レッスン中に自分が情けなくなって涙が出そうになった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう・・・ボッケリーニのメヌエットダメ・・・もう全然ダメ。
今回は、1週間のうちに2回も練習場に行って練習して、レッスン前も練習して、ずっとメヌエットやって、これだけやったんだから少しは上達しただろうと思ったけれど、全然上達してなくて、先生もちょっと困らせてしまっているような・・・申し訳ない気持ちと、自分に対してイライラする気持ちと、ほんと、悲しくなってきて、鼻がつーんとした41歳でした。
「リラックスして」って言われれば言われる程、眉間にはシワがより、肩に力が入る。「どうしたらリラックスできますか?」という「どうしたら無邪気になれますか?」みたいな、堂々巡りで解決しない問いのようになり、投げ出したくなるのを抑えて、懸命に先生のアドバイスを・・・あぁ、また肩に力が入ってしまう・・・。
ここに来て、音の震えが顕著になったり、そもそも左手の指で弦がしっかり押さえられていないと何度か注意を受けるんだけれど、そうすると体全身が固く緊張してしまって、今度は右手が固いことがネックになり、リラックスと言われてリラックスを「無理矢理」すると、音がすっぽ抜けて、左手はゆるみ、汚い音が出て、音程がズレる。泣きたくなる。
まあ、これが恋愛だったら「ちょっと距離を置きましょう」みたいな感じですよ、櫻田とチェロ。
若かりし頃の恋愛を「馬鹿だったな、分かってなかったのは自分だな」と痛懐かしく思うように、そのうち「下手だったな、分かってなかったなチェロの弾き方が」と思う日が来るのだろうか・・・あぁ、来やがれお願い来て下さい・・・。
頑張っただけに、できないことに落ち込んでしまったけれど、うん、少女だっと懐かしく思う日が来るのさぁ。←by 想い出がいっぱい
・自分では自分の上達を感じることはなかなかできない。耳も成長しているから。
・弓と手は一体。弓を「持つ」のではない。手は関節みたいなもの。
腕が閉じて、そこからは肩ごと弓を運ぶ感じ。
もっと音を前に・・・というようなこともアドバイス頂いたのだけれど、ちゃんと理解できていなかった。。。もう、心がせいいっぱいで←だから、趣味なんだからそこまで自分を追い込まなくても・・・ きっと、櫻田はそれを「早く弾く」ことでしか表現できず、左手がこんがらがって、また自滅しそうだ・・・。
自分を応援したい時このブログを読むのだけれど、これだ、この「進化」が来るときが来るまで、諦めずに。
進化のステージ(人の心に灯をともす)
ただ、闇雲に練習するのではなく、先生のアドバイスをちゃんと心がけて・・・練習を積み重ねて行こうと思う。