はコネクターに過ぎず、その、体全体、脇、肩、腕の力を、エネルギーのロスなく弓に伝えるだけの存在なのだ。それなのに、やたらと出しゃばって「オレがコントロールするぜっ!」と主役気取りをする・・・引っ込んでろ手首!
#と、手首が悪いんじゃないのに、手首のせいにする櫻田←自分のせい

・弓の持ち方再確認
弓を持つ指も、これもコネクターに過ぎない。エネルギーをロスなく伝える機能を仰せつかっているというのに、力を入れていたらロスしまくりじゃないか!邪魔なんだよその力がっ・・・引っ込んでろ指!
#と、指が悪いんじゃないのに、指のせいにする櫻田←自分のせい

有名なチェリストの演奏をYoutubeで見ていると、皆一様に、マシュマロを掴んでいるような力の抜け感を漂わせています。

でも、素人は「きちんと弦を震わせなければ」「弦と弓を摩擦させなければ!」と、どうしても力を入れてしまい、逆に振動や音を潰してしまっている・・・あーん、頭では分かってるのに身体が←身体のせい

・自分の動きを確認しながら演奏
ということで、iPhoneを楽譜スタンドに置き、セルフ写真を撮る状態にして、自分の演奏を見ながら、体の動きを確認しながら、上手な人の演奏と比べながら、ひたすらボーイングしていたら・・・あっという間に2時間が過ぎていました。

曲の練習できなかったけど・・・大丈夫、絶対上手になってるから!と言い聞かせてこの日は終了。

Youtube上のレッスンを受けてみた

さて、先日の自主練では、気分転換にYoutube上のレッスンを受けてみました。



・シンコペーション
この練習をするうちに、音がベタベタしている状態から、踊り出すような感じに少し近づけました。こ

チョイイケメン先生から「後ろに引きずっているような音」というようなことを指摘され、録音した自分の演奏をしてもそうだよな・・・って。

それがこれを意識することで、躍動感、リズム感が出て来て・・・そして元気になり過ぎて、メヌエットから逸脱してしまう櫻田・・・難しいです(笑)

そうだ、うつむいて良い音を出そうと必死になるより、音を表現しよう、楽しもう!

100回演奏すれば上手くなる

もう3ヶ月程練習しているので100回以上弾いています。どんなヘタッピでも、学び始めって演奏時間に比例して上手くなる。

自然に暗譜できているので、意識を弓に集中することもできるし、開いた形がスムーズにすすめば、スタッカートに意識を集中できるようになる。

そうして、それぞれの要素が少しずつ上手になり、基礎練のお陰もあって、音が少し良くなっている。

大丈夫まだまだ「スランプ」とかいうレベルじゃないから、やればやっただけ上手になる。そう信じて繰り返していたら、ちょっとはマトモになった気がするって、今日少し思うことができて、どうにかスランプを乗り越えられました=この記事を書くことができました。

友人から「趣味なんだからもっとリラックスして楽しんで」とアドバイスされてはたと気付きました。

そうだ、音楽を楽しもう!←と、必死になってしまう自分を無理矢理コントロールしようとして、余計に肩に力が入ることもあるので櫻田さん注意してね。

 

練習すればするほど下手になって行く気がする時★大人のチェロレッスン多分52回目

レッスン中に自分が情けなくなって涙が出そうになった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう・・・ボッケリーニのメヌエットダメ・・・もう全然ダメ。

今回は、1週間のうちに2回も練習場に行って練習して、レッスン前も練習して、ずっとメヌエットやって、これだけやったんだから少しは上達しただろうと思ったけれど、全然上達してなくて、先生もちょっと困らせてしまっているような・・・申し訳ない気持ちと、自分に対してイライラする気持ちと、ほんと、悲しくなってきて、鼻がつーんとした41歳でした。

「リラックスして」って言われれば言われる程、眉間にはシワがより、肩に力が入る。「どうしたらリラックスできますか?」という「どうしたら無邪気になれますか?」みたいな、堂々巡りで解決しない問いのようになり、投げ出したくなるのを抑えて、懸命に先生のアドバイスを・・・あぁ、また肩に力が入ってしまう・・・。

ここに来て、音の震えが顕著になったり、そもそも左手の指で弦がしっかり押さえられていないと何度か注意を受けるんだけれど、そうすると体全身が固く緊張してしまって、今度は右手が固いことがネックになり、リラックスと言われてリラックスを「無理矢理」すると、音がすっぽ抜けて、左手はゆるみ、汚い音が出て、音程がズレる。泣きたくなる。

まあ、これが恋愛だったら「ちょっと距離を置きましょう」みたいな感じですよ、櫻田とチェロ。

若かりし頃の恋愛を「馬鹿だったな、分かってなかったのは自分だな」と痛懐かしく思うように、そのうち「下手だったな、分かってなかったなチェロの弾き方が」と思う日が来るのだろうか・・・あぁ、来やがれお願い来て下さい・・・。

頑張っただけに、できないことに落ち込んでしまったけれど、うん、少女だっと懐かしく思う日が来るのさぁ。←by 想い出がいっぱい

・自分では自分の上達を感じることはなかなかできない。耳も成長しているから。
・弓と手は一体。弓を「持つ」のではない。手は関節みたいなもの。
 腕が閉じて、そこからは肩ごと弓を運ぶ感じ。

もっと音を前に・・・というようなこともアドバイス頂いたのだけれど、ちゃんと理解できていなかった。。。もう、心がせいいっぱいで←だから、趣味なんだからそこまで自分を追い込まなくても・・・ きっと、櫻田はそれを「早く弾く」ことでしか表現できず、左手がこんがらがって、また自滅しそうだ・・・。

自分を応援したい時このブログを読むのだけれど、これだ、この「進化」が来るときが来るまで、諦めずに。

進化のステージ(人の心に灯をともす)

ただ、闇雲に練習するのではなく、先生のアドバイスをちゃんと心がけて・・・練習を積み重ねて行こうと思う。

マレック・シュパキエヴィッチ★チェロリサイタルが気になる(イケメンだし)

チェロのモチベーションは、やはりチェロの音色によってかき立てられる!ということで、チェロのコンサートは欠かさずチェック・・・していないし、チェリストもあまり知らない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

そんな櫻田に、こんな素敵なチェリストを教えて下さる親切な方が。それも、かなりストレートに好みな上に、10/29に東京でリサイタルがあるそう!

追記:リサイタルに行って来ました!
マレック・シュパキエヴィッチ★チェロリサイタル2016でうっとり(耳も目も)
マレック・シュパキエヴィッチ★チェロリサイタルの高音質音源が無料で聴ける!2017/1/9まで

土曜日の夕方から。トッパンホール(飯田橋駅から徒歩かな)でコンサート。
帰りに散歩しつつ、軽く飲んで食べて飲んで食べて・・・←軽くない という、バッハ君とのデートプランを思いつき、ニヤニヤ。仕事じゃないといいんだけど・・・。

マレック・シュパキエヴィッチ チェロ リサイタル
スラヴの誇りと哀愁のチェロ ヨーヨー・マから賞賛される稀代のソリストが再来日


#ラフマニノフのソナタいいなぁ。聴きたいなぁ。

で、マレック・シュパキエヴィッチさんオフィシャルサイト
http://szpakiewicz.com/

きゃーーっ!オフィシャルサイトのトップ画像がさらにヤバイ。ヨーロッパのイケメン紳士よ!←落ち着け

サイトは英語ですが、日本語の紹介文もありました(PDFファイル

早速Youtubeでチェック。ヨーロピアンな艶やかな音が素敵です。音楽を表現する語彙は持ち合わせておりませんが、簡単に言うと、好きだ、ということです。

#まるで櫻田の文章のように前置きが長くなかなか始まりません。1:00 位から観るとほどなく演奏が始まります。



なんか、とても真面目そうな雰囲気が漂って来ます。丁寧な感じが好きです。人柄も本当に良さそう。でも、フルネームを覚えられない、難しい(笑)

素敵な演奏をどんどん聴いて、沢山の刺激を受けて、もっともっと上手に弾けるようになりたい!櫻田こずえでした。

ボッケリーニのメヌエット録音★大人のチェロレッスン多分51回目

前回で恐らく51回目だったと思われる、大人のチェロレッスン。ほんとかな・・・今度ちゃんと数えてみよう(と、思ってはやいくとせ・・・)

さて、久しぶりに練習を録音してみました。相変わらずですが・・・



 

7月の練習し始め↓と比べると、音が変わったことに気付いて、ホッとする。音がベタベタしてて、全く軽やかではない。スタッカートの潰れもマシになった。すこーしはメヌエットっぽくなったかな。



 

ちなみに前回、合格にしましょうか・・というムードになったのですが、こんなんじゃ自分的に納得行かないので、あともう一回練習させてください!とお願いをしました。↓ さっきのロングバージョン。すっごい音外してるところとか、もう、あぁ。。



 

そこまで言ったならちゃんと上達しないとまずいな・・・と、練習に力が入って・・・相変わらず肩に力が入っている櫻田こずえです←リラックスよっ!

・強弱もっとしっかり付けよう
・肩の力抜こう
・優雅に
・左手は完璧に!音を外さない!
・後半スタッカートが疲れてる・・・

前回のレッスン:マダム気分でメヌエット〜お紅茶飲みましょう〜

実は、11月にこの曲で友人がピアノ伴奏してくれることになっているんです♪
それまでにもっと上達しなければ、申し訳ないわ、恥ずかしいわ・・・で、さらに肩に力が入る櫻田こずえです←だから、リラックスよっ!

お手本!

マダム気分でメヌエット〜お紅茶飲みましょう〜

マダム気分の櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

いや別に全くマダムじゃないんですけど、ボッケリーニのメヌエットを必死で弾いてたら、先生がそうおっしゃるんですもの←その気になって、語尾が若干マダム

今日はお笑いネタ&感動ネタの大巨編になってますのでご注意下さい。ハンカチ用意して!全米が泣くわよっ!←マダムっていうよりおねぇ

マダム気分でメヌエット〜お紅茶飲みましょう〜とは?

メヌエット、苦手意識満載で、さらに、まだ納得の行く演奏を一度もできておらず、もう、うなだれて、泣きたい気分でレッスンに挑むという、最悪の状態。

先生:櫻田さん、力み過ぎ、肩が上がってます、もっとリラックスして。

櫻田:広い形と弦を2本押さえるのと、スタッカートと、と、えーん・・・

先生:広い形もできてますよ←優しい もっとこう・・・「マダム気分でメヌエット」って感じで。

櫻田:大爆笑wwwwwww←肩の力が抜けてリラックス(先生スゴイ)

もうね、肩が怒り肩でね、緊張してね、手も震えてね、なんかもう、全然・・・。でも、前よりはちゃんと上手になっている。練習した分だけ。でも、ね、やっぱり難しくて、緊張して、頑張り過ぎて、眉間にシワがよって、全然楽しそうじゃないんです、櫻田さん。

櫻田:でも、左手が忙しくて・・・

先生:優雅にリラックスして下さい「お紅茶飲みましょう」って感じで。(さらにマダムっぽく言う)

櫻田:畳み掛けないで下さいwwwwwwwひぃwwww

ヘンに緊張する櫻田をリラックスさせ、さらに全力でチアアップしてくれました・・・

斉藤さんの「ぺ!」

先生:あのねww、櫻田さんの最初のスタッカートって、笑wwww、斉藤さんの、ぺ!、なんですよ、大爆笑wwwwww

(先生、面白いこと言う前に、先に笑うの止めてくださいwww)

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櫻田:泣き笑い

先生:スタッカートを意識し過ぎて固くなって・・・

櫻田:で、勢いだけはある(笑)

先生:そうそう(笑)、で、ぺっ、って音になってるんです。

先生:そう、焦っちゃダメなんですよ、ぺっ、て焦っちゃ。この最初の5つの音は本当に大切ですから。

えっとですね、クラシックのチェロのレッスンなんですよ、それがね、なんでお笑い芸人の一発芸の話にwwwwwwww←先生、褒めてます、好きです

そして、最初の5音を10分以上特訓

madamkibunde #「ぺっさいとうさん」とかメモらなくていいしwww

・音の入り方、滑らかに。
・弓は本来直線ではなく弧をを描くように運ぶ。
・音がお尻でっかち、尻ぶくらみになりがち。
・最初の4音は16分音符。最後は8分音符。弓を使う長さは、音の長さに比例!

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・アップはゆっくり、ダウンはスタッカート意識し過ぎで早い。同じ速度で。
・弓を返す時の音の繋がりを意識。
・音が全然響いていない。

ということを意識して、美しい音が出るまで特訓して頂きました。すると、たまに(たまになんですが)、いい音が出る。

いい音が出ると、褒めてくれる
→櫻田嬉しい
→自信になる
→ヘンな緊張が取れてリラックスする
→より良い音が出る
→また褒めてもらえる
→褒めてもらった時の弾き方を体が覚えて行く

こういうのがあるから、やっぱり習うことって本当に大切だと思います。この感覚を忘れないうちに練習を重ねなくては・・。

もう一週この曲頑張りたいって、自己申告してみました。次こそ納得の演奏をしたい。

仕事や人間関係で肩に力が入って焦っていた

実はレッスン前、精神的に最低だったんです。メヌエットが弾けな過ぎるからではなくて、仕事や人間関係で煮詰まっていることがあって。

「こうしなければならないのに、私はできていない。ダメだ。どうにかしなきゃ(泣)」

それで、焦って空回りして、取り組んでみても肩に力が入り過ぎて、なかなかアウトプットできなくて、余計イライラして、集中できなくて、でも、ただただ正面から突っ込んで行くことしかできなくて、気付くと眉間にシワがよって、肩が上がっていて、呼吸が浅くなって、ただただ焦って、どんどん自分のコンディションを悪く、アウトプットのクオリティを下げていく。

そういう櫻田の「悪い思考パターン」が、チェロを学んで行く過程に、ものの見事に反映されていました。

でも、チェロのレッスンで、明確に(そしてユーモアたっぷりに)指摘して頂いて、レッスン中にそんな自分を客観視できた瞬間に(ぺ!っと言われた瞬間に)自分が仕事等でも悪いスパイラルにハマっていることが、明確に客観視できたんです。本当に、パッと。

あぁ、そうだ、難しくて大変でリラックスなんてできない、って思ってても、リラックスして弾いたら、キレイな音が出たじゃない!そうだよ、リラックスしようよ、お紅茶飲もうよ!

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伝わるだろうか・・・図解すると、こういう現象だったんです。

おかげさまで、仕事もギアチェンジすることで前に進めることができ、人間関係でも、心を開いて話したら、自分が心配していたような状況は全く起こっていなくて、頑に視野が狭くなっていたことを思い知らされました。

チェロレッスンに向かう時は、イヤな事ばかり考えてしまって、マインドフルネスになんて全然なれなかったけど、チェロレッスンから帰るときは、チェロの重みを感じながら、ほのかに香って来るキンモクセイをを楽しみながら、思い悩むことなく家路につくことができました。

先生はお気づきではないと思うのですが、先生のレッスンが櫻田の人生の支えにもなっていること、心から感謝しております。



そして、思考回路が固くなっている大人だからこそ、今さら?と言われそうな新しい何かを習うこと、猛烈にオススメしておきます。

 

櫻田のチェロの原点〜ヨーヨー・マ:バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会2016@サントリーホール〜

昨晩、ヨーヨー・マのバッハ無伴奏組曲全曲コンサートに行っていまだにフワフワな、櫻田こずえです、皆さまフワフワッ♪ はい、フワフワ、素晴らしい演奏を聴いて、夢見心地で、未だに現実世界に戻り切れていない感じです。

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感謝!感謝!感謝!

櫻田が40歳でチェロを習い始めたのは、元はと言えばヨーヨー・マのせい!最初に買ったクラシックのCDがこの、彼の無伴奏チェロ組曲だったのです。タダのクラシックCDではなくて、坂東玉三郎やアイススケートとのコラボもあり、そしてエメラルドグリーンのジャケットが、本当に美しい。


ちなみに、バッハ君とおつきあいを始めたのにも、このバッハ無伴奏チェロ組曲が一枚噛んでます。そう、だからうちの夫は「バッハ君」と呼ばれているのです。

櫻田の人生を彩り豊かな音楽で満たし、素敵な夫を運んできてくれたヨーヨー・マに、感謝しても、感謝しても、感謝しても、感謝しきれません。

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感謝の気持ちをお布施に代えて・・・物販で購入。

前から6列目のど真ん中

手を伸ばしたらヨーヨー・マに手が届きそうな、彼が私に向かって弾いてくれているような、そんな席でした。ヨーヨー・マって、観客とアイコンタクトするんですね(?)←思い込みじゃね? 櫻田を見て弾いていた瞬間があったってばさ!←信じる者は幸せだね

幸福 (キラキラキラ〜〜ッ)

25,000円はやり過ぎたな・・・と思ったけれど、いやいや、十分過ぎる程ペイしました。あぁ、頑張ってこの席ゲットして良かった。

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チェロを習い始めたからこそ、ただ聴くだけじゃなくて、いろんな視点を持って演奏を聴く、観ることができるようになりました。

左手がまるで魔法のように指板の上を踊り、4thポジションから 1stに移る時の優雅で余裕のある移動。4thポジションでチェロを抱きかかえるように弾く時の、チェロから出る高い音の連続の美しさ。荒々しい動きで、チェロの肩に弓が当たる時の音・・・。

今まではなんとなく聴いていた、観ていた演奏が、一つ一つ感動しびっくりする要素でいっぱいになる。もっともっと練習がんばろう!

あぁ、それにしても、フォルテッシモでも右手には一切無駄な力が入っておらず、腕で身体で弓を動かしている様に、比べてどうすんの?って感じですが、自分のダメさを思い知らされます。

ようやく会えた私にとっての正しい無伴奏

バッハの無伴奏は人生3回目ですが、全曲通しで一気に聴くなんて経験したことがなく、気力体力が持つか不安でしたが、お尻が痛くなっただけで、どうにか乗り越えられました。

演奏は正味2時間半弱くらいだったでしょうか、なんか、ちょっぴり演奏が早かったような。

ニコニコとしながら舞台に現れ、おもむろに弾き出す最初の有名なフレーズは、あっけない程さらっと演奏されて若干拍子抜けしましたが、続く2番、3番、緩急がついた中にも、やっぱりそれは清く正しいヨーヨー・マの演奏で、心が落ち着く演奏でした。

櫻田の無伴奏は、彼が2回目に全曲録音した前出のCDが初めてで、それをずーっと繰り返し繰り返し聴いていたので、誰の演奏を聴いても、もちろん好きな曲なので嬉しいし感動するのですが、なんかどこかしっくり来ない部分がありました。私の無伴奏とこことあそこが違う・・・←うざい。

アヒルの子供が最初に見た動くものを母親だと信じ切るように、それは、上書きできるものではなくて、ずっと櫻田のmotherだった。

ヨーヨー・マは、約20年前と同じ、丁寧で穏やかでやさしく豊かな演奏で、櫻田は細かいことや難しい音楽論は分からないけれど、ようやくこの演奏に会えたんだという感慨に、ずーっと浸っていました。

櫻田も(死ぬまでに)全曲演奏するぞーっ!

あ、個人的な戯言ばかりで、すみません。演奏に関するちゃんとしたレビューは、他を当たって下さい、すみません。

さて、チェロケースにサインを!と鼻息荒くしてましたよね?

ヨーヨー・マが無伴奏チェロ組曲全曲演奏会をサントリーホールでやるとな!それも一晩で!

もちろん、油性の白いペンも買いました。黒っぽいケースなので、これで鮮やかに!

しかし・・・チェロケースにサインを頂くことはできませんでした。

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帰り道、チェロケースを背負った人が何人か歩いていて「おおっ!同士よ!デカイケースを背負って、とぼとぼと家路につこうではないか!」と、声をかけたくなりました(笑)

さて、スズキの教科書では、いよいよ次の4冊目で、このバッハ無伴奏チェロ組曲が出て来ますが、ボッケリーニのメヌエットで足踏みし続けている櫻田さん、果たしていつになったら演奏できるんでしょうか・・・。

最後に、櫻田が最も愛する部分、第4番 変ホ長調BMV1010のブーレの中のここを!



何か、祈りのような、静粛であたたかい儀式のような、でも、何か少し切ないような・・・長い旅に愛する人を送り出す、穏やかな祝福とさみしさと←勝手な妄想です(21:48くらいまで)

再びボッケリーニのメヌエット不合格★大人のチェロレッスン多分50回目

またまたボッケリーニのメヌエットが不合格だったけど、さもありなんと反省している、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

あ”ーもう、こうなったら超うまく弾けるようになるまで意地でも卒業しないわっ!

と、若干ヤケにになっている今日この頃。何って、旅行に行く前も広い形でつまづいていて、帰って来たら今度はブランクが空いてしまって・・・練習不足だった感は否めません。

ようやく「広い形」や「2つの弦を同時に1本の指で押さえる」が出来て来た

それでも、ようやく、ようやくこれらのテクニック的なことが、少しだけ身体に染み込んで来ました。

初心者はやっぱり、何回弾いたか、が基本ですよね。広い形にするのに、腕で移動させること、2つの弦を押さえる力の入れどころ(未だによく分からないが、音は少し良くなった)は、耳で聴いて身体で覚えて行くしかない。

んだけど・・・。

そして再び「スタッカート」問題!音楽として演奏できているか

出だしの5音目がスタッカートなんですが、音を止めてしまっているんです。きちんと音が響いていない。毎回毎回、スタッカート問題ですよ奥さんっ!
リュリのガボットでまたまたスタッカート苦戦中★スズキチェロ指導曲集3巻

さらに、広い形、2つの弦、のところで繰り返される「メゾフォルテとメゾピアノの対比」表現。

やっぱりここがきちんと弾けていなければ、なんとか最後まで弾けるようになっても、音楽としてダメダメ・・・。

いいの、いいんです、こういうところを注意されるようになったということは、技術的なところが少しクリア出来たからこそ!

と、自分に言い聞かせる。楽譜にメモが一杯過ぎる・・・。

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楽器って直線で上達しない気がする

何度も弾いて、何度も弾いて、少しずつ積み重ねて行くしか無い・・・でも、それに比例して上手になった感じ、は得られない。

自分では頑張っているつもりででも、音として良くなっていく実感、上手に弾けている実感が全くない時がある。

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この、積み上げている間が苦しい。練習が面倒になったり、私にはちょっとお休みが必要とか都合の良いこと考えたりする。積み上げても積み上げても、成長が感じられないのに、積み上げて行くしか、成長する方法はない。

理屈と、意識と、身体が、すべて合格点に達して、階段を一つ登るとき「あ、わたし上手くなったかも?」って思う時が来るはず・・・。

♪大人の階段のーぼるー君はまだシンデレラっさー(想い出がいっぱい H2O)
#だいぶ前から少女じゃないんですが・・・。



練習で、10回特訓(5回 x 2)というのをやってます。
1回弾く度に、スマホの電卓で1を入力、5回まで心を無にして嫌でも通してやってます。

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これを2回、計10回やると、疲労困憊ですが、何か理屈じゃないブレイクスルーを身体に感じられるような気がして・・・。

全国のチェロ初心者の皆さま、お互いマイペースでがんばりましょうぞっ!!!!

広い形に自分の不器用な生き様を見る★大人のチェロレッスン多分49回目

前回(と言っても3週間前ですが・・)のチェロレッスン、なんと、メヌエット卒業できませんでした・・・何週間やってんだっつーの!

先生:櫻田さんって、どこか自分で自分に制限かけちゃってる感じで、ゴールを見失って、その中で無理して必死になっているような・・・。

ごもっとも過ぎてぐっさーーーーーorz…そう、それは広い形についてです。

大人のチェロレッスン★広い形が乱れた形に

指板をどの指も押さえていない状態からの、広い形って、基準点がないからすごく難しい。肝心の親指をずらさなきゃいけなくて、それが定まらず、こんな「乱れた形」になってしまう・・。

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だけど、人差し指がツリそうな位伸ばす必要はないし(必死過ぎて可愛そう・・・)、親指に力入り過ぎだし、不自然なまでに急いでいるし、何かこう、無駄な力とか、無駄な努力とかが全体から匂い立つんですよ、櫻田の広い形。もっと肩の力を抜いて、正しいゴールを見据えなければ!←この時点で肩に力が入っている

と、先生が広い形をするのを何度も見て、聞いて、話して、分かった!

1.まずは広い形を左手に正確に作る。
2.「腕」を動かすとそれが正しい位置に着地するようにする

そう、広い形を正しい位置に持って行くには、左手の肘というか腕がいつも同じ位置にあり、それを、同じ角度で同じだけ動かすことによって、正確に広い形に着地する。親指どうのっていうより、身体全体としての動きで持って行く感じ。

すごくシステマチックで、無駄がなくて、無理がないんだけど、多分100回以上やらないと身に付かないのであろう・・・身体で感覚を掴んでいくしかないっ!

旅行前後、1ヶ月近くチェロから遠ざかってしまったのですが、再び始動したいと思います。



ちなみに、チェロとネイルを両立させようとしてあがいているのも、なんかこう、何か、そもそも論としてなんかオカシイことになっているような・・・。

2016.09.11 (Sun) ジェルネイルをした爪を短くしてみたが・・・

木を見て森を見ず・・・木の根元の雑草を手で必死で抜いて汗まみれになってたけれど、ふと横を見ると草刈り機があったり、そこは他人の土地だったり(迷惑)、そもそも雑草の存在が森にとっては大切だと後から気付いたり・・・みたいなことになりがちな櫻田の生き様が、そのまま楽器に反映されたようなエピソードでした。

楽器を習うって、深いわ〜。

メヌエットに取り憑かれる★大人のチェロレッスン多分48回目

なかなか合格しないメヌエットに苦戦している、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!チェロを始めた頃、先生に鼻歌を歌って曲名を聞いたくらい好きな曲でしたが・・・今は取り憑かれています(笑)寝言とか、鼻歌に出て来ては、櫻田を苦しめています。あぁ、上手に弾けないっ!

前回は、開いた形ができずに苦戦していましたが、指摘されたのはそれだけではないのです。それもたくさん・・・orz….

人差し指で2つの弦を押さえるところがうまくいかない

この部分。必死で2番線、3番線を人差し指で押さえています。必死過ぎて、他のことに注意が行かなくなります。

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人差し指で2つの弦を押さえることで、弦の上での移動を最小限にすることができるんですが・・・それがむしろ難しい。

カーブしている指板の上で2つの弦を押さえるのだから、相当頑張らないといけないのです。その加減がつかめない。練習あるのみ。

発音が悪い

メゾピアノから始まるメヌエット。元気な曲、威勢の良い曲が得意な櫻田さん、精一杯ガンバって、控えめな音を出そうとしてもごもご弾いていたら(本人は優しく優雅に弾いているつもり)・・・

先生:音がくぐもっていて、発音が悪いです。

がーん。

特に最初のスラーでタタタタタっとやるところは、指板が鳴る位左指ではっきりと発音させることが大切と。しょんぼりする櫻田に、さらに追い打ちをかける鬼コーチ!

先生:開いた形や人差し指で2つの弦を押さえるところは、しっかり弦を押さえることができていないので、間の抜けた、かすれたような音がでます。ダメ。

ダメ、ダメ・・・えーん。

移弦に左手が追いついていない・上から押さえられていない

音階とテルツェンをやっている時、特に音階下りて来る+ダウンの移弦の時、前の音を引きずるような、雑音が入ってしまうんです。それは、ダウンの弓が苦手&いきなり4つの指で押さえなきゃいけないのだが、それが揃わない、から。

弦を移動する右手は、先陣を切って移弦しようとするのだけれど、弦を押さえる左手がしっかり次の音を押さえ切ってから弓が移弦しないと、変な音が出るのは当たり前なのだ。

だから、左手こそ、微妙に先行して移弦を先取りしなきゃいけないはず・・・なのに〜な〜ぜ〜・・・。



ということで、次のレッスンを控えて、自宅でパタパタと左手の訓練をしています。142434もやってます。

2015/5/18 指板をパタパタ言わせたい★大人のチェロレッスン20回目

この頃に比べたら、相当パタパタ音が出せるようになりました。指板のパタパタだけで音が出せるくらいに。うん、櫻田、成長しるよ、大丈夫!

さらに、その次の「スケルツォ」もやってこいとのお達しで(これは、次回メヌエットは恐らく合格であろうというシグナルでもあるので嬉しいが、そう思って次の曲ばかり練習してしまい、前の曲が合格しなかったこともあるので要注意)、このつまらなそうな楽しい16分音符と戦いたいと思います。

大人のチェロレッスン★広い形が乱れた形に

指を広げられない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
レッスンを受ける度に壁にぶつかりますが、今回の大きな壁は「広い形」です。えぇ、広く開かないんです。

乱れた形

広い形(広い型・開いた形・拡張型とも言うらしい)とは、基本形から人差し指だけが真っすぐに伸びた形。
人差し指だけが真っすぐになって、2目盛り分距離を稼ぎ、残りの指はいつも通りの間隔を保ちます。もちろん、中指と親指はいつもセットで。

3. 左手・フィンガリング 2.指の形、拡張型
http://www.cello-maker.com/vcplay/index-vc.html
#上記サイトの広い形が超美し〜い!

撮影のためにちょっと無理なポーズなんですが、しかし、小指が全く真上から押さえられていないし、指の間隔が全く揃ってません。わーん涙

hiroikatachi1
で、広げるとさらに乱れます。等間隔とか夢のまた夢。名付けて「乱れた形」中指と薬指が全然指板を押さえられていなくて、音が抜けます。

hiroikatachi2
メヌエットではこの「広い形」が何度も登場するのですが、これがうまく開きません。そして、きちんと押さえられないがゆえに、力だけやたら入っちゃって、ものすごく手が疲れるんです。

「広い形」をすると

・人差し指がつりそうになる
(さらに真っすぐにすると弦を押さえられない)

・親指にすごく力が入って疲れる
(中指、薬指が力不足だから)

・手の甲が落ちる
(丸くならない)

もう、あっちこっちひっちゃかめっちゃかになって、まあ忙しいこと。

suzukiの教科書では「1指を残して、2,3,4指と親指を移動する。ひじも同様に移動する。」とありますが、そもそも、ひじが全然動いておらず、不自然な形になっていたことが原因の一つ。肘を落とす感じで、親指の位置も、もう、横になるくらいでいいみたい。

先生が押さえているのを観察したり、先生に角度やら何やら直してもらうんだけど、ストレスがない形で「広い形」ができない。どっかが大変無理している・・・。

指よさっと開け!

今までの短い経験から、こういうのって理屈や説明で直るんじゃなくて、100回弾いたらできるようになってた、ってパターンな気がします。

ですが、そんな100回やれば弾けるようになるなんて乱暴なことを先生は言いません。(よく言うか)で、改善策を二つ。

・中指と薬指の指の力が弱いようなので、それを補うべく親指がガンバってしまう。
→指の力を鍛える練習をする

1,4,3,4,2,4-1,4,3,4,2,4-1,4…..を永遠に繰り返します。それも段々早く!



 

・指板を真上から押さえられていないのが問題。
→深爪しないと、どうしても指板に指より爪が先に当たってしまう。

櫻田の、左が薬指、右が中指。なぜか生まれた時から薬指は深爪タイプ。
これからノーマル中指も深爪に育てて行くといいのかも・・・肉体改造か?
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えーん、さらにマニキュアを楽しめない爪になっちゃうのね。でも、デビューのためなら仕方が無いわ←なにそれ

学生時代からバイオリンをやっている(今はお休み中)バッハ君の爪を見せてもらったら、右手より、弦を押さえる左手の方が、あからさまに「深爪」状態になってた。深爪し続けると、皮膚と爪がくっついているラインが後退していくのでしょうね・・・。先生はもっと深爪で、さらに爪の先がもっこりしてた。横に広くて、弦を押さえやすそうな形状。生まれつきじゃなくて、死ぬ程弾いたから身体が改造されていったんだろうなぁ。

hiroikatachi06 親指じゃなくて、中指や薬指もこんな感じ。

もっともっとダメ出しを頂いたので、それはまた次の記事で・・・デビューへの道は遠いわ。