週末実家でのんびりした話

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週末はちょっと実家に帰っていました。

42歳になるまで、両親からしてもらったことを数えたら・・・って、してもらったことすら気付いていないことばかりなんだろうな・・・。

旅行や食事は行きたくないと言う両親だけど、何をお返しできるだろう・・・と、とりあえずいつも通りお菓子やらお寿司やら何やら買い込んで実家へ。

介護が始まったら、そんな悠長なことも言っていられなくなるかな、なんて思いつつ。

実家で洗い物をしようとして、指輪を外そうと思ったけれど抜けなくて、

櫻:もう、節が太くてやんなっちゃうのー。

と言ったら、

母:あらじゃあ、私と比べてみなさいよ。

と、手を並べて来た。

母:でもねーお父さんと比べると、私のって白魚のようだわーって思うの(笑) ほら見なさいよ、あんたの手、すごくキレイに見えるでしょ。いいわねー若くて〜。

69歳が42歳になろうとする娘に言って笑う。

櫻:あ、ほんとだ、私の手、すごくキレイに見えて来た!ありがとう!(笑)

母と血管のでかたがそっくりだし、親指の付き方が父とそっくりだとエレクトーンの先生に言われた事を思い出したりしつつ、あぁ私は二人の娘なんだな、としみじみ思う。

若い頃、汚毛穴は遺伝だと恨んだこともあったけど、それは私の宝物となったので、やっぱり感謝しかないな。

母:洗い物なんていいわよー、ゆっくりしてなさい。

父はニコニコ笑っていて、実家は愛おしい程のおだやかさ。

買って来たケーキやら何やらつまみながら、錦織君が、稀勢の里が、とか、スポーツ観戦好きな両親と、たわいもないことを話して過ごしました。

こんまりさんが、自分の家をスッキリ片付けて必要なものだけを残すことができても、実家に「捨てられないもの」を沢山とって置いてある状態じゃだめよ、と仰っていたのを思い出し、実家に少し残っていた本や細々したものを片付けてきました第二弾。

実家も断捨離して来た

段ボール3箱分くらい捨てたかな。これは古本屋さん行き。

#ちなみに両親は共に活字が好きで本が多いのですが、本を捨てるときはいつも廃品回収に出していたそう。ブックオフを紹介して引き取ってもらったところ、買取額が1万円を越えたらしく、めちゃめちゃ感謝されました。
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学校の記念アルバムとか、写真とか、手紙とか、手をつけたらエンドレスになりそうなものは、また次の機会。でも、ようやく段ボール一個分くらいにはなったかな。

父:なんだか娘を嫁に送り出すみたいでさみしいな。。

母:何言ってんのよ、この前ようやく嫁に出したばかりじゃない。帰って来たら困りますから!あんた(櫻田の方を向いて)、そういう予定ないわよね?

櫻田家らしいやりとり。

なんだか、荷物は全部引き上げない方がいいのかなって、思いました。

特に母は、面倒ねぇーと言いながら、何かをしてあげる、教える、頼られる方が、何かをしてもらうことよりも、嬉しく思っているように感じます。

アトピー用のゴム手袋を買っていてくれたり、靴下や何やら持たせてくれて、あれは大丈夫か、これは大丈夫かと心配してくれる両親。

42歳を越えても、まだまだしてもらうことばかりなのかもしれない。

勝手に生えてくるのよ、困っちゃうわよねーと言いながら、きちんとハンギングされているクリサンセマムノースポール。

庭のオリヅルランを指差して、

櫻:あれって小学3,4年生の時に担任の先生に分けてもらったオリヅルラン?

母:そうよー、もう、増えちゃって大変なんだからー。

おぉ、30年ものか。

植物も動物も、何でも受け入れて世話を惜しまない母。

あ、水やりは父の仕事みたいです。

お会いする方が時折気にかけてくださるんです、おばあちゃんは元気?って。

いろいろあって、今は岡山に行くな令が発令されているので、しばらくは行けないのですが。

おばあちゃん、虫歯ができたけど、歯医者に行かないってダダこねていたらしいんですが(笑)、それくらい、元気だそうです。

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