ポジション移動スパルタ特訓★大人のチェロレッスン多分55回目

スポンサーリンク
記事には広告が含まれています

前回のひたすらボーイングに続き、今度はポジション移動のスパルタ特訓を受けた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

このスパルタ特訓シリーズ、受けているときはツライんですけど、その効果は絶大なので、嬉しい気持ちとイヤな気持ちがないまぜになります(笑)

ポジション移動が全然ダメ!特に戻る時!

はい、そうなんです、スケルツォのキモは、その狂ったような早いテンポと言うよりも、1stポジションから4thポジションに行って、その後またすぐに1stポジションに戻るというのが繰り返されること。

position_change2

初級者はやはりここがツラくて、行ったり来たりしている間に親指の位置がズレ、音程がぶっ飛びます。

・指だけで音を取りに行ってるけどそれじゃ定まらんぞ
・ポジションチェンジは前もって準備だぞ

ということで、こういうことだぞ!

position_change1

(えぇ、ほんとに分かりにくくてすみません。)

ポジション移動が来たら、あ、ポジション移動だから指移動させなきゃ・・・じゃ遅いっ!

ポジション移動来るなって思っても指は動かせないけれど、微妙に先立って肘を1stポジションに戻す準備を始める若干フライング(このタイミングが微妙なのだが)

そして、音が変わる時に肘に引っ張られるように、まるでムチのように指が指板の上を移動し始め、それは肘が正確に1stポジションの位置に戻っていれば、指も正確に1stポジションの位置に移動する。

まあ、イッツオートマティック!

と、懐かしいフレーズと絡めて理屈が分かったところで、身体がその通りに動く訳がありません。

ということでスパルタ特訓の開始です。

ポジション移動のスパルタ特訓(長いです)

先生:じゃあ櫻田さん、最初の2行だけ100回演奏して。

櫻田:え?あ、は、はい・・・(えぇーそんなのできるわけないじゃーんまた特訓が始まったよぶーぶー)

若干ぶーたれた表情をしつつ、とりあえず何度か弾きます。

先生:4thポジションに戻るところが全然出来てませんね。

櫻田:(何も言い返せない)

先生:戻るところだけはい100回!

櫻田:はい(ちぇっ、また100回かよ・・・心なしか先生嬉しそうだぞっ!)

やはり若干ぶーたれたまま、戻る所だけ弾き始めます。はい、ヘタッピ。悲しい。

先生:4thポジションの2音と、1stポジションの2音だけ1,000回繰り返して!

position_change3

櫻田:(目を剥くが、先生は絶対である。とりあえず弾き始める。音がばらつき、その度に音が止まる)に”ぁーーーーっ

先生:はい、右手は止めない。止めてたら一生スムーズにできるようになりません。どんなにズレてもとにかく右手は止めない。同じ速度で!それに合わせて左手が動くようになるんです!

櫻田:は、はいぃ・・・(泣きそうになりながら、ギコギコする)

先生:じゃあ、このリズムで「ターンタ・4thから1stへ・ターンタ」ポジション移動のための時間がさらに短くなるリズムで特訓です。

櫻田:ぎゃーーー(もう泣きながらギコギコ)

・・・・・・

先生:よし、じゃあ、普通に頭から弾いて。

櫻田:は、はい・・・(そんな、すぐに上手くなる訳ないじゃん・・・)

実際なんかちょっとスムーズに弾けている。

先生:ほら、さっきよりスムーズになったでしょ?

櫻田:ほんとだーーーーっ!先生ネ申!一生付いて行きます!

といういつものパターンでした。

ということで、今週末はこの4th→1stを徹底的に練習して、次回は合格をもぎ取りたいと思います!

ちなみに今回最初に弾いた所「うーん、35点」とのことでした・・・orz…..

タイトルとURLをコピーしました