弦楽器って、ホント忙しいったらありゃしない・・・・と嘆いている、
櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
だって、先日まで右手だけで四苦八苦していて、
やっと何か光が見えてきたような、かすかに見えてきたような気がしたら、
歩き出す間もなく、はい、左手のそこが違います、と、
今度は弦を押さえる左手を注意される orz….
■ しかしハ長調のメヌエット 合格!
週末の練習も、右手のことについて小難しいサイトを熟読しつつ、
姿勢とか、身体の体重を、楽器や弓にかけるという意味などを研究しつつ、
ぎーこーぎーこー、同じ音ばっかり弾いていて、
メヌエットなんて数回。最後のメヌエットなんて、一回も弾かなかった・・・。
先生:暗譜できてますし、音も良くなって来ているし、注意した点を意識しているのは伝わりました。
「意識しているのは伝わった」ということは、なおっていないということですね(笑)
先生:合格です♪
櫻田:え?えぇ?これで合格でいいんですか!?
だって、音は全然綺麗じゃないし、たどたどしいし・・・
先生:この曲でパーフェクトになるまでやる必要はないですよ。他の曲で弾けるようになっていきますから。
なるほどね。確かにね。うん、そういうの好き。
ということで、合格しちゃいました☆
■ で、今回のレッスンで新たに注意されたことは・・・
右手ではなく、左手の「弦の押さえ方」です。
・大きな面積ではなく、ピンポイントで押さえましょう
Cじゃなくて、つぶれた形になると、べたーっとなっちゃう。これはダメ。
真上からピンポイントって、こんな感じのことみたい。
・指は揃えて上げ下げして下さい
??何を揃えるの?よく分からない?
?マークが頭の上に5個くらい出ている櫻田。
これ4つ押さえているところ。
#小指がどうしても・・・。
3つ離すと、櫻田はこうなります。これはダメな例。
残っている薬指に全パワーを注力しようとすると、
どうしても他の指がこうなっちゃう・・・それはダメと。
真上に揃えて指を上げる。
これ、言葉で言うのは簡単だけど、ちょーーーーーできない。
今までこういう動きしたことありませんから、みたいな。
#どうがんばっても小指が揃いません。
違う角度で説明してみます。
これは4つ押さえているところ。
#いろいろ力は要り過ぎだったり、Cじゃなかったりするのですが。
指の付け根で折る感じ、丁度、蝶番(ちょうつがい)がある感じ、かな。
ぱた、ぱた、と、やはり右脳的に雰囲気で説明してくる箱入り先生、好きです。
ちなみに、きちんとここで折れてると、
腕のスジが連動して動いているのが確認できるそうです。
その後先生と一緒に、ぱたぱたぱたぱた、
バットの素振り練習のように、ぱたぱたと上げ下げの練習をしました。
いやこれがキツい。
★
そうそう、先生の美しい演奏を間近で聴いていると、
指板を叩く音が聞こえるんですよね「パタパタ、パタパタパターッ」と。
それは、こうやって上からたたき落してる感じで、
揃えて押さえるから鳴るんですねぇ。。。
何度やってもパタパタ鳴りませんし、指がバラバラになるし、
そんなこと気にしていたら、いつの間にか右手が弓を握りしめていて、
めちゃ痛くなっていたり、汚い音になっていたりする。
あ”----どいつもこいつも手が掛かるーーーーーーっ!
言った通りにやってろっつーのっ!
(指もあなたの一部ですからね、櫻田さん。)
★
レッスンの終わりには、
最後のメヌエットを2、3回弾きながら、先生のアドバイスを頂きました。
ちょいイケメン先生より、一つ一つ細かく指導が入り、
さらに、鉛筆で書き込んでくれるのが嬉しい。
今回最も面白く、しかしよく伝わったのは、最初の難関、指板を指がWalkingする部分。
メヌエット、貴族のダンス・・・と控えめに弾いていたら、
先生:櫻田さん!もっとザクザク(身振りも入る)弾いて下さい
ザクザクって何じゃーと思いつつ、身振りが可愛い!
確かにザクザクって伝わって来るかも、と、
ザクザク弾き直したら褒められました。
先生:櫻田さんはすぐに演奏に反映して下さるのでいいです。
多分、先生のその感覚的な表現が、櫻田の感覚にもハマっているからだと思います。
良かった〜相性の良い先生ばかりに当たって★
ということで、今週末は集中的に左手の訓練をしたいと思います。
右手だってまだダメなのに〜と思いつつ。