チェロは全身運動&満身創痍★大人のチェロレッスン16回目

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40歳でチェロを習い始め、先日も張り切ってチェロレッスンに行って参りました、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

先生がちょいイケメンなので、テンションも上がります。

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■ 今回は合格はなしっ!移弦がダメッ!

もう長い間弾いているEtude。
そろそろ合格でもいいんじゃない先生〜♪ なんて軽く考えていたけれど、
「音が汚い」点については両者共に合意し(笑)、AはいいけどBはやり直しに。

なぜ音が汚いかというと、練習が足りないから、初心者だから、全レベル低いから(笑)
ですが、今回の学習ポイントとしては「移弦がきちんとできていないから」ということで。
こう、全体の進歩のうち、特に悪い部分を拾って下さる訳です。

チェロの演奏をYoutubeで見ると、肘の位置が移弦と共に明確に変わっているんですが、
まずそれがあんまり変わっていない。

これは必至で変えてるの図。
celloigen1

さらに、一つの音を弾いて、よっこらしょ、と肘を上げ下げするから、
それでは次の音に移弦が間に合わず、
正しい位置に弓が行く前に弦をこすってしまい、
そうすると、移弦する前の弦にカスってしまって、ヘンな音が出る上に、
次の弦をきちんと掴む前に、ヘボい音を出してしまう・・・

ちなみに、今回改めて教わった(教わったのに忘れてただけ)正しい弓の位置。
celloigen2
両隣の弦との距離が一定になる角度だそう。
ちなみに両端の弦は、隣の弦に触れない位と、アンニュイ。
櫻田は前の弦をカスってしまうのがいやで、つい、大きな角度を付けてしまう。

さらに、

移弦するちょっと前に肘を落とし(上げ)始めて、
移弦の時に肘に引っ張られてバシッと弓の位置が変わる感じ。

って、言葉では簡単に言うけどさっ!
はい、練習練習。

でも、5分弾き続けるだけで痛かった右手親指も、
10分弾けば「もう押さえられません」だった左手指も、
30分くらい連続で練習できるようになっていた、ふと気づけば。

だから、きっと左手の親指の痛みも、正しく弾けるようになれば、
なくなるんだろうな~。楽しみ。

■ 移弦は肘の位置で ボーイングは手で~分業で精度UP~

なんだその余計に頭をこんがらがせるような説明わーーーーっ!
と思ったけれど、よく考えてみればとても理路整然としていて、
さらに素晴らしいシステム。
分業することで、それぞれを確実にこなしてもらおうという。

今まで肘のことまで気が回っていなかったのですが、
今回先生に言われるがままに、大げさなまでに肘を上げ下げしてみました。
そうしたら、思いがけず良い音が出たというか、弦を引きずらない音が出てびっくり。

もちろん、左手のことや、ボーイングのこと、弦を当てる位置とかいろいろ考え出し、
さらに速度を上げちゃうとダメなんだけれど、
とりあえずダウンする移弦はしっかりコントロールできるように。
しかし、肘を上げて行く方の移弦は肘の位置があまりぴっと変わってないようで、

先生:はい、練習して来て下さい。

と言い放たれました。。

櫻田:しますよ、練習すればいいんでしょっ!

移弦を手や手首ではなく肘で、っていうのはこういうことなんだって、
実際に自分で弾きながら理解ができて、非常に勉強になりました。
えぇ、あとは意識して練習するのみですが、
左手をCとか、弦と弓の角度とか、意識することがいっぱい過ぎて、もう、もう・・・。

■ 指で指板を強く挟むのではなく、腕の体重を上から掛ける感じ〜弦の押さえ方〜

前回「C」の形で指板を挟むようにと教わった櫻田。
cello201504232
順調に壁にぶつかる★チェロレッスン15回目

慣れないCをやっていたら、親指に力が入り過ぎて攣りそうになると訴えたところ、

先生:折角上から押さえているのに、親指に力を入れて逆の力をかけちゃもったいないでしょ。

櫻田:あ、いい事言うっ!そうですよね・・・。

先生:指でぎゅーっと挟む、んじゃなくて、腕の体重を掛ける感じ。

櫻田:?

先生:指板にぶら下がってる感じ。

あ、あぁ、弦も右腕の重さを弦に伝えるとか、
指板にぶら下がって左腕の重さをかけるとか、
なんか、小さな身体でも大きな楽器から大きな豊かな音が出るように、
全身の力をうまく使って、そしてコントロールできるように考えられているんですね。

チェロすげー!

と、感動しました。その、指板にぶら下がってる感じ、できないけど。
(それはレベル高しなので、まだそこまで気にしなくて良いそうです)

無駄がないというか、非常にシステマチックなんだなーって。
指先手先じゃなくて、全身からパワーを集めて来るっていうのが、スゴイ。
と、改めてチェロのすごさというか、楽器の仕組みに感動しました。

■ 楽しき農夫~暗譜してください~

櫻田:とりあえず詰まり詰まり弾ける感じまでいきました♪

と開き直る櫻田。詰まらないように練習してこいよ。
と、演奏が終わると、

先生:櫻田さん、暗譜して来ましたか?

櫻田:あ、はい、えっと、多分暗譜してます。

先生:じゃあもう一回弾いて貰いましょうか。

と、楽しそうに嬉しそうに、クスクスしながら楽譜を奪う先生。

櫻田:あ”っ、えっと、あ・・・

先生:暗譜したんですよね?

ちょろっと弾いてすぐに続きが弾けなくなる櫻田。うなだれる櫻田。
全然暗譜できていないことくらい、プロが聴けば分かりますよね。

先生:オロオロ弾いてるから、これは暗譜してないなって分かりました。

すみません、暗譜するまで練習してきます・・・・多分。

■ 薄着になって来て新たな問題が発生!〜夏の胸問題からの満身創痍〜

と、チェロに感動したのもつかの間、一つ問題も発生しました。
寒い季節はセーターやパーカーなど、分厚い生地の洋服を着ていました。

cello201504191

しかし、暖かくなって来て薄着になってくると・・・・
Tシャツ一枚とかだと、チェロの角が身体に当たるのが地味に痛い。

そして、先ほどの指板の押さえ方にあったように、指板に体重を乗せるならば、
チェロをしっかり固定=胸で押さえなければならない。

痛い。地味に痛い。

さらに、移弦を派手にやり過ぎたのか、右肩も痛い←多分間違ってるから
さらにさらに、担いでいたチェロを下ろす時にヘマをやらかし、
ヘッドの部分に頭をぶつけてたんこぶができた。
左手の人差し指には、弦を強く押さえることで「チェロだこ」もできている。

ということで、満身創痍(大袈裟)の自称チェリスト櫻田こずえです。頑張ります。

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