「7つの習慣」4 第三の習慣:重要事項を優先する

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「7つの習慣」4 第三の習慣:重要事項を優先する

この章をもって第1ステップ「私的成功」についての三つの習慣が完結します。

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#習慣のタイトルがちょい違うのは、今年新しく出た新約版↑だからです。

第一の習慣:あなたはプログラマーだ 自分のあり方は自分で決める。
第二の習慣:プログラムを書く 知的創造 リーダーシップ どんな自分でありたい?
第三の習慣:プログラムを実行 物的創造 マネージメント ↑ をどう実現するか。

自分のあり方は自分で決めると決意し、どんな自分でありたいかを描いて来ましたが、
それを具体的に実現するのが本章です。

継続的な成功をもたらすのは、ほとんどの場合、劇的で単発的な行動ではないということが分かるはずだ。

という原則に基づき、日々、自分を効果的にマネージメントする手法を教えてくれます。
この章はこの本で最も「ハウ・ツー」的な章でもありますね。

まずは「時間管理のマトリックス」と「時間管理のツール(スケジュール帳)」
を使って、ミッション等に基づいた重要事項に基づき、自分を管理することを学びます。

また、他人に仕事を任せることで、より多くの結果を得ることについても学びます。

 

■ 時間管理のマトリックス

もし、常日頃から行っていれば、あなたの私生活の室、仕事の業績、または結果を著しく向上させる活動がそれぞれひとつずつあるとすれうなら、それは何だろうか。

という問いかけから始まる本章では、マトリックスの中の「緊急ではないけれど重要」
な、第二領域に集中するためのスケジュール管理を提案します。

ryoiki

しばしば、クレーム処理、締切のある仕事、病気や事故、危険や災害、家事・・
そういったものをこなすだけで一日が終わってしまう。
つまり、第一領域に追いかけられるだけの毎日では、
いつの間にか「間違ったジャングルでひたすら下草を刈っている」状態になりかねない。

しかし、

大きな成果を出す人は、問題(第一領域)に集中しているのではなく、機会(第二領域)に集中している。
問題の根っこ(第二領域)に働きかけているのであり、問題が発生(第一領域)する以前に、それを防ぐ活動を実施しているからである。

つまり、

自分の能力や仕事の効率を上げる、予防保全、準備等の第二領域に集中することで、
緊急事態を未然に防ぎ、締切には余裕を持って対応し、
効率的に業務を終らせることができるから、
必然的に第一領域のアイテムが減り、効果性は劇的に向上することになる。

もし、第一領域の事ばかりに振り回されてしまい、
大切なことに手をつけられない毎日を送っているならば、
自分自身の優先順位が、深く心と頭に植え付けられていないということであり、
それは、第二の習慣が真の意味で実行できていないということ。

第二の習慣を改めて実行しつつ、第二領域を優先する時間管理のツールを導入すれば良い。
ということで、はい、そのツールを詳しく説明してくれています。

 

■ 第二領域を優先する時間管理のツール

特徴
・一貫性(全てが自分のミッション・目標に繋がる)
・バランス(仕事等に偏らせず、全ての役割のバランスを取る)
・第二領域への集中(週単位の計画で優先課題をスケジュールに入れる)
・人間重視(スケジュール通りにできなくても落ち込まず、重要なことを優先)
・柔軟性(ツールはあなたの主人ではなく、あなたの下僕)
・携帯性

専用の手帳が販売されてます。

そして、計画のプロセスは以下4つです。

1. 役割の定義をする 例えば櫻田なら、
妻として
友人として
娘として
長男の嫁として
アイドルオタとして
ブロガーとして

2. 目標設定
それぞれ役割において目標を設定する。

3. スケジュール化
役割別の目標を1週間のスケジュールに書き込んでいく。

4. 日々の対応
原則に忠実・スケジュールに柔軟

この時間管理のツールを使う事で、日々の活動を第二領域に集中させることができ、
それが、あなたの生活にどれほど劇的な影響を及ぼすかを感じることができると!

これまでは、自分を管理して来ましたが、何かを達成するには、
自分でやる意外にも、他の人に任せるという方法で、
結果という出力にレバレッジをかけることができるので、その方法の説明。

 

■ デレゲーション(他の人に任せる)

組織において、家庭という組織においても、全てを自分でやるのではなく、
デレゲーションすることで結果をレバレッジできる。

時間を投入して自分で実行する場合「能率」重視
ほかの人に任せる場合「効果」重視

2種類のデレゲーション
1)使い走りのデレゲーション 手段を管理(ここでこれしてあれしてこうしろ)
2)完全なデレゲーション 結果に責任を持たせる(手段は問わない・やり方は任せる)
その場合、以下のものを確認することが大切
・望む結果(出すべき結果の明確な相互理解)
・ガイドライン(この手段だけは使ってはいけない・これは危険)
・使える資源(活用できる資源の範囲を明確にする)
・責任に対する報告(評価の基準と報告のタイミングを決める)
・履行(不履行)の結果(賞罰)

信頼は人間にとって究極の動機づけである。
完全なデレゲーションには時間と忍耐が必要←誰もが自分でやることを選んでしまう


櫻田もめちゃめちゃデレゲーションが苦手です。外注も苦手。
全部自分で、自分の思う通りにやりたい。睡眠や休暇を削ってでも・・・
でも、そうすると自分の生産性も落ちちゃうし、大きく成長できない、成果も小さい。

コヴィー先生は、他人や環境に依存した状態から自立することを第一のステップとし、
さらにそこから、適切な相互依存をすることが大切だと仰ってます。
櫻田、苦手意識をなくすべく、次章以降読み進めて行きたいと思います。


ということで、お次は第四の習慣 「Win-Winを考える」 です。
自立から相互依存へ、一歩踏み出します。

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