「7つの習慣」2 第一の習慣:主体性を発揮する

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主体的に行動しなさい・・・と学校の先生に言われたことを思い出しますが、
それは自分で考えて行動しなさい、位の意味だったと思います。

コヴィー先生の言う主体性は、もう一歩踏み込んだ概念で、
そして、7つの習慣のベースとなる大切な習慣です。

■ 主体性を発揮するとは

自分の言動に責任を持ち、自分が変わることで、相手・影響・状況を変えて行くこと。

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。(自己責任の原則)

例えば)
遺伝子的決定論・遺伝だからしょうがない
心理学的決定論・両親の育て方が悪いのだからしょうがない
環境的決定論・会社のせい、国のせいだからしょうがない

人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。反応を選択する力がある。

言い換えると)
・あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない。
・人が深い傷を受けるのは、他人の行動によるものではないし、
 ましてや自分の間違いによるものでもない。
 それにどう反応するかによって傷を受けるのだ。

■ 主体性を発揮するために〜反応的ではなく主体的であれ!

人や環境に言動をコントロールされている=反応的
・しなくてはならない
・どうしようもない
・○○さえ持っていれば
(決定論的パラダイム。責任の転嫁)

自分の価値観に基づき行動する=主体的
・そうすることに決めた
・代替案を考えてみよう
・○○になる!
(主体背の発揮。責任を引き受ける)

反応的な言葉を使う人は、より、反応的なパラダイムを強く持ってしまう。
だから、主体的な言葉を使おう。

そして、率先して行動することにより、作用されるのではなく、
作用する主体として、仕事や問題に取り組もう。

■ 主体性を発揮するために〜影響の輪を広げる

すべての問題は影響できる。
=どうしようもない、のではなく、解決の第一歩は自分にある。
インサイドアウト!内から外へ!

直接的にコントロールできる問題→習慣を変える
間接的にコントロールできる問題→影響を及ぼす方法を変える
全くコントロールできない問題→自分の態度を変える

自分のあり方を変えることにより、
自分の外にあるものをプラス方向に転換させることができる。

結婚生活に問題を抱えている夫婦の例がとても印象的でした。
 相手の欠点を延々と指摘する。
 =自分を責任がない無力な被害者に仕立て、自らの行動をする力を放棄している。
 →相手を正そうとすることをやめ、自らの欠点を取り除くことに働きかけてみる。

反応的ではなく、主体的に行動することで問題を解決すべし、と。
何か不満に思ったら、これを思い出そう。
そして、2人の間にもう愛はない・・・という夫に対するコヴィー先生のアドバイス!

もう愛する気持ちを失ってしまったのなら、愛すればいい。
(だからもう、愛する気持ちはないんだってば・・とブーブー言う男性)
愛は動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果に過ぎない。
相手を許し、いたわり、理解し、感謝し、肯定してみてはいかがですか?

愛は動詞である!名言ですわな、メモメモ。

■ 人格を鍛える=自分に主導権を取り戻し主体性を育てる

・約束をし、それを守ること
・目標を設定し、それを達成するために働くこと

自他に対して約束をし、それを守ることで少しずつ私たちの誠実さと自尊心が、
その折々の感情よりも大きな意味と力を持つようになる。

早起きをする、11時以降はPCを開かない、
そんなちょっとした自分との約束をきっちり守って行くことが、
自分を強くして行くんだよね・・・・

ふと、ブログに書いたこんな言葉を思い出しました。

「毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる。」

毛穴、カウンセリングを受ける。
https://keananobaka.com/blog-entry-362.html

ここに出てる3年前の櫻田さん、相当「反応的」です。
自分の人生はバッハ君如何で決まるのであり、自分ではどうしようもない、
と思っているかのような発言をしています。もう典型的な反応人間。

最後の方にカウンセラーさんからの質問から、
それが間違っていることに気づかされます。

「問題は自分自身奥深くにあるし、自分の悪い思考回路を治さなければ。」

で、まあ、冒頭の、自分を小さく律する事・・となっていました。あぁ、恥ずかしっ!
でも、こうやって良い事も悪い事も記録が残っているというのも、面白いものです。

ということで激しく脱線しましたが「主体性を発揮する」でした。
次回は「目的を持って始める」です。

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