ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018レポ★フェスっていいよね

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久々に「ラ・フォル・ジュルネ」クラシック音楽のフェス、に行ってまいりました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

フランス発のクラシックフェスで、だいたい45分の短いコンサートが100公演以上(無料のものも含めるともっとたくさん!)、3日に渡って日比谷の国際フォーラムで開催されます(今年は池袋でも)

オフィシャルサイト:ラ・フォル・ジュルネとは

【2014/5/3】バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータを聴く@ラ・フォル・ジュルネ

ラ・フォル・ジュルネでベレゾフスキーに恋に落ちた

どんな音楽のジャンルでも、フェスって楽しいですよね。

単独コンサートはちょっと行けなくても、生で聴いてみたかったアーティストのコンサートに行けたり、今まで全く興味のなかった音楽との思わぬ出会いがあったり、フェス飯が美味しかったり、お祭り的雰囲気が楽しかったり。

#朝一番で設営中

ラ・フォル・ジュルネも、ロックフェスみたいに、一日フリーパス券にして、座席の半分くらいを立ち見にして、出入り自由聴き放題にしてくれたら、もっと出会いも増えるのにな・・・と思っていますが。

今回は、ずっと気になっていたアーティストや曲に触れることができて、大・大・大満足でした。

・アレクサンドル・クニャーゼフ
・ボリス・ベレゾフスキー
・イ・ムジチ
・ラフマニノフ前奏曲Op.23 No.5

3公演でトータル9,000円弱でした。

これなら気軽に行けますよね。

一番聴きたかったクニャーゼフとベレゾフスキーのレポはこちら

初アレクサンドル・クニャーゼフのビブラートに酔う@ラ・フォル・ジュルネ(M225)

(内は公園の番号です)

I Musici イ・ムジチ合奏団(M241)

日本でも人気の、老舗のイタリア室内楽団。

オフィシャルサイト(英語)

そもそもオケより小規模の管弦楽が好きで、一度生で聴いてみたかったそのハーモニー。

指揮者がいないのですが、どんな雰囲気で弾くのかなーと楽しみにしていました。

それはもちろん、第一バイオリンの方の、少し大げさな動きや息遣い、足でテンポを取っていたりするのですが、それがまた、大人チェロ会のアンサンブル会のことが思い出されて、こういう「みんなで作る」感じが素敵で憧れます!

ずっとみていると、左端のバイオリンとともに、右端のチェロもわりと場をリードしていて、超末端チェリストとしてはなんか嬉しい(笑)

ボッケリーニのピアノ五重奏曲ハ長調op.57-6から 第三楽章「マドリードの通りの夜の音楽」は、バイオリン、ビオラ、チェロのピチカートが呼応する現代音楽のような楽曲で、ぐっと引き込まれました。

また好きな曲が増えて、嬉しい。

あと、紅一点、黒スーツの男性陣の中に、真っ赤なリゾートっぽいドレス&ビジューなサンダルという、峰不二子か?と思うような、スタイルの良い、そしてもちろん小麦色のイタリアンマダムが!

かっこよかったー。

多分この緑の方。映えますね〜かっこいいーわー。

Rachmaninov : Prelude op. 23 no. 5 ラフマニノフ前奏曲集のOp.23 No.5(M222)

大好きな5番を、初めて生演奏で、それもアブデルさんの演奏で聴けて、感無量でした。

何が好きって、やり過ぎ、盛り過ぎの、トゥーマッチなドラマチック感。そして、テンポの良いリズム、力強い和音・・・よくわからないけれど、心が高揚するんです。

迫力の演奏で心から満足させてくれた、アブデルさんに感謝〜。
(好きな曲って、こういうふうに弾いて欲しいっていうのがあるから、たまにがっかりしてしまうことがある)

 

ちなみに、ショパンの子守唄の時、櫻田の視界中、7,8人はウトウトと舟を漕ぎ始め・・・

次の曲はショパンの「舟歌」っていうのが、ツボでした。

クラシックのコンサート、どこかで一度は眠くなるんですが、ラ・フォル・ジュルネは基本1公演45分なので、睡魔との戦いがないのもいいです(笑)

でも、好きな音楽、心地よい音楽を聴きながら眠れるってとーっても幸せだし、全然アリだと思います、いびきをかかない限り!

フェス飯&銀座グルメ

公演を何件もハシゴしていると、お腹が空いてきますよね。

毎年たくさんの屋台が出ていて、クラシックらしく帝国ホテルなども出店していたり、フランスのイベントらしくワインが飲めたり、国際色豊かに飲食を楽しめます。

早朝9:30からのイ・ムジチの後に、スイーツを♪

ただ、椅子とテーブルが足りないのは毎年のことで、がっつり食べる時には、まず座席を確保してから食事の調達をすることをおすすめします。

櫻田は今年も立って食べました(笑)

なので、ランチはいつも外に出ます。日比谷〜銀座ですから食べる場所は豊富。

今回ランチは・・・酒の穴(銀座らん月直営・銀座松屋前)で昼飲みに。

酒も料理も旨い店「酒の穴」@銀座らん月:日祝も通し営業で昼飲み可!

さらに、毎年楽しみにしているのが、交通会館の地域物産館のソフトクリーム!

交通会館:物産館一覧

北海道のソフトクリームはいつも大行列だし、もう何度も食べているので、今年は秋田。

さっぱりしていて、とっても美味しかったです!

ちなみに、帝国ホテルの屋台にもソフトクリームはあるのですが「スジャータ」って書いてあって・・・以下省略。

ということで、GWの1日を、ラ・フォル・ジュルネで楽しく美味しく過ごしましたレポでした!

もう10年以上毎年開催されていて、今年も43万人以上が来場したそうです。
「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018」開催報告より)

いつだったかの、来場者数100万人超えという数字が記憶に残っていますが、、、大丈夫かな。

来年もどうか、GWの国際フォーラムで開催してください〜♪

ちなみに、5千席ホールAを土日祝で1日貸し切ると400万円以上するそうですが(国際フォーラム施設一覧)、全部貸切、3日間+設営撤去・・・どれくらい場所代かかってるんだろう・・・それにアーティストの渡航費とかギャラとか・・・と、つい毎年台所事情が気になってしまいます。

有料チケット総数:182,007枚 販売率65.5%というデータから、1枚3,000円(もっと安いかな?)と単純化して計算すると、約3.5億円の収入と推測。さらに、スポンサーとか共産とかあるんでしょうけど、運営費すごそうだしな・・・。

赤にならないことはイベントの存続に大切だと思うので、どうか、もっとたくさんの方に来ていただいて、今後もずーーーっと続いて欲しいと願うばかりです。

オフィシャル:2005年から2017年までの開催概要〔PDF〕

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