片泊まりの宿三福さんで京都の情緒を感じる

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京都ならではの宿に、それも素敵な宿に、しかしあまり高くない宿泊料で泊まりたい・・・
さらに、夕ご飯は自分で好きな所で食べたいし、夜は京都市内で遊びたいし、
交通の便も良いといいな・・・。

そんなアナタにオススメの片泊まりの宿、三福さんをご紹介させて頂きます!

■ 花街・先斗町唯一の、鴨川を望む3部屋だけの小さなお宿

正直に申しますと、最初は、大人の京都旅行だし、リッツカールトンとか、
俵屋さん・炭屋さんなどの高級旅館を検討してみたものの・・・
2泊もするしフトコロが辛いわ・・と一般人は悩んでおりました。

でも、ほどほどのホテルや旅館というよりも、
京町家(という言葉のイメージだけで、それが何か分かっていない)とか、
そういう京都っぽい体験宿みたいな方がむしろ良いのかも!という発想で、
片泊まりの宿を探していて見つけたのがこのお宿。

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先斗町(飲み屋が軒を連ねる繁華街)にある唯一の旅館で、
夜も昼も遊びに出歩きやすく、それも鴨川に面していて眺めが最高!
3部屋しかないことや、片泊まり(Bed&Breakfast)で、夕ご飯が好みで楽しめる、
というのもポイント高し!

なんとなく心配しつつ、電話で4か月程前に予約しました。

■ 大正時代からの建物で、風呂トイレは共同ですが・・・風情よし!景色よし!

最初はめっちゃ不安でした(笑) 先斗町だしうるさかったらどうしようとか、
汚かったらどうしようとか、お部屋同士音がだだ漏れだったらどうしようとか・・・
そう心配して、2泊目は安定のホテルオークラにしたのですが・・・

それは杞憂でした。

3組5名しか宿泊客がおらず、櫻田夫妻以外はお一人様が2組だったこと、
2階のお部屋を予約できたので、足音は気にならなかったこと、
お風呂の時間は他の宿泊客とずれていて、さらにトイレすらかち合わなかった、
というのもあったと思います。

また、家自体は確かに大変激しく年季が入っているのですが、
どこもキレイにリフォームされているので、問題はなく、
ただただ、風情・情緒があって素敵でした。

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#このお部屋は本床がないお部屋でしたが、隣のお部屋は本床のあるお部屋です。

↑写真でお分かりかと思いますが、お部屋の壁も新品綺麗!って感じではありません。
でも、綺麗にお掃除が行き届いており、また、それ故の味わいが。
新しいことが良いこと!ではないんですよね、京都って。
そしてこの、盛り過ぎず、しかし雅な雰囲気を醸し出すお花!ステキ過ぎ!
お金をかければ、華やかにすればいいってワケじゃない、京の粋を感じました。

一個人よりhttp://www.ikkojin.net/kyoto/03.html
客 室はいずれも京の粋が詰まった数奇屋造り。江戸間の幅90センチに対して95センチと広い京間の畳が敷き詰められ、「奥行き三尺」という本床(の間)が 付いている。さりげない違い棚と家具調度品に加え、ムクの木の板が使われた天井や、木曽檜の芯の部分の柱、細編みの網代などその意匠の繊細さには目を見張 る。

ちなみに、部屋に鍵はありません。
でも、一階は女性の一人客が泊まってらっしゃいましたよ。

京都の夜を楽しむには、こんな便利な立地はありません!
先斗町のバーで一杯飲んで、すぐに歩いて帰って来られるのですから・・
ただ、門限が一応あるので、その点はご注意を(23時でした)
門限など関係なく~などと言って下さいましたが、
京都だけに鵜呑みにはしない方が良いのかも・・・なんて(笑)

■ ということで、写真でレポして参ります〜

外の入り口を入ると、さらに屋内の小路があり、鍵のかかった戸にたどり着きます。
この距離があるから、先斗町にあっても静謐なスペースを保てているのだと思います。

そして、そこにたどり着くまでに自動的にピンコーンと音が鳴り、
宿の方が出迎えて下さいます。人が少ないのでたまに待たされますが。

玄関は広くてシンプルで落ち着いた佇まいのスペース。
そういえばスリッパ等はなかった気がします。そのまま靴下で。

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こんな急な階段をあがって2階へ。
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やっぱり最初に目が行くのは、鴨川の風景。
こんなすばらしい景色が一望できる、特等席なのです!
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紅葉の季節は真っ赤に、桜の季節はピンク色に、川岸が染め上げられるそうです。
そんな季節に伺ってみたいです。

チェックイン後は、お茶とお茶菓子でゆっくりと。
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懐かしい昭和な雰囲気の旅館です。
確かに古いのですが、古いからこそ感じられる風情が美しい。
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鏡台がありました!
ここで髪をとかしていると、今日美人になれそうです★
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お部屋の洗面はこんな感じです。
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お風呂・トイレは共同です。3部屋だけですから、混雑とは無縁です。
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うぉーっ!昭和にタイムスリップしたような空間!
ここはおばあちゃんの家ですか?

お風呂も昭和の香りが漂います。
とても清潔にお掃除されていました。
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お手洗いは1室。男性用の便器×2と洗面台↓が一つと、個室が一つです。
もちろんウォシュレット付の新しい綺麗なものでしたよ。
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お食事を済ませて戻ると、お布団が敷いてありました。
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翌日の朝ごはんは、豪華湯豆腐朝定食!

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左上はちょっと指が入りました・・

青菜のおひたしが、優しいお味なのに物足りなさがない、流石の京料理で軽く感動。
ゆずの香りも一役買っているのでしょうね~。早速真似してみます。

湯豆腐は三つ葉がたっぷりで、
まるで青もみじのようでした。
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食後はフルーツとコーヒー/紅茶が付きます。
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そして、女将とのお喋りも楽しい時間。
たおやかな京言葉で、三福さんの歴史や、京都の見どころなど、
楽しくお話を聞かせて頂きました。

もとはお茶屋として使われた大正時代の建物で、
昭和25年に先代が旅館として営業するようになったそうです。

京都に来る時には、また泊まりたいお宿です。

Official Site
http://mifuku.a.la9.jp/
Facebook
https://www.facebook.com/pontocyou.mifuku
#2014年10月土曜日の宿泊で、2名1室 14,500円/1名 でした。

婦人画報
http://www.trip.kyoto.jp/spot/db/mihuku/

トリップアドバイザー
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g298564-d1315614-Reviews-Mifuku-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html

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