「過剰な二人」林真理子&見城徹★櫻田も過剰です

林真理子さんが書く女の「妬み僻み孤独」が大好きな、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
今度、藤堂志津子さんが書くそれと比べてみたい・・・。

さて、今回はふと図書館で出会った本。思わず全部一気に読んでしましました。
最後の「とてつもない人生バイブル」というのは、編集者さんがこの偉大なお二人というか、幻冬舎の設立者である見城さんにゴマすって付けた感がしないでもないですが、つまり自己啓発本っぽい仕上がりです。よし、努力しよう、運命は自分で切り開いて行こっ!と思えます。

そういう本はいくらでもあるのですが、今回何に心動かされたかと言うと、自分の中に小さなマリコ先生を見いだしたからです←おこがまし過ぎてびっくり

過剰、そうなのよこの過剰なエネルギーはなんなのよ!

この本に惹かれたのはとにかくタイトルの「過剰」という言葉。ブレイクし始めた頃、初めて林真理子さんを見た見城さんが彼女を表してこう言います。

折り合いのつかない過剰さを抱えた女

だからこそ面白いと感じたそうですが、はーいはーい、私も過剰さ持ってまーす。
さらに、強烈な自己顕示欲と自己嫌悪を併せ持ってると表現されていましたが、
はーいはーい、私も自己嫌悪と自己顕示欲、劣等感とプライド、持ちまくりです!

私も直木賞作家になれますか?←なれません

これだけだったら何も感想文書くまでには至らなかったのですが、このフレーズが超衝撃的でした。

自己顕示欲と自己嫌悪の間を揺れ動くから風と熱が起きる

「自己顕示欲と自己嫌悪の間を揺れ動くから風と熱が起きる」

今までその自己顕示欲と自己嫌悪っていう、両極端なものを内に抱えているのは、すごく悪いものだと思っていて、だから、その間の「分相応」「普通一般的」そんなところに着地したい、そういう「バランスが取れた人」「落ち着きがある人」に憧れていました。だってなんだか面倒くさそうな人でしょ(笑)

でも、林真理子さんは直木賞作家になる!と見城さんが見抜いたのは、その両極端の性質が発生させるエネルギーゆえなんだと思ったら、アンバランスな両極端さを持ち合わせていることは悪いことじゃないんだと思えて、それは私にとって世紀の大発見くらいに思えまして。

ちなみに、算命学の佳子先生に教えて頂いた「偏った生き方をするとよい」ということにも繋がって行きます。バランスを取ることが、必ずしも正しいとは限らないんですね。その人なりのバランスがある。

過剰なエネルギーをコントロールできない

ちなみに、ここ最近悩んでいたのが「自分の過剰なエネルギーをコントロールできないんだが」ということ。
過剰なエネルギーを持て余してしまい、制御できない。リラックスしているとムズムズしてしまって、企画を考えたりブログを書いたりしてしまう。体力が続かなくなると、スイッチオフしたように、パタリと寝る。刺激を常に自己生成し、いつも戦闘態勢で交感神経バリバリ。突然道路に飛び出してしまう子供のようだと、自分で思っていました。自分が過剰で心が疲れる。

それが、ブログを書き続ける大きな大きな原動力になっているのだけれど、もうそれだったら、プライドと自己顕示欲だけで突っ走れたら楽そうなのに(そんなヤツやだけど)、なぜ劣等感と自己嫌悪が付いてまわるんだろう・・・ぐるじぃー。

って、思ってたら、そうか、自己顕示欲だけじゃなくて、自己嫌悪があるからこそ、櫻田を櫻田たらしめるエネルギーが生まれているんだ、そして、その両者のその開きが大きい程、エネルギーも大きいんだ、と思ったら、なんだかすっかりその持て余しにポジティブになれてしまいました。別に何も解決していないのに。



さて、本の内容に戻りますと、基本的には見城さんのパートの、林真理子さん評や、小説とはなんぞや、ひとたらし術、なお話が面白いのですが(彼の著書が始めてだったのもあり新鮮で、林さんは野心のすすめっぽいのが多かったからかも)、林真理子さんの、

運命とは意志

という言葉もメモメモでした。他の自己啓発本にも書いてありそうなことですが、ご本人の事例と共に語られる説明が激しく納得で。「ポジティブな友人(を選んで相談し)に励ましてもらうことも、自分で運をコントロールしていること。」というのも、すごくあるある。背中を押してもらいたい時は、そういう友達を選んで相談するし、冷静に引き留めて欲しいときは、そういう友達を無意識で選んでいる。こうしたい!という意志が強ければ、知らぬ間に自分で自分の運命を方向づけているもの、というのはすごく理解できる。だからやっぱり、思考は現実化するんだと思うし。また、

「身の程」は知らない方が間違いなく得るものは大きい。

勘違いは人にバカにされるだろうが、その人を成長させると思っています←櫻田そのもの あまりに実現と離れた自己認識を持つことは自分を苦しめることにもなるけれど、これもそのギャップが大きい程、エネルギーの源泉になるので、風も吹き熱も生まれる。

40歳を超えてそろそろ落ち着け!と思う時もあったけど、いやいやまだまだ、櫻田はアンバランスなまま行きます!