北根室ランチウェイを女一人で歩く.1★北海道東にある71.4kmの歩道を歩きたい!

北海道は北根室に、「牧場や山や道路を突っ切る71.4kmの歩道」があると聞いて、どうしても行きたくなって、ちょっと前に女一人で行って来た櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

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バックパックの歩く旅もいい。何日も温泉に泊まって歩きまくるのもいい。歩くのが飽きたら牛と戯れてもいい。

丘の上で満天の星を眺めるのもいい。飛行機を降りたら、その足で歩きだしてもいい。

健康ウォークでもなく山登りでもない、ぶらぶらおしゃべりをしながら歩く旅の楽しみは、歩き出してみて初めて分かる体験です。 それぞれが、この道を歩いて、新しい歩く旅のスタイルを見つけてください。

北根室ランチウェイオフィシャルサイトより

歩いた距離や標高を競うのでもなく、完走することが絶対なのでもない・・・そんなコンセプトにもとても惹かれて。

あ、最初に言っておきますが、全部歩いていません。

北根室ランチウェイとは

北海道北根室は中標津にある「牧場や山や道路を突っ切る71.4kmの歩道」です。何それ歩いてみたい!

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ランチウェイオフィシャルサイトより

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フルマラソンよりだいぶ長いし、山道だったり舗装されてない道だったりと難関も多く、天候も晴れとは限らず、普通の人は1日では歩ききれません。2泊〜3泊で歩いたり、部分的に歩くのが一般的のようです。

オフィシャルサイト:全ステージ71.4km を完歩するための情報
オフィシャルパンフレットのPDFファイル「北根室ランチウェイの歩き方」はこちらから

で、非常に人口密度が低いエリアにありまして、ビジネスホテルや旅館がポンポンと都合よくある訳ではなく、民宿やキャンプ場、牧場や山小屋などの施設をギリギリ泊まり歩く感じです。

これは牧場にある宿泊施設の一つ。かわいいーーっ!

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北根室ランチウェイは、佐伯農場のロックなボスが作った

佐伯農場オフィシャルサイト

佐伯農場の佐伯さんが中心となって、8年かけて作られました。(6年と書いているサイトもある)

「こんな長い道誰も歩きに来ない」と言われながら、大自然と格闘しながら、地権者との交渉に(きっと)難儀しながらも、不屈の精神で作り上げた佐伯さんカッコ良過ぎる!

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アーティストを支援する活動なども昔からされているし、もう、お話ししていても、パワフルでロックで、父とそれ程年齢が変わらないなんて信じられないくらい、エネルギッシュな方でした。惚れるぞ危険。

ランチウェイの通行には特にお金はかかりません。宿泊にお金が掛かりますが、佐伯牧場に泊まらなければ、佐伯さんには一銭のお金も入りません。多分。

しかし、ランチウェイのメンテナンスや諸々、お金や労力がたっぷりかかっていると思うのです。それを楽しそうに活き活きと活動されている。

そんな佐伯さんカッコいい!すごい!と思ったら、是非、歩きに行ってみて下さい。

佐伯さんのインタビューや紹介などはこちらから
・SHIMICOM「北の大地を歩く旅
・Tokyo FM 「北の大地にロングトレイルを切り開いた男性をリサーチせよ
・パノラマ写真風土記「ロングトレイル・北根室ランチウェイ提唱者の佐伯農場当主佐伯雅視氏

>ランチウェイを始めた2006年頃からの5年間はほとんど歩く人はいなかったそうである。

周りからの視線も厳しかったのだろうな・・・櫻田なら心が折れていじけてフテ寝してるな。やっぱり佐伯さんクール!

アート作品が随所にある佐伯農場内。倉庫を改装したギャラリーもありました。

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歩き出す前に先達のレポートを読んで備えよう!

行くぞーっ!と決めてみたものの、アウトドアなんて全く縁遠い櫻田は、何から初めていいのか分からない。

ということで、先達のレポートを読みまくりました。

・寅年B型一人っ子「北根室ランチウェイ1日目
・アウトドアの扉「1.北根室ランチウェイを歩くー北の大地へー
北根室ランチウェイ(71.4km)・2泊3日踏破
★マン喫通信〜北根室ランチウェイの旅紀行(第1回)
★マン喫通信〜北根室ランチウェイの旅紀行(最終回)
・からあげ隊長の日記「北根室ランチウェイ~中標津からレストラン牧舎

皆さまのレポートを読むと、登山やトレッキングとしては、アモン山手前までなら軽装で大丈夫そう。装備についてはまた記事にさせて頂きますね。

その他、トレイルランツアーが組まれたり、
・【FunTrails】第3回北根室ランチウェイロングトレイルランツアー

ツアー会社が有料でツアーを組んでたり、
・アルプスエンタープライズ「北根室ランチウェイ

真冬にスノーシューで歩くこともできたり、
スノーシューで歩く白銀の世界!冬の北根室ランチウェイ

調べれば調べる程、魅力的な北根室ランチウェイ。これは行かねばならぬ。

櫻田が歩いたコースはこれだ!

最大の難関は「無人山小屋」。水もないし人もいない。ここに泊まらずに歩き切るには、34.3kmを1日で歩き切れば良いのですが、何せ平地ではなく山登り的な部分もあるし、初心者だし、雨が降らないとも限らないし不安だし。
(有料で車による回送サービスを利用すれば可能です)

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夫に「無人山小屋に一人で泊まるのだけはやめてくれ。」と言われ、日程の都合もあり、断念して途中で折り返すことにしました。佐伯農場には絶対に泊まりたくて、連泊。

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0日目:羽田→中標津空港午後着 雨で民宿地平線までタクシー
1日目:民宿地平線ー開陽台ー佐伯農場12km 4時間
2日目:佐伯農場ー養老牛温泉ーモアン山15kmを往復  8時間
3日目:佐伯農場ー開陽台ー民宿地平線 12km  4時間
4日目:民宿地平線ー中標津空港ー中標津町交通センター 14km 4時間
中標津町交通センターー中標津空港までバス→羽田

4泊してのんびり68km歩きました。モアン山の先の方が厳しい道が多いし、大してハードではなかったのですが、素晴らしい体験でした。その行程をレポートさせて頂きます。

ちなみに、夫のバッハ君と一緒に、いつか全行程歩きたいと思っています。

羽田から中標津空港は1時間40分 空港から歩き出せる!

おニューのトレッキングシューズとリュックで、いざ羽田から飛び立ちました。いや、めちゃくちゃビギナーなので心配で心配でドキドキしてました。

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景気付けにそら弁。なかなか高かった記憶が。

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おーーーーイラスト通りに豪華★

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お腹いっぱいでうとうとしているとあっという間に(1時間40分)で雨の中標津空港に到着。雨かい・・・それも結構激しく。

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ランチウェイのスタートは中標津町交通センターですが、その数キロ先の中標津空港がルート上にあるので、空港を降りたらすぐ歩き始めることができます。

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でも、やっぱりスタートから歩きたいので、交通センターまで戻って歩く予定でしたが・・・雨。

もう午後2時過ぎていて、待っていても止まなそうだし、合羽を着て歩くほどの気概もなく、タクシーでその日の宿泊予定地、民宿地平線へ。

優しいご主人と、明るい奥様が出迎えて下さいました。

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この民宿が素晴らしかった・・・と、民宿地平線のレポートは次回。