カテゴリー別アーカイブ: 今さら読書感想文

やっぱりリアル本屋が好き

用事があって神保町へ行って参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

なんだか心ときめくのは、昔っから古本屋に通っていたからかな。最初は、赤川次郎とか、コバルト文庫もめちゃめちゃハマりました。

読書&マンガ歴★小学生編
読書&マンガ歴★中学生編
読書&マンガ歴★中学生〜高校生編
読書&マンガ歴★大学生編

専門書が多いけれど、意外と普通の本も店頭に出ていたりして、雑多に眺めていると、amazonの「この本を買った人はこの本も買ってます」より、いろんなところが意外な感じに刺激される。


そして目指すは三省堂神保町本店へ。

久々の大きな本屋で1時間以上グルグルうろついていたら、ふくらはぎが痛くなって来た。至福。

途中からも「もう、いい、お金がなくなったらコンビニでバイトすればいい。」とか自分に言い聞かせて5冊お買い上げ。


 

喫茶店で買った本を眺めて、また、至福。

酒井駒子さんの絵本?は、なぜかこの絵で胸をワシづかみにされた。なぜか分からないし、文章は読んでおらず、中の絵をパラパラ見ただけなので、内容も不明。ドキドキ。
これは完全なる衝動買い。なんとなく。
ちょっと立ち読んで、その世界観に引き込まれてしまった。。。引き込まれるような本に偶然出会う、その幸せ@リアル本屋
なんとなく、夏目漱石、理由は特にない。
何冊か読んでいる柚木さん。一見普通の女性の、べっとりとした女の負の感情、ズルさの描き方が好き。これはタイトルからしていい。心にグッと来てじわっとなる原口マハさんと並んで、「何を買ってもハズレがない」最近好きな作家さん。
神保町と言えば・・・喫茶店「さぼうる2」でナポリタンとイチゴジュースランチして来ました♪

さぼうる2@神保町でランチ★ナポリタンと名物イチゴジュース

日本人のルーツを学ぶぜ!と古事記を読んだら「神様の恋バナ」メインで面白かった話

いつかどちらか読みたいと思っていた「日本書紀」「古事記」の、古事記を読んでみた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

「天真爛漫な神様達の、恋バナがメインのドラマ」で結構面白く、あっという間に読み終わりました。(あくまで櫻田の個人的感想です)

「日本のルーツを知っておきたい・・・でも、難しそう。」と思われる方にオススメしたく、軽い紹介や、タダで読めるサイト・便利なリンクなど書いて参ります。


日本という国がどのように始まったのか(何なら宇宙自体も)分かるんですが、もちろん神話ですし、えーこんなんでいいの?って感じですけどねw それは読んでのお楽しみ。

古事記ってそもそも何よ?

奈良時代に天武天皇の命で編纂の始まった、日本最古の歴史書だそう。

日本各地にバラバラと口伝される神話をまとめつつ、日本を支配するのはやっぱ俺たち天皇家だぜ!という正統性を知らしめるために作られたようです。

上・中・下巻とあるのですが、櫻田の読んだ本は上巻の神様の話を現代語訳にしたものでした。

上 巻:神様の話
中下巻:天皇の話(ヤマトタケルの話とか)

詳しくはこちらをご参照ください。

・ラノベ古事記:古事記とは
・島根県観光サイト:古事記の成り立ち

日本全国にまつられている神々の殆どが、この古事記、そして次にちょっとご紹介する日本書紀にに登場するそうです。

日本の神様辞典「やおよろず」

神社巡りも楽しくなりそうです!

・ちなみによくセットで語られる「日本書紀」との違い

古事記:国内向け。天皇の正統性。
日本書紀:中国とか海外向け。日本すげーと思わせるためで、古事記より詳細で長い。

これも、櫻田が改めて書くより、こちらをご参照ください。

・島根県観光案内サイト:古事記と日本書紀


バッハ君が上下巻持っていて、分厚くて読むの大変そうというイメージがあり、古事記も同じようなもんだろうと思って敬遠していました。

とりあえずあらすじをタダでサクッと知りたい方へ

サクサクとあらすじが読めます!実際に古事記の予習復習に読むのもオススメです。

・ラノベ古事記:古事記のあらすじ(10分未満で読めます)

古事記本編もすべてこのサイトで読むことができますが、本としても出版されています。

櫻田的古事記の感想

神様って、結構人間的じゃん!っていうか、人が神様をベースとしてるのか。ほんと、恋バナとか家族愛とかで、悩んだり落ち込んだり暴走したりの、人間、いや、神様ドラマです。

・結構短気で怒りっぽい神様が多いのねぇ
・かと思えば執着のないのん気な神様もいるわ
・色恋沙汰ばっかりじゃん
・下ネタ多いなw

ドラマにしたら、スケールが大き過ぎるゆえか、結構粗めの展開で、え?それでいいの?国譲っちゃうの?殺しちゃうの?やめちゃうの?といった勢いで、ちょっと強引なジェットコースター的展開になるので、退屈することもなく一気に読めました。

これは、現代語訳によって変わると思いますが。

また、イナバの白ウサギや、御柱祭(丸太で山を滑り降りる祭り)や、ヤマタノオロチとか、出雲大社の成り立ち等、ちょっと知ってる、名前だけ知ってることが、古事記の中の神様との関連で語られていくと、なんかちょっとした高揚感がああります。

あぁ、あれはそういうことだったんだ!って、読んでいて楽しいです。


あと、ナマコの口が裂けてるワケとか、上司が飲み会で繰り出しがちなどうでもいい豆知識なんかも(笑)

どの話も「どっかで聞いたことがある話だな〜」と感じられるのは、実際、日本で生まれ育っていれば、どこかで断片的に聞いているんだと思います。ナマコの話は初耳でしたが。

42歳で、改めて一つの流れとして読めて良かったなと思いました。

オススメサイト

■ とにかくタダで読みたい

・ラノベ古事記:トップページ(天皇記もあり)

・島根県観光案内サイト:古事記の神話(恐らく上巻の神話部分のみ)

■ 神様関係図&地図

・島根県観光案内サイト:古事記の世界構成(恐らく漏れなく網羅されている)

・ラノベ古事記:日本の神様 一覧(イラストで関係性が分かりやすい)

・よもやまセミナー:古事記に登場する主な神様の系譜(一枚で、神話の世界観もあってオススメ)

登場人物、いや、登場神様が結構多い上に、読みにくく覚えにくい・・・ので、こちらを片手に読むといいかもしれません。

ただ、神様が遡って再登場してくることはあまりないので、短い章単位で覚えていれば大丈夫だと思います。海外の長編小説のような「この人誰だっけ?」的混乱は生まれません。

また、リアルなゆかり地マップもありますよ!

・奈良県のサイト:古事記ゆかり地マップ(細か過ぎる!もの凄い充実っぷり)

・島根県観光案内サイト:古事記の舞台(島根限定だけど)

■ 原文も読んでみたい

古事記原文全て

まだ平仮名の生まれていない時代に書かれたものなので、漢文のような難しいものになりますが、現代語訳や漫画と比べながら読んでも面白いかもしれません。

古文調の訳で、かつ原文付きの本はこちらです。読みにくそうだけど・・・。


■ その他気になるリンク

・100分de名著:古事記はこんなにおもしろい(現代日本人の古事記の捉え方や関係の変遷)

・Wikipedia:古事記

紙芝居古事記「12,13歳までに民族の神話を学ばなかった民族は必ず滅びる!」とか!

古事記おじさん 応援したくなります!古事記を読もう!



最近、日本人のルーツとか、歴史とか、伝統とか、そういうものに興味が涌いています。

初めての相撲観戦は超ー楽しかったレポ@両国国技館
初めての歌舞伎座@東銀座〜なんだ歌舞伎って面白いじゃん!編〜
2015年秋:お伊勢参り〜鳥羽旅行レポ

外国人と話す機会が増えたからか、先の見えない時代・先の見えない自分に不安だからなのか、そういうお年頃なのか、単純にヒマなのか・・・しかしどれも面白いので、これからもどんどん触れて行きたいと思っています。

古事記をご紹介くださった方に感謝しつつ。
あ、新しい単位の人だ!

20歳からの年表を作ってみた★40歳のためのこれから術:松浦弥太郎

「40歳のためのこれから術」を手に取るには2年遅かったけど四捨五入すればまあセーフ、と、42歳のお誕生日ステイの時にこの本を読んだ櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!


42歳のお誕生日ステイ2017レポ★インターコンチ@みなとみらい

40歳、もおうこれからの人生下り坂や・・と思うのではなく、70歳をピークと考えてみてはどうか。という切り口の本なのですが、そもそも40歳まだまだこれからやー!とお考えの方にも、今後の人生設計のヒントがいっぱい詰まった本です。

書き留めた言葉たち

松浦さんのエッセイなのでハズレることはもちろんなく、簡潔で、読みやすく、理解しやすく、これからの一年ずっと心に留めておきたい言葉や、参考にしたい考え方が沢山ありました。

・遊びも投資
・歴史の勉強
・自分の定番を決める
・これからはいいものを少し
・オールドではなくヴィンテージになる

「なにか望みがあるなら、いいことだね。それならまずは、それを誰かにしてあげなさい。そうすれば簡単に手に入るよ。」

愛されたい、大切にされたい、優しくされたい・・・例えばそんな望みを当てはめてみると、ハッとしてグッと来ます。


すみません。

20歳から40歳までの年表づくり

さて、今回この本をご紹介したのは、この年表づくりをやってみたらとても楽しく、有意義だと感じたからです。


自分史づくりってよく聞くけど、あぁ、20歳からの20年なら簡単にできるかもって。

年齢を書いて、その時にあったことを書きましょう、とのことでしたが、ざっくり書いてみたらいろいろ項目を付けたくなったり、結局高校生から書きたくなったり・・・。

バッハ君と結婚するまでは、仕事と住所と彼がコロコロ変わるフラフラ人生だったので、それらを軸にしてその時のことを思い出しながらこんな表を作って書いてみました。


(年・月・歳・仕事/勉強・住所・彼・出来事・感謝/成功・謝罪/失敗)

パソコンで大まかな事実、仕事・住所・彼の変遷を記入して、大きな出来事を入れて印刷してから、手書きで少しずつ書き足していっています。

ちなみに、自分の出来事と合わせて世の中的な出来事も軽く書いておくと面白いし(首相とか、円相場とか、オリンピックとか、ヒット映画とか)ふと忘れていた事を思い出せたりします。その時自分的に流行ってた曲とか本なんかも書いたり。

このサイトが素晴らしく参考になります。ありがとうございます。
ジブン・ニッポン・ヒストリー明治〜大正〜昭和〜平成 出来事/歴史年表/ニュース/年齢早見表

ブログを書くのに飽きた時に、寝る前に、ふと眺めて思い出して書込んでみると、思わぬパンドラの箱がオープンしたりして、ギャーとなります。

無意識に「なかったこと」にしているような時期にこそ

そんな時期にこそ、自分の今に続く心のわだかまりとか、考え方の悪いクセとかの、スタートとなるような出来事が隠れているんじゃないかなと思います。

古傷をかばって歩き方のバランスを崩してしまっているようなことって、気付かないけどあるはずで。

今なら「あんなことすべきじゃなかったと思い出す度に胸が痛くなるのでフタをし続けているけれど、ふとした拍子に漏れ出て胸がズキリとすること」も消化できるような気がするし、どんな「黒歴史」も「あれはこういう意味があった」という意味付けを与えることによって、さらに昇華させることができる気がする。

年表を書いていると、自分を俯瞰するような客観的な気持ちになるので、感情的になって都合良く自分の過去を書き換えていることに、気付かされたりします。

そんなプロセスを通じて、古傷をかばってバランスの悪い歩き方をする、そんな必要もなくなってくるのかと思います。

そういうものが主に「失敗・謝罪」に書き込まれて行きます。

なんだ、結構頑張って来たじゃん自分!

基本的に人は自分に対してネガティブで、そして、積み上げてきた事より、まだできていない事に目が行ってしまうように思います。

そして、誰かにしてあげたことは偉そうに覚えていても、してもらったことはすっかり忘れている・・・。

とういことで、年表に「感謝・成功」という項目をつくりました。

自分はこんなに頑張って、こんなに沢山のことをなし得て(どんな小さなことでも!)、そして沢山の人に支えられているんだ!と、ハッとしてグッと来ます。


すみません、すみません。

そういうことを書込んで行く事で、自分に自信がつき、明日への活力になるのは、櫻田が「過去型」の人だからだと思いますが、程度の差こそあれ、多くの方にも同じような効果があるように思います。

過去型:
常に自分の生きてきた道を振り返り、その上で先のことを決めること。あまり、先のことを考えたり心配しない方がいいわ。華やかな過去は自信につながるけれど、「それとくらべて未来は・・・」と先のことを心配してはいけません。立派な過去を残すつもりで今日を生きていくこと。その自信が自分を支えてくれることになるのよ。

未来型?現在型?過去型?〜宿命という自分の取り扱い説明書〜より

amazonのレビューから:バブル、デフレ、そして今、これから

ところで、本書には「松浦さんてばやっぱりお金持ちだよね〜。バブル世代だよね〜。」的エピソードがいくつか出て来ます。

高級なホテルのシーツの上質さを讃え、経営者が企画するガーデンパーティに参加し、手間のかかる欧州車に乗ることに価値を見出す。amazonの「ゆず湯」さんレビューより

それをネガティブに捉えて「バブル」とバッサリ切りつつ、実は妬ましく羨ましく思っている自分の「ひがみグセ」に気づき、その思考のクセが自分の学びの可能性を狭めているんだなと思いました。

というのも、

そして私はこれまで何の疑いも無く抱き続けてきた反バブル感情は結局何も生み出さない、との反省に至った。― これでは私の次の世代から見たら、デフレに対して無反省だという堂々巡りの批判を自分に突きつけてしまうだけではないか、と。amazonの「ゆず湯」さんレビューより

こんな素晴らしいレビューに出会って、超ハッとしてグッと来たのです。


すみません、すみません、ごめんなさい。

ファッションの世界でも、「安過ぎるものへの反省」のような話を良く聞くようになりました。バブル、デフレと来て、今、モノの価値基準がまた少し変わってきていることを、この本は教えてくれているのかもしれません。

安く買って古くなったら捨てるのではなく、これと決めた良いもの、定番を、直しながら愛用し続ける。そんなモノへ態度が、自分自身をも「オールドではなくヴィンテージ」にしてくれるのかなと思いました。

この本の「ゆず湯」さんの正直かつ鋭いレビューに感謝します、ゆず湯さん素敵、ありがとうございました。
年表はまだまだ未完成ですが、一年間手帳に挟んで暇つぶしに埋め続けてみたいと思っています。

ちなみに櫻田は、トシちゃん派ではなく、マッチ派です。

はじめての確定拠出年金投資by大江英樹★分かりやす過ぎる

最近お金のことばっかり考えている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

さて、ウワサの個人型確定拠出年金について勉強しようと思った時に、まずは検索したのが大江先生の本。

「経済とおかねの超基本1年生」大江英樹★うまい話はない、だから損をしない知識を身につけよう。

〜経済やおかねのことが、分かる!読める!難しくないのに、基本も押さえられてちゃんと役に立つ〜

と、非常に印象が良かったので。そして、あったあった!



さらに大江先生、2001年にスタートしたこの制度の専門家。2003年から8年間大手証券グループの確定拠出年金部長、2015年からは企業年金連合会の「確定拠出年金継続今日行く実践ハンドブック検討会」座長を勤めるという、確定拠出年金の超スーパー専門家!

この制度を知らない沢山の人に説明し、対応して来られただけあって、解説が超クリア!我々が何につまずいて理解できないのか、さらには本心「ぶっちゃけ何買えばいいのかだけ教えて。」まで先回りしてフォローしてくれています。

大江先生が水を得た魚のようにイキイキと解説されている、そんな感じがしました。

確定拠出年金には企業型もあるのですが、この本や櫻田が関係するのも個人型です。

で、個人型確定拠出年金って何よ?

「個人で積み立てて運用する年金」です。具体的には、自分で選んだ投資信託等の金融商品を毎月一定金額分積み立てて行きます。

一発で分かる:個人型確定拠出年金「iDeCo」って?(iDeCoナビ)

法改正で主婦や年金のあるサラリーマンも利用できるようになり、俄然注目を浴びています。

「国も企業も老後の面倒みられないから、自分で積立てて運用してよ、その代わり税金優遇するからさ」っていう制度と理解しています。

何せその税優遇がスゴ過ぎます。課税所得400万のサラリーマンで年84,000円の節税になる試算って、ヤバ過ぎません?

先ほどもリンクしたiDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)では 税控除額の試算ができるし、このサイトの利用法もちょっとこの本に書いてありますよ。

でも、何がイヤって「投資先を自分で選ばなきゃイケナイ」こと・・・だって良く分かんないんだもん・・・。


櫻田さん、メモしながら必死に読んでます。

さて本書の内容はこんな流れ

・確定拠出年金の説明「メリット・デメリット」
・老後のお金の考え方(公的年金・企業年金・自分年金)
・どうやって始めるのか(加入出来る人や上限金額・申込ガイド)
・どうやって選ぶのか(投資先は自分で選ぶ、選び方超リアルガイド)←一番スゴイ
・その後「運用」って何をするの?←二番スゴイ
・どうやって受け取るのか(一括か年金スタイルは何が違うのか)

どうやって選ぶのか?についてよくある本では、

・スポンサー企業の商品をプッシュする系
・読んで満足したものの、具体的なヒントがなく実際どう選んだらいいか分からない系

が多いと思うのですが、これはかなり具体的なところに切り込んで提案してくれています。一部企業名も出していましたし。実際、加入!となったとき、本当に役立つ情報だと思いました。詳しくは・・・ネタバレになっちゃうので読んで下さい!



また、櫻田が一番今ハードルを感じている「運用」って良く分からないし面倒くさそう・・・というところが、かなり具体的に説明されていて「投資」に対するハードルが一段下がりました。

櫻田の感想とメモ

税金おトク3兄弟
・運用益が非課税!(NISAっぽい)
・課税所得から全額控除!(上限あり、個人年金保険っぽい)
・受け取る時も控除あり!

・確定拠出年金は「年金」ってあるけど、投資の色が濃い。(本のタイトル通り)
・他の金融商品と比べて信託報酬が安いものが多い。(だから銀行が宣伝しないので目立たないらしい)

・確定拠出年金内だけでなく、自分の資産全体として、分散投資しましょう。
・その場合、確定拠出年金枠にはハイリスクハイリターンのものがオススメ。
実は、二人で初めて銀行にお金の相談に行った時「個人年金保険」をすすめられたのだけれど、そのまま入らなくて良かったと思いました。(本を読めばその理由も分かります)

知らないって本当に怖い・・・。

夫婦で銀行に相談に行って来た

いやでも今回勉強して、バッハ君と櫻田にとって「確定拠出年金」は正解ではないかもしれないとも思いました。とりあえずあと1,2冊本を読んで勉強しつつ、競合金融商品と比較して、何を選択すべきか考えたいと思います。



だんだん、少しずつ、お金のことが分かって来た気がします。FP3級で良く分からないけれど覚えたことも、ここに来て「あぁ、そうなの、あれね。」とガッテンがあって、面白い。

ちょっとFP2級(段違いに難しい)も受けてみたくなりました。

「風車小屋だより」ドーデー★そっと琴線に触れてくる短編集

いつ、なぜ、この本を手に取ったのか覚えていないのだけれど、恐らく20年近く本棚にある本。手に取るだけで心が穏やかになる、まるでお守りのような櫻田的珠玉の名作の一つ。

カポーティの「草の竪琴」もそうだけれど、この本、ドーデーの「風車小屋だより」は、心のささくれをなぜ、優しい気持ちにしてくれます。

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1932年日本語版の初版だそう。

草の竪琴のは繊細でノスタルジックだけど、風車小屋だよりは素朴で何気ない普通のお話で「よ〜し、癒してやるぞ!」的なのが皆無なんだけれど、心の奥、無意識のやわらかい領域にすっと入って来る、不思議な浸透力持った短編集です。

「アルルの女」という戯曲は有名だと思いますが、それは、この短編集の中のたった6ページの短い一編に、ビゼーが曲を付けたものだそう。びっくり知らなんだ。

Youtube: ビゼー:アルルの女(第1組曲・第2組曲)カラヤン ベルリンフィル

純粋素朴な村人や動植物への限りない愛情

本の紹介は、素晴らしい表紙の文章を拝借いたしましょう。

輝く太陽と豊かな自然をもとめて故郷プロヴァンスの片田舎にやってきたドーデーは、うちすてられていた風車小屋に居をかまえ、日々の印象をパリの友人にあてて書きつづる。南フランスの美しい自然とそこにくらす純情素朴な人々の生活を、故郷への限りない愛着の中に、ときには悲しく、ときにはユーモラスに描き出した珠玉の短編集

何か大それた教訓があるわけでも、心振るわす感動や、めくるめく冒険があるわけでもない。どこか淡々と客観的に、村人に聞いた「ちょっとした」小話を暖炉の前で話すような(いや、友人宛に書き綴ったよ形式ですが)、そんな短編集です。

やぎが逃げたり、脳みそが金でできていたり、食欲に負けた司祭や、羊飼いの恋心、ラバが復讐したり。

悲喜劇だったり、ちょっと残酷だったり、おっちょこちょいだったり、欲をかいて失敗したり、ほんとーにたわいもない話もあったり・・・その一つ一つの出来事が、人間や動物、自然への愛に溢れていて、なんだかほんわかした気持ちになるのです。

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#古いので、文字が小さく、そして紙が茶色く変色している・・。

情景描写の鮮やかさといったら!

著者が見ているプロヴァンスの片田舎の風景、情景、人々の息づかいが、そのまま脳内に再現されるような感じ。


少し引用すると

一番美しいのはみかんの林だ。丈夫な木の葉が、ラック塗りのさらの上の氷菓子のように、雪をそのまま載せている。果物は皆雪の粉を浴びて、薄い白布に包まれた金のように美しく柔らかく、その光もつつましい。何とはなしに、教会のお祭り、うすぎぬの法衣の下に着た赤い僧服、透かしレースをかけた祭壇の金泥、といった感じがする・・(これはアルジェリアの風景なんですが・・)

こんなふうに全編を通して表現がとーーーーってもゆたかで、しかも一部単語がわからなかったりするんだけれど、それを想像で勝手に補うことで、さらに想像力がかき立てられ、ますますひきこまれます。

ナポリの衣装をプロヴァンスふうのバラ色に縁取った上着に着替え、帽子の上には、カマルグ産のイビ島の大きな羽毛が震えていた。〜すなわち黄色いつげのさじと、サフラン色の衣装を授けるために待っている。

ちょっと横道それますが、光野桃さんのヴァンテーヌ節であるところの、洋服の色味やディテールの豊かな表現が大好きで、それを思い出しつつ。(美しそうだけど見た事が無いものが入っているところも似ている)

プロヴァンスの自然が彩る鮮やかな色彩、ぶどう酒の芳醇な味わいや、パンの香り、祭りのお囃子やヤギの声、緞子やレースの質感・・・5感全てが常に刺激され、脳内に、村人の生活やプロヴァンスの小道や山々、夜の静けさが鮮やかに投影され、その桃源郷のような情景に身を委ねると、心が自然にほどけていきます。

サガンさんのやぎ、法王のロバ、キュキュニャンの司祭・・・どの短編が一番良いかとか、心に残ったか、ではなくて、その全てが織り成す一枚のタペストリーを愛おしむような、そんな短編集。

あぁ、もう絶版なのね・・・。


一編一編はとても短いです。ちょっと心が疲れた時にお一ついかがでしょう。

ブックオフ楽天市場店で中古本宅配買取をオススメ★ポイントがスゴかった

本や雑誌を買っても、50冊に1冊くらいしか手元に残さない櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

また読むかも・・・と残しておいても結局読まないし、バッハ家は狭いので、読んだらほぼブックオフ行きです。

さて、そんな櫻田がブックオフ楽天市場店で宅配買い取りをお願いしたレポです。

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お店に持って行く方が高く査定されるんじゃないかと思っていた

着払いの宅急便でブックオフに送るってことは、その送料分査定から差っ引いているに違いない!と思って、今まではせっせとブックオフに持ち込んでいました。

でも、査定の待ち時間が長いし、それが嫌だからなるべくまとめて・・・と溜め込むと、持って行けないほど重くなってしまう。

それで、なんとなく検索してみたら、査定は出張でも店頭でも宅配でもあまり変わらない気がして来て。

YAHOO知恵袋
BOOK・OFFに持ち込みで売るのとBOOK・OFFの出張買い取りのメリットデメリットを経験者や関係者元関係者のかた教えてください 」(これは「出張」との比較なんですが)

企業視点で考えたら、いろいろ無駄な費用のかかる店舗よりも、センターで作業を一括にした方が、人件費としても、倉庫的にも、集めた本を店舗に適切に配分するためにも、その方が都合がいいよなーと思ったら、むしろ宅配買取の方を推し進めたいだろうと思って。

また買取価格は「販売数」「在庫数」「発売経過年数」「定価」などにより決定しており、ブックオフ店舗の買取価格とは異なります。
ブックオフオンライン楽天市場店「宅配買取」より

ふーん。ということで、ブックオフオンライン楽天市場店で宅配買取を頼んでみました。

いろんな業者があるけれど、ブックオフに、それも楽天市場店にした理由

ブックオフは古くから利用しているので・・・という、ブロガーとしてはあるまじき保守的な理由により選んでますすみません。ちなみに、あまり経営状況は芳しくないようです。本が売れないのに、古本なんてさらに売れないよね。

ブックオフが赤字、「中古家電」でつまづき中古本市場が縮小する中、活路は見つかるか
(東洋経済ONLINE)

「査定が渋い」とか叩かれたりしてますが、こんなネットが広く網羅されている今、タダでさえ安い中古の買い取り価格にそれ程差をつけられるとはあまり思えず(半分は探すのが面倒なので)ブックオフ。買い取り業者は沢山あるので検索してみて下さいまし。

ちなみに、ちょっと高価なマニアックなCDや本がある場合は、それ専門の業者に頼んだ方が適正な価格を付けてくれるので頑張って探してみて下さい。今回はそのようなものもないし、何せ大した量じゃないのでブックオフに。

で、なぜ楽天市場店にしたかというと、住所の入力が面倒だったから(笑) さらにびっくりしたのは、ポイントが付く!ということ、知らなんだ。いや、このポイントが半端無くてびっくりしました・・・。

で、実際の手続きはこんなに簡単でした。早く宅配買取使えば良かった。

・まずは売りたい本を丁寧に梱包

ヨドバシの大き目の段ボールを取っておいて、そこに4つに分けて重ね、新聞紙を丸めて緩衝材にしたり、CDはまとめてプチプチに入れてから入れました。

なんか恥ずかしいからモザイクかけてみた。

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段ボールの3/4くらいまでしか入らなかったのでどうしようか悩んでいたら、バッハ君に、四隅をカッターで切って本の高さに段ボールを合わせればいいと教えてもらい、なるほど!

こうして「キッチリ詰める」「隙間には緩衝材を入れる」をすれば、本が傷まず、査定に響きません。

後は、身分証明書のコピーを入れて、ガムテープで閉じるだけです。

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(ほぼほぼバッハ君がやってくれました)

・ネットで買い取りの申請をします

ブックオフオンライン楽天市場店「宅配買取」に行って、手続きをする。
楽天の登録があるから、住所とか入れなくていいのがラク♪

集荷は2日後から選べて(申請時間にもよると思います)、時間も4つの枠から選べます。

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箱数は重要(集荷の時伝票を箱の数だけ持って来てくれるから)なので、梱包は後でも良いですが、それだけは決めてから申込をしたほうが良いと思います。

また、査定価格に拘る方は、承認コースを選ばれるのが良いと思いますが、面倒なのでおまかせ承認コースを選びました。

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・いつもお世話になっている佐川の担当者さんが、指定した時間に取りに来てくれます。

・程なくして、メールで受領連絡が来ます

・査定額がメールで来ます

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amazonの中古市場でも人気のわりと高額な本がキレイな状態で入っていたので、それらが押し上げてくれたのだろう・・・あとCDも頑張ってくれた!値段つかなかったの12点もあったのか・・・その他1点500円って何だろう(笑)←記事にするつもりがなかったので、リストを作っておくとかいうことを考えていなかった・・。

それにしても8,194円という、思ったより相当高い買い取り価格にびっくり♪ 嬉しい♪

その後、入金するよーってメールが来て、さらに、ご成約ありがとうございました!って来ます。1度でいいよ・・・。

で、驚愕だったのが、なぜか最後でポイントが2倍になっていたこと!

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なぜ?なんかキャンペーンだったっぽい←覚えていないこれは大きい!嬉しい!
なお、通常は買取金額の10%をポイント還元しているとのことで、それだけでも十分嬉しいのですが。

買取申請なんていつでもできるので、是非、ポイントアップキャンペーンの時を狙って下さいませ。

結果、自分で売りに行くより時間も体力も節約できて、ポイントも沢山もらえて、ブックオフオンライン楽天市場店「宅配買取」には超大満足でした★

本をできるだけ高く売るコツと個人的に思うこと

・本は基本的に「売る前提」で読み、気になるところはポストイットを使ってメモをし、直接線を引いたり折ったりしない
・お風呂場に持ち込むのは「売らない前提」のお気に入り本だけ
・梱包は丁寧に
・売ると決めたらなるべく早く(基本的に発売直後の方が査定が高い)
・帯のあるなしはほぼほぼ関係ないらしい

帯はある方がいいと思っていましたが、帯の有る無しで査定や販売価格を変えるコストを考えると、全く見合わない、ようです。なるほど。

とにかくあまり単価の高くない「中古本」ですので、どう頑張っても(普通の本なら)査定に大きな違いがある訳はなく、「手間を掛けないこと」が最もコストパフォーマンスが良いと思います。自分が中古本の買取のために使った時間も、重視すべき「コスト」なので。

なので、売るために努力したり我慢するより、本を思う存分楽しんだ方がいいと思います!

電子書籍は何度か購入したのですが性に合わず、これからも中古本市場を活用させて頂きます☆ありがとうブックオフ!

「私という運命について」白石一文★一つ一つの選択が運命

この本を読んだのはいつだったけ・・・確か、5年以上前、シェアハウスに住んでいる時で、当時お付き合いしていたバッハ君となかなか結婚に進めなくて、仕事でも悩んで、カウンセリングなんか受けたりしながら、悶々としている頃だったと思う。

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シェアハウスの狭い個室で、泣きながら何度も読んだっけ・・・本がボロボロだよ。



女性作家が描く女性の恋愛モノは、大抵、自分が恋愛に悩んでいる時に手に取る事が多い。

これは、恋愛というくくりを越えて、自分の人生について、沢山の選択肢を前に、思考も心もこんがらがってしまった時に、その若干大げさとも言えるタイトルに惹かれて手に取った本。

「私という運命について」・・・女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは? 一人の女性の29歳から40歳までの ”揺れる10年” を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。(裏表紙より)

kazufumi_shiraishi2 #解説も入れて495ページ。マジで圧巻です。

「どうしようもない運命というものに翻弄されても、受け入れて生きるしかない。」
「自分で選び取ったもの、それこそが運命。」

という、相反する命題の間を揺れ動く、という意味で、全ての女性の心に響く名作だと思います。女性なら、きっとどちらも痛切に感じたことがあると思うから。



29歳から40歳までの10年間の間に、病気や死別、事故、別れ・・・様々な出来事が続々と降りかかるけれど、女性の逞しさ、しなやかさで、時に流され、迷い悩みながら真剣に生きる主人公。

ハイクラスな人物設定や、次々起こる事件がスゴ過ぎて、登場人物の状況に直接「共感」するのはちょっと難しい時があるのですが、彼女が直面する女性としての悩みや迷いは、多くの30代女性が経験するものと同じ。

そういった、ピンチや節目に、「運命」という言葉をもらったり、自分で運命の存在に気付いたり、振り返って、何かに自分が導かれているような感覚を持つ主人公。

運命というのは、たとえ瞬時に察知したとしても受け入れるだけでは足りず、めぐり合ったそれを我が手に摑み取り、必死の思いで守り通してこそ初めて自らのものとなるのだ。

さらに、その運命を運命たらしめるのは、自分の強い意志。意志によって、私という運命が紡がれていく。

命をつないでいく女性は、長い時間の流れの中で、自然に生かされ、運命をもつないで行く・・・そういった、自分を越えた大きな流れを感じ、さらにそれに寄り沿い、意志を持ってその運命を守って生きる時に、女性は強くなれる。



主人公の義母となる女性からの手紙に書かれたメッセージが、この一人の女性の物語の軸になっています。

選べなかった未来、選ばなかった未来はどこにもないのです。未来など何一つ決まってはいません。しかし、だからこそ、私たち女性にとって一つ一つの選択が運命なのです。

物語の前半に出て来たときには理解し難かった、受け入れにくかった文面が、最後に出て来た時はすとんと心に落ちます。

あなたを一目見た瞬間、私には、私からあなたへと続く運命がはっきりと見えました。



我ら女性には人生の選択肢が多く、その選択で自分の人生が大きく変わることが多々ありますよね。そんな人生の岐路で先の見えない分かれ道に怯え、何を選んだらいいのか分からなくて立ちすくむ時がある。

「未来など何一つ決まってはいない。」ということは、未来には、正解も、間違いもない。

本を読んでも、人生の霧は晴れないし、正しい道がどれなのか分からない。けれど、感じるままに、信じた運命を力強く生きよう、一つ一つの選択が紡ぐ、私という運命を守って生きようと、霧の中を歩き出すきっかけになった。

それが、その積み重ねた選択を「正解」にするただ一つの方法なんだと、そっと背中を押して、いや、背中のネジを回してくれたから。

「運命」という言葉が気になったら・・・算命学の「運命」についても読んでみて下さい。「宿命+運命=運勢」

算命学の素朴な疑問「誕生日が一緒なら同じ人生になるの?」〜路佳先生の算命学サロン〜

「過剰な二人」林真理子&見城徹★櫻田も過剰です

林真理子さんが書く女の「妬み僻み孤独」が大好きな、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
今度、藤堂志津子さんが書くそれと比べてみたい・・・。

さて、今回はふと図書館で出会った本。思わず全部一気に読んでしましました。
最後の「とてつもない人生バイブル」というのは、編集者さんがこの偉大なお二人というか、幻冬舎の設立者である見城さんにゴマすって付けた感がしないでもないですが、つまり自己啓発本っぽい仕上がりです。よし、努力しよう、運命は自分で切り開いて行こっ!と思えます。

そういう本はいくらでもあるのですが、今回何に心動かされたかと言うと、自分の中に小さなマリコ先生を見いだしたからです←おこがまし過ぎてびっくり

過剰、そうなのよこの過剰なエネルギーはなんなのよ!

この本に惹かれたのはとにかくタイトルの「過剰」という言葉。ブレイクし始めた頃、初めて林真理子さんを見た見城さんが彼女を表してこう言います。

折り合いのつかない過剰さを抱えた女

だからこそ面白いと感じたそうですが、はーいはーい、私も過剰さ持ってまーす。
さらに、強烈な自己顕示欲と自己嫌悪を併せ持ってると表現されていましたが、
はーいはーい、私も自己嫌悪と自己顕示欲、劣等感とプライド、持ちまくりです!

私も直木賞作家になれますか?←なれません

これだけだったら何も感想文書くまでには至らなかったのですが、このフレーズが超衝撃的でした。

自己顕示欲と自己嫌悪の間を揺れ動くから風と熱が起きる

「自己顕示欲と自己嫌悪の間を揺れ動くから風と熱が起きる」

今までその自己顕示欲と自己嫌悪っていう、両極端なものを内に抱えているのは、すごく悪いものだと思っていて、だから、その間の「分相応」「普通一般的」そんなところに着地したい、そういう「バランスが取れた人」「落ち着きがある人」に憧れていました。だってなんだか面倒くさそうな人でしょ(笑)

でも、林真理子さんは直木賞作家になる!と見城さんが見抜いたのは、その両極端の性質が発生させるエネルギーゆえなんだと思ったら、アンバランスな両極端さを持ち合わせていることは悪いことじゃないんだと思えて、それは私にとって世紀の大発見くらいに思えまして。

ちなみに、算命学の路佳先生に教えて頂いた「偏った生き方をするとよい」ということにも繋がって行きます。バランスを取ることが、必ずしも正しいとは限らないんですね。その人なりのバランスがある。

過剰なエネルギーをコントロールできない

ちなみに、ここ最近悩んでいたのが「自分の過剰なエネルギーをコントロールできないんだが」ということ。
過剰なエネルギーを持て余してしまい、制御できない。リラックスしているとムズムズしてしまって、企画を考えたりブログを書いたりしてしまう。体力が続かなくなると、スイッチオフしたように、パタリと寝る。刺激を常に自己生成し、いつも戦闘態勢で交感神経バリバリ。突然道路に飛び出してしまう子供のようだと、自分で思っていました。自分が過剰で心が疲れる。

それが、ブログを書き続ける大きな大きな原動力になっているのだけれど、もうそれだったら、プライドと自己顕示欲だけで突っ走れたら楽そうなのに(そんなヤツやだけど)、なぜ劣等感と自己嫌悪が付いてまわるんだろう・・・ぐるじぃー。

って、思ってたら、そうか、自己顕示欲だけじゃなくて、自己嫌悪があるからこそ、櫻田を櫻田たらしめるエネルギーが生まれているんだ、そして、その両者のその開きが大きい程、エネルギーも大きいんだ、と思ったら、なんだかすっかりその持て余しにポジティブになれてしまいました。別に何も解決していないのに。



さて、本の内容に戻りますと、基本的には見城さんのパートの、林真理子さん評や、小説とはなんぞや、ひとたらし術、なお話が面白いのですが(彼の著書が始めてだったのもあり新鮮で、林さんは野心のすすめっぽいのが多かったからかも)、林真理子さんの、

運命とは意志

という言葉もメモメモでした。他の自己啓発本にも書いてありそうなことですが、ご本人の事例と共に語られる説明が激しく納得で。「ポジティブな友人(を選んで相談し)に励ましてもらうことも、自分で運をコントロールしていること。」というのも、すごくあるある。背中を押してもらいたい時は、そういう友達を選んで相談するし、冷静に引き留めて欲しいときは、そういう友達を無意識で選んでいる。こうしたい!という意志が強ければ、知らぬ間に自分で自分の運命を方向づけているもの、というのはすごく理解できる。だからやっぱり、思考は現実化するんだと思うし。また、

「身の程」は知らない方が間違いなく得るものは大きい。

勘違いは人にバカにされるだろうが、その人を成長させると思っています←櫻田そのもの あまりに実現と離れた自己認識を持つことは自分を苦しめることにもなるけれど、これもそのギャップが大きい程、エネルギーの源泉になるので、風も吹き熱も生まれる。

40歳を超えてそろそろ落ち着け!と思う時もあったけど、いやいやまだまだ、櫻田はアンバランスなまま行きます!

夜は短し歩けよ乙女★森見登美彦:胸キュン純愛活劇ファンタジー

ちょっと古いかしらん。3回くらい読んだ、ジャケ買い(多分)ヒット作です。
本屋さんでジャケ買いって、当たり外れが大きいけど、当たった時の興奮ったらないですよね。ネットでレビューを読んで買うのとは、全然違って。

その頃、ハチクロにはまっていたので、解説が羽海野チカさんだったから、というのも大きかったような、アジカンのジャケットと同じイラストレーター(中村祐介さん)だったから、というのもあったような。

arukeyootome
#若干のネタバレも含みますが、読むに当たってそれ程問題ではない程度(櫻田調べ)です。

この世界観にハマれば最高!苦手なら読むのがツライかも

何せ匂いやホコリまで漂ってくるような世界観が濃い。夜の先斗町、下鴨神社の古本市、学園祭・・・その、時折読み飛ばしたくなりつつの緻密な情景描写に、想像の翼が全開。昭和な古さと、オカルトな極彩色と、ちょっとスモーク焚いてるみたいなファンタジーと、突如リアリティと。

そのクドい情景描写やら、時空をねじ曲げるような強引な展開、もはや何を言ってるんだか分からない妄想めいたセリフの数々、言葉遊びのための自問自答、戯曲のようなやりとりが、最高に面白い!

アニメ化された「有頂天家族」が有名かもしれません。
http://www.uchoten-anime.com/


櫻田は「ノイタミナ」枠の「四畳半神話大系」大好きでした。


Youtubeに転がっていたりもします。
https://youtu.be/gIl3av0lSGI

「考え過ぎの先輩(男)」の片想い恋愛小説です展開としては

その恋愛がストーリーの軸とはなっているけれど・・・

魅力1.
「先輩」の超絶片想いの「外堀を埋める」段階がメインで、ひとり勝手に悶々とする片想いのまどろっこしさを3乗したような、前に進まなさ。

どこまでも暴走する己のロマンチック・エンジンをとどめようがなく、やがて私はあまりの恥ずかしさに鼻から血を噴いた。
恥を知れ。しかるのち死ね。
しかし私は、もはや内なる礼節の声に耳を傾けはしない・・・・


とか、妄想だけで鼻血出しつつ、外堀を埋め続け(なるべく彼女の目に止まる作戦=ナカメ作戦するも、偶然ですねと言われ続けるだけ)、最後の方になっても、

だがしかし、あらゆるものを呑み込んで、たとえ行く手に待つのが失恋という奈落であっても、闇雲に跳躍すべき瞬間があるのではないか。今ここで跳ばなければ、未来永劫、薄暗い青春の片隅をくるくる周り続けるだけではないのか。諸君はそれで本望か。このまま彼女に想いを打ち明けることもなく、ひとりぼっちで明日死んでも悔いはないと言える者がいるか。もしいるならば一歩前へ!


と、自分の頭の中で自分に演説をぶって足踏みしている。さっさと告れーーっ!

最後の最後、彼女視点の「先輩」の描写が、結構いい感じに描かれていて、その心の激しき葛藤など透けてもいないギャップが、また微笑ましい。

森見さんの魅力は、考え過ぎのイケてない登場人物の長ったらしいセリフにこそあるんだと思います。声に出して読みたい日本語です。

魅力2.
それとは関係なく「乙女」の周囲で展開される恋愛とは全く関係のない破天荒なワンダーワールド。

彼女の視点と、彼の視点と、めまぐるしく変わり、環境設定が、可変式舞台装置のように変わります。割と強引に。万華鏡過ぎてついていくのに苦労するけれど、ついて行く必要さえないのかもしれない。そのトンチンカン(褒めてます)な世界で、理解したり把握することなく、ほほーんと漂っていれば、それだけで楽しい。

そのワンダーワールド自体が、鯉を背負っておともだちパンチする「乙女」の魅力であり。

で、その、彼女視点の描写と、彼視点の描写が、最後の方になると、少しずつ・・・・その視点が、物理的にも心理的にも、少しずつ近づいていく感じが、まあ素敵で、最後は激しくほっこりできます。

ピュアな二人と比べた己の心の汚れ具合を嘆き、面白過ぎる登場人物やワンダーな環境設定と比べた自分の住む世界のつまらなさ具合に嘆きつつ、壮大に森見ワールドに現実逃避をしようじゃないか!

何も考えず没頭でき、読了感は爽やか。最高です。

考え過ぎ男子小説と言えば

主人公の男の子の、考え過ぎっぷりで、ふと読み返したくなった本が。


「恋愛に関する考察」をし過ぎる頭でっかち男子ヨーロッパ代表。こちらは、哲学やら心理学やらで相手や状況を分析し過ぎる、不器用で素朴で経験値足りない男性。そう、ふたりとも経験値が足りない感じがいいのよっ!

2手、3手、先を(しかも外れてる)読んだり、あらゆる心配事をふくらまして哲学的に憂慮し、結局何も言えない、うまくいかない、みたいな、無駄な頭の良さとか知識の無駄な使い方に思わずクスッとしてしまう感じ。




とりあえず気になられたら、本屋さんで羽海野チカさんのイラスト解説だけでも見て下さい。

人生の意味の心理学★岸見一郎 サクッとアドラー心理学の概要を掴む2/2

アドラー心理学をまとめておきたいなーと思って手に取ったNHKテキスト。
読めば読む程、学問というよりも、実用的な感じがして来ます。実用的な学問!

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人生の意味の心理学★岸見一郎 サクッとアドラー心理学の概要を掴む1/2
では、1章、2章に続いて、3,4章を自分なりにまとめさせて下さいませ。

3章:対人関係を転換する

・人間の悩みは全て人間関係の悩み

他者と関わらなければ摩擦も苦悩も生まれない。
だから、摩擦を恐れる人は「他者と関わりを持たない」という目的のために、他者を敵と見なすようになる。(目的論)そして、他者を敵ととらえる考え方が、人間関係の悩みを作り出している。

しかし、生きる喜びや幸せも対人関係の中でしか得ることはできない。摩擦や苦悩ではなく、他者との関係の中で幸せを感じるためには、他者を敵と捉えずに関わるためには、何を変えればいいのか。

・承認欲求や自己中から脱却し、対人関係を転換する3つの方法。

自分を認めて欲しいという承認欲求や、世界の中心に自分がいたい(甘やかされた子供に多い)という意識から、他者はそれを脅かす敵と捉えてしまう。

例えば、注目されたい子供は、おねしょをすれば、注目を引き、人を仕えさせ、昼も夜も親を自分に注目させることで、他人を支配出来ると考える。

そのまま大人になれば、人の注目を集め認められないと、逆に不登校や非行で、親の注目を一身に集めようとしたり、すぐに癇癪を起こすように育ってしまう。

そんな状況から脱却するための3つの方法。

1)他者に感心を持つ
人にどう見られているか気になるのは、他者への関心とは真逆に、自分にしか感心がない証拠。他人の心で見、感じられるように。

2)他者は自分の期待を満たす為に生きているのではないことを知る
他者から良く思われようとして他者の期待を満たそうとする人は、自分の人生ではなく、他者の人生を生きることになる。摩擦を恐れず否定を恐れず自分の人生を生きるなら、他者の承認を必要としなくなる。

3)課題の分離をする
最終的な結末が誰に降り掛かるか、その責任を最終的に誰が引き受けなければならないかを考えれば、それが誰の課題かそれが誰の課題か分かる。不登校は子供の課題。親の課題ではないから、過剰な立ち入りはNG。その代わり(4章で説明する)「勇気づけ」を。

対人関係のトラブルは、人の課題に土足で踏み込むこと、踏み込まれることから起こる。

では、一歩進んで、他者との関係性の中に「入って」行くには、どうすればいいのか。

4章:自分と他者を勇気づける

・「共同体感覚」を持ち、共同体に貢献する

他者を仲間と見ている人は、その仲間である他者に貢献し、貢献感を持つことができる。その貢献観から、「自分に価値が有る」と思うことができ、対人関係に入って行く勇気を持つことができる。

人生の意味は全体への貢献、共同体感覚を持つこと。

・共同体感覚を持つための、3つの観点

1)自己受容(普通であることの勇気)
自分に価値があると思える時だけ、勇気を持てる。「自分は特別によくなくても、わるくなくてもよい(価値が有る)」と考えることがポイント。

2)他者貢献
価値は何も特別なものではなく、誰もが存在レベルで他者に貢献できる。生きているだけで、あなたは誰かに貢献している。

3)他者信頼
信用:条件付きで人を信じる
信頼:無条件で人を信じる←こっち

そして、円環構造、ぐーるぐる。

自分を受け入れることができるためには、貢献観が必要。「貢献感」を持つことができれば、承認欲求や中心にいたいという感情は消え、自分を受けいれることができる。貢献観を持てるためには、他者が敵ではなく、仲間であると信頼できることが必要。他者を受け入れるためには、まず自分を受け入れることが必要。

子供に対しても、全ての人間は対等な横の関係にあると考える。褒めるのでも叱る(上から目線)のでもなく、感謝する、貢献感を持たせる→人生の課題に立ち向かう勇気づけ






人は誰にも何にも支配されない。親にも、過去の経験にも、どんなふうに育ったかにも。結局は自分がどう意味付けるか、なのだ。

どう意味付けるかを決める価値体系「ライフスタイル」はいつでも変えられ、それを変えることで人は、今すぐここで、幸せになることができる。

何が与えられているかばかりに注目し、自分の不幸を嘆き、能力に限界があると考えたい人は多いが、大切なのは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう意味付け、どう使うか。

そのためには、自己受容し、他者を信頼し、他者に貢献しているという「共同体感覚」を持つことが、大切なベースになる。



まとめて力尽きました。思うことも多く、改めて感想を書かせて頂きます。
アドラー心理学を世に届けて下さった岸見先生に感謝しつつ。