身体全体で弾く★大人のチェロレッスン25回目

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チェロをサボっているわけではない!と、
焦って3週間振りのチェロレッスン記事を書いております、
櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!いや、夏休み少しサボりました・・・。

レッスンレポを1回サボったのと、夏休み、普通のお休み週とあり、
更新がご無沙汰になってしまいました。

レポを1回サボったのは、他でもない「壁にぶつかっていて書く気が起きず・・」
という状況だった、ということは否定できません。

いやぁ、なかなか上手くなりませんねぇ・・・。
いや、少しずつ上手になっているんだけど、すぐ別の壁が現れちゃうから、
実感できないだけだよ、と自分を慰めつつ。

■ なめらかに音を続けて出すことができない

今回何の壁にぶつかっていたかというと、
大きく言えば「なめらかに弾けない」ということです。

・必死に音を出そうとする右手は、手首が固くなり、弓をぎゅっと押さえてしまう。

本当は、弓を弦に任せるようにして、
手首を緩め、肩から肘辺りの腕全体、更には脇で・・・

PDFファイルです:http://giappone-etrusco.rejec.net/Cello_BowingTip1.pdf

手で弾いている感じなので、音は固く、アップからダウン、ダウンからアップの音が、
なめらかに続かず、ぎっ、ぎっ、と途切れてしまう。

・必死に弦をおさえようとする左手は、力が入り過ぎてしまう。

特に親指の「動いちゃいけない」という意識が強く、親指側から強く押してしまう。
本当は、上から指板にぶら下がるような感覚でなければいけないのに、

そして、本来は真上から叩き落とす感じで、Cの形で、最少の面積で弦を押さえるべきなのに、
ベタッと潰れた形で、つまむようになってしまうのが、どーしても直らない!

cello201504231cello201504232

なので、指を素早く的確な位置に落とせなくて、特に移弦の際に余計な音が出てしまう。
ゆえに、全くなめらかに音が繋がらないし、
「左手でも歌って下さい」という先生のアドバイスにも応えられない。。。
また、横から弦をひっぱったり押したりしてしまっていることも、指摘されました。
上から叩き落とすのよー!

とにかく音を出そう、曲を弾こう、と思って焦ってしまうと、
右手も左手も、極端に指先に力が入って、どうにか力技で・・・となってしまう。
リラックス、こずえ、リラックスよっ・・・・。

こういうことだと思うんですよね・・。

大人になって始めた人は、子供のときからやっている人よりも上達が遅いとはよく聞きます。それは俗に「頭が固く」なっているためですが、では、その「頭が固い」状態とはどういう状態なのかと言えば、何でも過去の経験を応用することで乗り越えようとし、新しいものを「新しい」として受け付けない状態のことをです。このような状態は、「意識的に新しいものを新しいと認識する」ことで、かなり改善します。自分の脳の思い込みを自分で解ける人は、大人になってからチェロを始めたと言っても、決して上達のスピードが子供に比べて劣るということは無いと思います。
PDFファイルです:http://giappone-etrusco.rejec.net/Cello_BowHold1.pdfより

いろいろ思い込みの多い人だから。。。イタタタ・・・。

・さらに、左手のポジションチェンジがスムーズに行かない

次の課題曲では左手の移動が入って来ます。
ぎゅっと握っていると、スムーズに左手が動かせません。
何度やってもできないので、もう、左手だけ動かすことから始めて・・・。
さらに、

先生:手を動かすというより、腕全体を動かす動作に、手が付いて行く感じ

それも、腕全体が、直線ではなく、緩やかなカーブを描くような感じで、
ポジションを移動させて行くのだそうで・・・もう、頭が大パニック(笑)

そう、それは右手だって一緒で、指だけ、手だけ、腕だけじゃダメ。
身体全体で弾くようなイメージが、チェロは本当に大切なんだなと実感中です。

課題曲を早く弾けるようになりたい!という気持ちもあるのですが、
こういった基本的な部分を、ちょいと納得行くまで、練習曲を中心にやって、
そしてまた課題曲に戻る・・・やはりしっかり練習時間が必要ですね!

・1. Long Long Ago 合格
・2. May Time 合格

でしたが、May Timeは、
「ブランコに乗っているように」「リズムを感じる」ようには弾けませんでした・・・。
若干の消化不良を感じつつ、次で頑張ります!

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