イギリスEU離脱ニュースの個人的な感想★かほりさん来日!

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かほりさん、

ノッティンガムから、イギリスのリアルな状況を伝えて下さってありがとうございます!

イギリスEU離脱は遠い国の出来事感があります

さて、日本での私の個人的な感覚ですが・・・

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flickr:photo by [(Mick Baker)rooster]

連日のイギリスEU離脱報道が日本でも続いていますが、少し落ち着いて来ました。正直、日本から遠い国の、あまり関わりのないニュース、という感覚があるように思います。

円高ですら「個人輸入がお買い得♪」「海外旅行が安く済むかも☆」という自分のレベルでは、今回の件も「わーびっくりした。どうなっちゃうの? 仲良くした方が良さそうなのに。」という、激しくのほほんとした感想を持ったのが正直な所です。

特に、株式やFX等、金融商品を持っていない、経済への興味がそれ程ない場合「自分への影響」というのが想像しにくく、ニュースでは「衝撃」「震撼」という言葉が踊るものの、何か実感がない。


#Walkersのショートブレッドが大好きです!←やっぱりのほほん

ちなみに、かほりさんから送って頂いた記事を読みつつ、「投資」を始めたら、もっと興味を持てそうだなーと思っています。面白そうです。

豊島逸夫の手帖(ソロス氏が売ったのはドイツ銀株)
#この方の記事が面白いので、ブックマークして追ってみます!
#リンク先の記事のパネルのようなスタイルが、日本のニュース番組の解説の定番になってます。

「理」の残留派が「情」の離脱派に負けた必然

かほりさんにご紹介頂いたこの記事が、Brexitの是非を抜きにして、印象的でした。

「理」の残留派が「情」の離脱派に負けた必然〜離脱派は巧妙な人心掌握術を駆使していた〜
岡本 純子 :コミュニケーションストラテジスト

「想像できない恐怖と想像できる恐怖」
残留派のシナリオは「起こるかもしれない仮定の話」、離脱派のシナリオは「もう今現在身近で起こっている話」なのだ。ひたひたと迫ってくる恐怖の方がはるかに強烈だ。

お茶の間系ニュース番組では、日本への生活への影響は!?という特集が組まれていましたが、それも「想像、実感できる影響」ではないように感じました。
参考まで:<英EU離脱>日本の私たちの生活への影響は(毎日新聞)

「円高・株安」でアベノミクス窮地に!年金が運用難!という見出しが踊りますが、それはもうBrexit以前から耳タコネタで・・・1ドル99円はびっくりしましたが。

人に「共感」を求め「煽動」したいならば、大変参考にした事例ですね。

「どんな「ファクト」も「ストーリー」や「イメージ」には勝てない」
というのは、選挙や営業トーク、自分のブログや芸能人の人気まで、あらゆることに当てはまる真理だなと思いました。こちらも合わせて手帳にメモりました!

でも、そのストーリーやイメージがファクトに基づいていないものだったら・・・やはり国民投票の再実施はあるのでしょうか?

公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も(毎日新聞)
EU離脱を覆す「まさかの再国民投票」の現実味〜今は英国の事業を拙速に動かしてはならない〜(東洋経済Online)

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flickr:photo by [Ed Everett]

階級社会・格差社会

今回、字面でしか知らなかった、イギリスの階級意識や、大英帝国というプライドの大きさ重さを知る機会になりました。また、頻発するフランスのストや、各国のEUに対する感情をBrexit絡みでニュースで聞くにつけ「格差」の対立構造に何か良く分からない不安を感じました。「良く分からない不安」、って、社会心理としてはすごく良くなさそう・・・さらに不安。

話は飛びますが、知り合いのアメリカ人(記者)に、次期大統領はどちらか尋ねたら「どう考えてもヒラリーだろ。トランプなんてあり得ない。」と即答されましたが、イギリスの件でも「どう考えても残留だろ。離脱なんてあり得ない。」と日本の知識階級は言ってたように思うと、なんだか怖い気がします(私はトランプ不支持なので)

ブレグジットがトランプの追い風にならない理由
(ニューズウィーク: 冷泉彰彦コラム)
#アメリカは格差社会。イギリスは階級社会。で対立構造は全く異なるとう話です。

日本で売れに売れてブームになった、ピケティの「21世紀の資本」でもテーマは格差。
#読んでませんが(笑)

国と国やイデオロギーとイデオロギーではなくて「格差」をベースにした対立構造で戦いが起きる世の中にでもなっちゃうんでしょうか・・・日本はアメリカ程格差社会ではないと感じていて、なかなか実感を伴うことがないのですが。

また、今回離脱派の論点になった「移民問題」も、難民や移民受け入れに積極的ではない日本からはなかなか想像し難いです。(夫は実感あるよ、と言っていました)また、人口減少対策の一環としても、移民受入が検討されていますが、こういった事例があると「受け入れない方がいいのかな・・」という風潮が、さらに高まりそうです。

でも「想像し難い」「実感がない」と言ってるばかりじゃダメですよね。

この出来事が今後世界にどんな波紋を広げるのか、どう歴史に記されるのか、あまり政治に興味を持っていなかった私ですが、イギリス在住のかほりさんが、リアルな言葉と共に沢山の情報を送って下さって、改めて興味を持つことができました。

かほり先生、ありがとうございます!

で・・・・

かほりさん、日本にいらっしゃるんですね!!!!!

こんなに早くお会い出来る日が来るとは思っていませんでした。嬉しいです!話したいことが沢山あるので、今からリストアップして(笑)待ち構えておりますね。

お話ししたことなど、記事にさせて頂ければと思います。では、詳細はまた後ほど!

こずえ

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